「ヴィクトリア女王 世紀の愛 」★★★★オススメ
エミリー・ブラント、ルパード・フレンド、ポール・ベタニー、ミランダ・リチャードソン出演
ジャン=マルク・ヴァレ監督、102分 、 2009年12月26日公開、2006年
(原題:THE YOUNG VICTORIA)
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「イギリスを「太陽の沈まない帝国」と呼ばれるまでにした、
ヴィクトリア女王(エミリー・ブラント)が、若くして王位に就き、
アルバート王子(ルパード・フレンド)と出合い、
理想のカップルとして今も語り継がれるその始まりの物語」
実際に見るまでは年末だし、
昨日の貧乏ったらしい映画からガラリと
雰囲気の違う豪華絢爛の映画でも見ようと
そのくらいのつもりで劇場へ。
階段を下りるにも専属の一緒に手を添えて
降りる人が付いている、
笑っちゃうくらいがんじがらめの生活も
王位継承最上位だからこそ、
やはりどんなに想像しても彼女の気持ちは
庶民には到底分からない。
舞台だけ豪華で定型的な描き方なんだろうなと
そのあたりは期待もしなかったが、
見ながら考えが変わった、
ひとりの女性、ひとりの人間としての苦悩が
さりげなく描かれ、時に見せる不安で
揺れる表情に可愛らしさも見え隠れ。
エミリー・ブラントという女優を選んだことが
この映画を普遍的な愛の物語に変えている、
ケイト・ブランシェットが演じた「エリザベス」は
迫力ありすぎだったし、彼女ではこの映画は
成立しなかっただろう。
もちろん戴冠式の数分の儀式に
ため息が出るくらいの豪華さも盛り込んで
別世界ながら、ひとりの人間が
ちゃんとそこに存在していて
見ごたえがあり満足して劇場を後にした。
外へ出ると強い風が吹いていて
たった今まで見ていた世界とのあまりの落差に笑える、
でもひとりで笑ってるとキモイので
もちろん寒さに顔をしかめたように
マフラーに手を添えた。
様式やしきたりという
固定化された中でそこから
芸術や新しいものも保護し生まれたようだ、
自由、自由と言っているが
自由に縛られ過ぎて閉塞感が生まれることも
あるのかもしれない。
家族と離れ15年間地道な苦労をした男の物語を見た翌日、
考えられないくらい贅を尽くした生活をした女性の物語と
映画は色々な所へ連れて行ってくれる、
それが楽しくてまた劇場へ向かうのだ。
★100点満点で80点★
soramove
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エミリー・ブラントは「プラダを着た悪魔」では不幸な秘書のような役どころだったが、
「サンシャイン・クリーニング」で見せた別の顔、そして女王と、さすが女優だ。
★人気映画ランキングはこちら、どんなブログが一番読まれているか
エミリー・ブラント、ルパード・フレンド、ポール・ベタニー、ミランダ・リチャードソン出演
ジャン=マルク・ヴァレ監督、102分 、 2009年12月26日公開、2006年
(原題:THE YOUNG VICTORIA)
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ヴィクトリア女王(エミリー・ブラント)が、若くして王位に就き、
アルバート王子(ルパード・フレンド)と出合い、
理想のカップルとして今も語り継がれるその始まりの物語」
実際に見るまでは年末だし、
昨日の貧乏ったらしい映画からガラリと
雰囲気の違う豪華絢爛の映画でも見ようと
そのくらいのつもりで劇場へ。
階段を下りるにも専属の一緒に手を添えて
降りる人が付いている、
笑っちゃうくらいがんじがらめの生活も
王位継承最上位だからこそ、
やはりどんなに想像しても彼女の気持ちは
庶民には到底分からない。
舞台だけ豪華で定型的な描き方なんだろうなと
そのあたりは期待もしなかったが、
見ながら考えが変わった、
ひとりの女性、ひとりの人間としての苦悩が
さりげなく描かれ、時に見せる不安で
揺れる表情に可愛らしさも見え隠れ。
エミリー・ブラントという女優を選んだことが
この映画を普遍的な愛の物語に変えている、
ケイト・ブランシェットが演じた「エリザベス」は
迫力ありすぎだったし、彼女ではこの映画は
成立しなかっただろう。
もちろん戴冠式の数分の儀式に
ため息が出るくらいの豪華さも盛り込んで
別世界ながら、ひとりの人間が
ちゃんとそこに存在していて
見ごたえがあり満足して劇場を後にした。
外へ出ると強い風が吹いていて
たった今まで見ていた世界とのあまりの落差に笑える、
でもひとりで笑ってるとキモイので
もちろん寒さに顔をしかめたように
マフラーに手を添えた。
様式やしきたりという
固定化された中でそこから
芸術や新しいものも保護し生まれたようだ、
自由、自由と言っているが
自由に縛られ過ぎて閉塞感が生まれることも
あるのかもしれない。
家族と離れ15年間地道な苦労をした男の物語を見た翌日、
考えられないくらい贅を尽くした生活をした女性の物語と
映画は色々な所へ連れて行ってくれる、
それが楽しくてまた劇場へ向かうのだ。
★100点満点で80点★
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エミリー・ブラントは「プラダを着た悪魔」では不幸な秘書のような役どころだったが、
「サンシャイン・クリーニング」で見せた別の顔、そして女王と、さすが女優だ。
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