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読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

只今、ブータン王国旅行中!

2013-03-30 19:09:19 | 旅のつれづれ
只今、ブータン王国旅行中!

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3年ぶりに春の海外旅行に出ています。
今回はアジアのシャングリラと言われる
ブータン王国への旅です。


2011年に若い国王夫妻が来日されて
ブータンという国の名が広まったが
まだどこにあるか知っている人は少ないだろう。


インドの北に接し、中国に挟まれた国、
ネパールの横と言ったほうが
イメージしやすいかもしれない。




首都ティンプーは標高2100メートルと高地にあり
ガイドブックによると
日本の長野県あたりの気候をイメージすると
分かりやすいと書いてあるが

そうするとこの3月下旬でも結構寒いのだろうか、
いまこうして書いているのは
旅行に行く前、
ツアー会社から日程表が送られてきて
旅の荷物を用意して、パスポートを確認し
旅への期待が高まった旅行二日前、
スーツケースに長袖シャツを
もう一枚入れるかどうかで悩んでいるところ。


ブータンの「地球の歩き方」は2008年版も持っている
今回は最新版を買った、
以前も行きたいと思ったが
いかんせん旅行代金がアジアとは思えない高額で
躊躇していたが
3年ぶりの旅行ということもあり
初めてのブータン王国へ行くことにした。


この日記は旅行前の3月28日に書いているので
まだ自分の目で見て体験したブータンの
印象を書くことは出来ない、
ブータンのネット事情がどんなかも分からないが
出来たらブータンから更新したい。


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書籍「消えゆくものへの怒り/ベッキー・マスターマン著」元FBI捜査官59歳のニューヒロイン登場

2013-03-29 21:26:56 | 読書の時間
書籍「えゆくものへの怒り/ベッキー・マスターマン著」★★★☆
ベッキー・マスターマン著 ,
早川書房、2012/12/7
(507ページ , 1.092円)


<リンク:
>*



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「 あいつがまた帰ってきた!
毎年夏に発生し、若い女性が犠牲になる
「ルート66連続殺人」。
FBIはおとり捜査のスペシャリスト、
ブリジッド・クインの指揮で罠を仕掛ける。
だが作戦は失敗。
おとり役の女性捜査官の失踪で事件は迷宮入りに……
七年後、退職していたブリジッドに、
犯人逮捕の報が入った。だが犯人の自白に疑問が残る。
事件解決への執念を再燃させた彼女は、
再び捜査の前線へ!
元おとり捜査官ブリジッド登場。
期待の新鋭のデビュー作 」
早川書房HPより


河原で石を
拾う老女が男に襲われ
車に連れ込まれ
まさに絶体絶命の状態。
ところが男は思わぬ反撃にあい、
逆に命を落としてしまう。


ここまでの時間にして
30分程度の間に起こった事柄は
一気に語られるわけじゃなく
その間に老女ブリジット・クインの人となりが
次第に明らかになる

彼女は元FBIのおとり女性捜査官で
現在は引退して穏やかな暮らしを
楽しみ始めたばかり、
そんな時、彼女が忘れられない事件の犯人が
逮捕されたと連絡をうける。

本書に老女と書いてあるが
実際は59歳の設定なので
老女とは言えないけれど。


ここから彼女の周囲は
慌ただしく動きはじめ、
現在の担当官の計らいで
逮捕された犯人に接見し、
まだ見つかっていなかった被害者の遺体を発見、
彼女の捜査官としての感が
犯人は別にいると伝えると
彼女はまた自分の天職を
全うするべく、
捜査官として動き始める。



著者はこれがデビュー作という、
冒頭の事件から
過去に戻り、現在を描き
ミステリー好きには堪らない展開で
これからが楽しみだ。


この作品の主人公は引退した女性なので、
次回作あたりはよくても
シリーズにするには
年代設定をミスったかも。



連続殺人犯を許せないという
捜査官としての気持ちと
やっとつかんだ穏やかな生活を
守りたいという気持ち、
いろんな気持ちを抱えつつも
丁寧な捜査で犯人を追い詰めていくあたりは
結末が早く知りたいという
読者の気持ちをよく分かっているなと思った。



犯人が分かってもガッカリしない、
多くのミステリーは
ラストでガッカリなんてザラだ、

それでも時々こしうして新しい才能に出会うと
また新作を手にとってしまうのだ。
次も読みたい。


★100点満点で65点

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映画「愛、アムール」自分の生を生きる

2013-03-28 07:10:29 | ミニシアター系映画
映画「愛、アムール 」★★★★
ジャン=ルイ・トランティニャン、エマニュエル・リヴァ
イザベル・ユペール出演

ミヒャエル・ハネケ監督、
127分、2013年3月9日より全国公開
ロングライド/フランス/ドイツ/オーストリア
(原題/原作:AMOUR)




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第65回カンヌ映画祭の最高賞パルムドールを受賞


「パリ在住の80代の夫婦、
ジョルジュ(ジャン=ルイ・トランティニャン)と
アンヌ(エマニュエル・リヴァ)。
共に音楽教師で、
娘はミュージシャンとして活躍と、
充実した日々を送っていた。
しかしそんな日々は終わろうとしていた」



ガムテープで封印された部屋の
ドアが開けられる
その瞬間、その場にいる人たちは
皆、顔をしかめる
画面には描かれない「臭い」を感じる。

窓を開けて部屋に外の空気を入れる
その部屋で彼らが何を見るのか
見てるこちらはなんとなく分かる・・・、
花びらに囲まれ眠る老女。

場面は変わり、
少し前の老夫婦の様子が描かれる、
愛弟子のピアノコンサートで
華やかな笑顔に知的な会話
バスで帰宅する慎ましい生活。

そして少しずつ妻が壊れていく
老老介護など日本でも
深刻な問題と紹介されていることを想う、
老いていくこと
思うように動かない体
それは仕方ない事だ、当然のことだ。

妻は二度と入院したくないと
夫に宣言し
夫は妻の気持ちを尊重させるべく
自宅で介護を始める。

人生の終末を迎えて
幸せな生き方ってどんなだろう、
自分なりに準備をしていたとしても
それで全てがうまくいくとは限らない。


生きる事って何?

まさに究極の選択であり
もしかしたら自分達は最後に
何も選べないのかもしれない。



とても重く、痛い映画だったけれど
何か、こう、どこかで勇気をくれるというか
そんな映画体験だった。

二人は自分達の生を全うしたんだよね。
静かで怖くもあり
とても穏やかな気持ちになれる映画。


★100点満点で85点


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映画「クラウド・アトラス」3時間の壮大な実験作、映像を堪能したい

2013-03-25 19:09:01 | 大作映画ハリウッド系
映画「クラウド・アトラス 」★★★☆
トム・ハンクス、ハル・ベリー
ジム・ブロードベント、ヒューゴ・ウィーヴィング
ジム・スタージェス、ペ・ドゥナ
ベン・ウィショー、ジェームズ・ダーシー
ジョウ・シュン、キース・デヴィッド
スーザン・サランドン、ヒュー・グラント出演

ラナ・ウォシャウスキー/ トム・ティクヴァ/ アンディ・ウォシャウスキー監督、
172分、2013年3月15日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
(原題/原作:CLOUD ATLAS)





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「予告編から見ようと期待していた作品、
でも一体どんな映画なのかは
予告では全く分からなかった、
ただ奥行きのある映像に魅せられたが、
では見てどうだったかと言えば
やはり全体的な意味は
分からなかったということ」



いくつかのストーリーが
時や場所を変えて展開し
トム・ハンクスやハル・ベリーなどの
主要人物が何役も演じているので
これがまたややこしい、
ちゃんと筋道立って考えようとすると
時空を超えて似た顔が
全く別人物と登場し
見てるこちら側に挑んでくるように。



これだけ散らばった物語も
どこかでひとつに繋がるんだろうな、
そんなふうに心構えをして見ていたが
そんな素振りもなく
だから途中でストーリーを追うことを諦めた、
画面に見える映像だけを見て
その美しさや
ストーリーのかけらを
頭の中で自分なりに再構築したり
とにかく不思議な映画だ。



結局全体として何を言いたかったのか
分からなかったが
3時間弱の映像体験は楽しいものだった。


多くの作家の描く未来像は
ハッピーばかりでなく
そこには貧富の差がより明確で
人々は楽しく生きているようにも思えない、
これは何度も他の映画でも見てきた、
そうするとクリエイターの多くは
未来に悲観的なのか、
起点を現在からとすると
どうも明るい未来は想像しにくいということか、
どこかで「バーン!」と
何か決定的なことでも起こらない限り。



あの「マトリックス」を生み出した監督の
新作に期待していたが
映像的には驚きは無かったな、
それでも何か革新的なものの
“芽”みたいなものは
いくつも見ることは出来た
それはそれで大収穫なのだ。



★100点満点で75点


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書籍「ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~/三上 延著」今度は長編

2013-03-23 19:09:37 | 読書の時間
書籍「ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~/三上 延著」」★★★三上 延著 ,
アスキー・メディアワークス、2013/2/22
(333ページ , 599 円)



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「推理モノとしては
素人っぽいけれど
なんか憎めない作品で
結局4作目も読んでしまった」



古書の知識は深く
本に対する情熱も相当なもの、
普段は人見知りが激しいのに
本を語り出すと饒舌になり
我を忘れてしまう古書店店主の栞子さん


そして彼女に密かに恋するバイトの大輔君
そろそろ恋の展開もありそうだ、
今どきここまでマンガのような
男女がいるだろうかと
リアルさはだから全く感じないが
それが作りものとしては
すんなり笑えるし
なんとかなって欲しいものだと応援したくなる。



シリーズ初の長編もの、
いつもはいくつかの古書にまつわる謎解きが
まとまって一冊となっているが
今回は江戸川乱歩の膨大なコレクションを巡る
謎解き一本立て、
その分、奥行きも深いが
それでも本格派とは呼べない
軽めの推理モノとなっている。


まあ、4作目ともなると
続けて読んでる読者は
このシリーズに本格派推理なんて
望んではいないのだけれどね。


古書店を営みながら
店主の栞子さんは
本にまつわる謎解きを得意としていて
時々そんな仕事を請け負うことも、
今回は貴重な江戸川乱歩の
膨大なコレクションを譲る代わりに
鍵を紛失してしまった大きな金庫を
開けて欲しいというう依頼を受ける。

その謎解きは明快で、あっと驚く!
・・・ということは無く
強引なつじつま合わせも感じるが
まあ、そこはこんなもので良いでしょう。




★100点満点で65点

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