銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

アクア東中野(東京・落合)

2021-07-24 06:58:00 | 銭湯
#アクア東中野


・受付の対応がほっこり
・バリエーションが豊富
・外にはプールがある






東京メトロ東西線
#落合駅

▲東京メトロ落合駅。公式だとJR総武線の東中野駅が最寄り駅となっているが、落合からでも十分近くて個人的にはこちらのほうが都合が良かったので落合から行くことにした


▲落合は東西線の終点近くだ


▲地図をみるとほぼ真下にある


▲出口は2bをめざす


▲階段をのぼり




▲改札口


▲みぎにグルッとまわる


▲そのまま真っ直ぐ行く


▲道なりに進んで行けば






▲地上がみえてくる


▲地上に出たところ。電車に乗る前は快晴だったのに、いつの間にか真っ暗で雷鳴が轟いていた


▲とりあえず行く途中は雨が降らないことを祈りながら急ぐ




▲このまま真っ直ぐ


▲ここでストップ


▲左折する


▲そのまま進んで






▲願い叶わず、ここから大きな雨粒が降ってきた


▲急いで走り始めたので写真がブレてすみません


▲突き当たりを右にすすみ、そこをさらに左に曲がる


▲曲がったところ


▲目の前にアクア中野がみえてくる。水色の建物がそれだ


▲コインランドリーに一時避難


▲夏の夕立は雷が激しくて怖い






出典:東京銭湯ホームページ引用
▲到着


中に入ると、経営者夫婦思わしき男女と客が寄り添って心配そうに雨足を眺めいた。下足箱にサンダルを預けて中に進むと、すぐ目の前がフロントで、右側に小さな休憩スペースがある。
受付前で待っていると、しばらくして70代ぐらいの女性が戻ってきた。
「貸しタオルありますか?」と訊ねると、「はい、あります」と案内板を示してくれて、バスタオル100円でフェイスタオルが50円と表記してあった。
今回は、入浴料470円+フェイスタオル50円で合計520円。
受付の女性は話し方がとても優しい感じで、ほんわかする。


入り口は左が女湯で、右が男湯。
のれんをくぐると、すぐ目の前にはテレビがあり、脱衣場入り口にも小さいながら休憩所スペースが用意されていた。
脱衣場はそんなに広くなくて、お客さんが多かったので窮屈感は否めない。


まわりをロッカーが囲み、ここはコインリターン式なので100円玉を用意する必要がある。
2016年にリニューアルしたらしく、つい最近中普請したかのような綺麗さだった。
目を引いたのが、入り口横にある冷蔵庫。ほかで見たことがなかったので、面白いアイデアだ。たしかに冷蔵庫があるとサウナに入る人は重宝するだろう。


浴室の扉を開けて全体を見渡すと、まず湯船のバリエーションの多さに驚く。
入り口から奥までガラス張りなので全体が見えるのだが、色々と目白押しでワクワクさせてくれる。


左右に島カラン、左壁にもカランがあるのだが、右の島カランは片方のみで、その右側は休憩用の椅子が並ぶ。
手前左と右には立ちシャワーがあり、左側はふつうの立ちシャワーだったが、右はシャワーのタイプが切り替えられる面白いヘッド。
4つのタイプに切り替えられて、特にミストがほかにない刺激だった。
右の立ちシャワー奥には小さいながらサウナが設置してある。


カランのシャワーはプッシュ式で基本的に使いやすいのだが、場所によってはすぐに止まってしまうところもあった。若干の当たり外れはあるようだ。それとシャンプーを使った感触として、ここは軟水だろう。
備え付けは二種類のシャンプーとボディーソープがある。カランの上には棚が設置されて、やはり棚が複数あると便利。


浴槽は奥にあって、全体的に広め。
まずは右側に水風呂。こちらは4、5人は入れるスペースで、この手の銭湯にしては大きいと感じた。
水温は16℃前後とかなり冷たい。


左に続くのが主浴槽で、主浴槽の右側はボディージェットとスーパージェットが隣接している。
真ん中は広々としてなにもなく、左側には一人用の熱湯があった。電気風呂のように区切られているわけではないので熱いお湯がそこだけ湧出してるのかと思ったが、実際はそんなに熱いとは感じなかった。
さらに隣がエステジェットの寝湯と、隣がボディージェットの寝湯。
ここは主浴槽のところから奥にあるテレビが見られるようになっていて、ちょうど見やすい角度のためか、寝湯のところに人がしょっちゅう座っていた。
最後の左奥は今時らしく炭酸泉。炭酸泉も広くて、6人は余裕で浸かれるだろう。
ただし肝心の濃度はというと、かなり薄目だった。正直言ってガッカリ。ここはしばらく浸かっていても、体にほとんど泡がつかなかった。
温度はやはり炭酸泉ということで、38℃ぐらい。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲写真手前が水風呂。奥が主浴槽


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こちらが炭酸泉


そしてここの一番の特徴は、なんといってもプールだろう。
浴室内からでもガラス越しでみることができる。
さっそく縁から直接足を入れてみると、思っていた以上に水深があってズッコケそうになった。プールに入るならちゃんとハシゴを使うことをオススメする。
縦の長さは10メートルほどで、横幅はそんなに広くないが、今までみてきた銭湯のプールとしてはかなり本格的だ。
水温は正確に分からなかったが、普通のプールの温度(26~31℃)位だと思う。
ただこの日は夕立が降っていたので、雨に打たれながら入るプールは夏でも寒かった。
さらに奥の左側には小さいながら露天風呂がある。
こちらの岩風呂は薬湯仕様で、なにか木のような匂いがするなと思ったら、この日は木酢液が入っていた。
温度は40℃ぐらいとちいさな子どもでも入れる温度だろう。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こちらがプール。手すりつきのハシゴを使って入ろう


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲露天風呂


客層は、高齢者ももちろんいるが、想像以上に若い人がいて、すごくにぎやかだった。家族連れや外国人もいるし、客層のバリエーションも豊か。
こうした点は立地の影響もあるだろうが、やはり銭湯の魅力があるからだろう。ここは間違いなく中野区を代表する銭湯である。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 落合
経路 東中野方面に歩く
周辺の環境 住宅

●空間演出
建物外観 ビル
壁画・眺望 特になし
統一感 あり
置物 なし
照明 明るい

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 きれい
シャワーの出 良い
浴槽の種類 スーパージェット、ボディージェット、熱湯、寝湯、炭酸泉、水風呂、プール、露天風呂
サウナ あり
温度 38~43℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 優しい
清潔さ きれい
貸しタオル あり(50円)
備え付け あり

◆人
受付 70代のジェット
客層 高齢者や若者


【案内】

住所
〒164-0003
中野区東中野4−9−22

電話番号
03-5330-1126

アクセス
総武線「東中野」駅下車、徒歩2分

休日
月曜
祝日は翌日休

営業時間
15:00−24:00

※東京銭湯ホームページ転載


最新の画像もっと見る

コメントを投稿