横浜温泉チャレンジャーと聞くとなんの話かと思うかもしれないが、正式な温泉施設の名称である。所在地は横浜の中でも辺鄙な場所にあって、どの鉄道会社からも数キロ離れている。そのためよほどの健脚自慢か、さもなければ車かバスで行くしかない。
駅は相鉄線三ツ境駅、鶴ヶ峰、あるいはJRだと長津田、十日市場あたりから行くことができる。東急を使うなら南町田が比較的近い。
自分がたどった道は、十日市場駅を下車してバスに揺られること15~6分。さらに長津田南というバス停で降りて、さらに歩くこと10分。ようやく横浜温泉チャレンジャーの建物をみつけることができた。
高層団地が林立する場所ではあるが、その周りは里山に囲まれてるため、はるばるやって来たという気分である。
チャレンジャーの建物自体は少し古びた印象で、田舎の療養所みたいな雰囲気がある。案内板には「横浜温泉(チャレンジャー)」と書かれているが、建物の文字は「横浜温泉」が小さく、「チャレンジャー」の文字が大きくあしらわれている。チャレンジャーという言葉をめぐって当事者も扱いに当惑してるのかもしれない。
そもそもチャレンジャーという言葉は、初代施設長なる人が温泉を掘り当てると信念を貫き、チャレンジし続けた結果、温泉が出たので名付けられた名前らしい。
この日訪れたのは土曜の10時半頃だったが、それほど入浴客は見られなかった。下駄箱の鍵は、脱衣場ロッカーも兼用する。下駄箱の番号が1番なら、使う脱衣場のロッカーも1番だ。
入館チケットを自販機で購入すると、受付に提示。この施設で注意しなければならないのは時間制になってることだ。チケット大人一枚につき600円で3時間。この3時間は休憩時間も含まれている。追加料金を払えば延長もできるらしいが、ほとんどの人が3時間もあれば十分だろう。
その休憩所だが、ほのぼのとした雰囲気がある。食堂があるのだが、半分が畳のスペースで残りが通常の椅子とテーブル。畳のスペースにはステージらしき部分もある。この日はキッズコーナーとなっていたが、日によってはイベントも行われるらしい。マンガコミックも置いてあり、Wi-Fiも完備。自販機も充実している。なかなか隙のない休憩所である。
肝心の浴室だが、脱衣場はそれなりに余裕がある(客が少なかったせいもあるかもしれない)。浴室の扉を開けると(なんと脱衣場からは内開き。普通は引き戸がほとんどなので珍しい)、奥には浴槽が広がり、左右にはカラン群。シンプルで分かりやすい配置である。
浴槽の種類は、天然温泉に、ジェットバス。ジャクジー付きの寝湯。以上。かなり種類の抑えた造りだ。入浴料は600円なので、正直銭湯並か、もしくは銭湯に負ける種類の少なさにがっかりした。
天然温泉をうたっているので露天風呂もあるかと思いきや、残念ながらなかった。テラスがあるので外気浴はできるが、このテラスも内風呂からは出られず、一度脱衣場に戻ってテラスに出向かないといけない。
めんどくさい!
浴槽は浅く作られており、体育座りかあぐらをかくとようやく肩までつかることができる。なぜこのような安全面に配慮した施設なのかといえば、もともとこの温泉施設は、特別養護老人ホームが作った施設だからである。
そのため、はじめから養護施設の延長と考えると腑に落ちる点が多い。
実際に、アトピーに効く療養泉ということで、患者専用に個室まで用意されたりと治療に志向とした施設である。食堂なんかもどことなく学校の食堂のような印象である。
泉質は、関東には珍しく透明ながら少し濁った感じ。たとえは悪いが、塩ラーメンのスープみたいな感じである。
独特の匂いがあり、この匂いはなんて表現したらいいか分からない。入浴した感覚だと、今までの温泉とは違った感触がある。温度はそれほど高くもなかったが、なかなか湯冷めしにくい温泉だ。泉質が濃厚で、肌にガッツリ来る感じである。
入浴客はまばらで、帰り際がお昼近くだったせいもあるかもしれないが、その時点で内風呂にいたのは自分も含め二人だけ。お風呂の種類が少ないのとアクセスが悪いため、日頃からそんなに客はいないのかもしれない。
まったりと浸かりたい人にはお勧めの銭湯(温泉)である。
評価チェック箇所
・値段 600円
・アクセス(道程) 遠いというか不便
・周辺の店 なし
・休憩所 なかなかよい
・混雑ぶり 少ない
・清潔さ 普通
・接客 良かった
・客層 年配者が多い
・脱衣所 広い
・キャパシティ 十分間に合ってる
・洗い場仕切りの有無 なし
・シャワーの出 良い
・温度 ちょうどよい
・高低差 なし
・眺望 良くない。入浴客が壁画を触るらしく(触らないでくださいの注意書きがあった)富士山の絵がはげている
・食事 食べてない
駅は相鉄線三ツ境駅、鶴ヶ峰、あるいはJRだと長津田、十日市場あたりから行くことができる。東急を使うなら南町田が比較的近い。
自分がたどった道は、十日市場駅を下車してバスに揺られること15~6分。さらに長津田南というバス停で降りて、さらに歩くこと10分。ようやく横浜温泉チャレンジャーの建物をみつけることができた。
高層団地が林立する場所ではあるが、その周りは里山に囲まれてるため、はるばるやって来たという気分である。
チャレンジャーの建物自体は少し古びた印象で、田舎の療養所みたいな雰囲気がある。案内板には「横浜温泉(チャレンジャー)」と書かれているが、建物の文字は「横浜温泉」が小さく、「チャレンジャー」の文字が大きくあしらわれている。チャレンジャーという言葉をめぐって当事者も扱いに当惑してるのかもしれない。
そもそもチャレンジャーという言葉は、初代施設長なる人が温泉を掘り当てると信念を貫き、チャレンジし続けた結果、温泉が出たので名付けられた名前らしい。
この日訪れたのは土曜の10時半頃だったが、それほど入浴客は見られなかった。下駄箱の鍵は、脱衣場ロッカーも兼用する。下駄箱の番号が1番なら、使う脱衣場のロッカーも1番だ。
入館チケットを自販機で購入すると、受付に提示。この施設で注意しなければならないのは時間制になってることだ。チケット大人一枚につき600円で3時間。この3時間は休憩時間も含まれている。追加料金を払えば延長もできるらしいが、ほとんどの人が3時間もあれば十分だろう。
その休憩所だが、ほのぼのとした雰囲気がある。食堂があるのだが、半分が畳のスペースで残りが通常の椅子とテーブル。畳のスペースにはステージらしき部分もある。この日はキッズコーナーとなっていたが、日によってはイベントも行われるらしい。マンガコミックも置いてあり、Wi-Fiも完備。自販機も充実している。なかなか隙のない休憩所である。
肝心の浴室だが、脱衣場はそれなりに余裕がある(客が少なかったせいもあるかもしれない)。浴室の扉を開けると(なんと脱衣場からは内開き。普通は引き戸がほとんどなので珍しい)、奥には浴槽が広がり、左右にはカラン群。シンプルで分かりやすい配置である。
浴槽の種類は、天然温泉に、ジェットバス。ジャクジー付きの寝湯。以上。かなり種類の抑えた造りだ。入浴料は600円なので、正直銭湯並か、もしくは銭湯に負ける種類の少なさにがっかりした。
天然温泉をうたっているので露天風呂もあるかと思いきや、残念ながらなかった。テラスがあるので外気浴はできるが、このテラスも内風呂からは出られず、一度脱衣場に戻ってテラスに出向かないといけない。
めんどくさい!
浴槽は浅く作られており、体育座りかあぐらをかくとようやく肩までつかることができる。なぜこのような安全面に配慮した施設なのかといえば、もともとこの温泉施設は、特別養護老人ホームが作った施設だからである。
そのため、はじめから養護施設の延長と考えると腑に落ちる点が多い。
実際に、アトピーに効く療養泉ということで、患者専用に個室まで用意されたりと治療に志向とした施設である。食堂なんかもどことなく学校の食堂のような印象である。
泉質は、関東には珍しく透明ながら少し濁った感じ。たとえは悪いが、塩ラーメンのスープみたいな感じである。
独特の匂いがあり、この匂いはなんて表現したらいいか分からない。入浴した感覚だと、今までの温泉とは違った感触がある。温度はそれほど高くもなかったが、なかなか湯冷めしにくい温泉だ。泉質が濃厚で、肌にガッツリ来る感じである。
入浴客はまばらで、帰り際がお昼近くだったせいもあるかもしれないが、その時点で内風呂にいたのは自分も含め二人だけ。お風呂の種類が少ないのとアクセスが悪いため、日頃からそんなに客はいないのかもしれない。
まったりと浸かりたい人にはお勧めの銭湯(温泉)である。
評価チェック箇所
・値段 600円
・アクセス(道程) 遠いというか不便
・周辺の店 なし
・休憩所 なかなかよい
・混雑ぶり 少ない
・清潔さ 普通
・接客 良かった
・客層 年配者が多い
・脱衣所 広い
・キャパシティ 十分間に合ってる
・洗い場仕切りの有無 なし
・シャワーの出 良い
・温度 ちょうどよい
・高低差 なし
・眺望 良くない。入浴客が壁画を触るらしく(触らないでくださいの注意書きがあった)富士山の絵がはげている
・食事 食べてない