[いやしくも一芸に秀でようとする若者が
万人の気に入るような態度をするとすれば、
私はそのような若者は買わぬのである。]
◇一芸に秀でるためには、何かを犠牲にして、
そのものに集中しなければならない。
何かを捨てて、そのものを得ようとするから、
一芸に秀でることができるのである。
そういう人間だから、万人が求めるバランスは、
もともと捨ててしまっているのだ。
◇だから、万人受けするような態度を取るような人間は、
一芸に秀でていないかもしれないのだ。
または、一芸に秀でるような鍛錬を積んでいないかもしれないのだ。
◇自分の道を貫く。他人がどんな目で見ようとも。
その覚悟をもって、自分の道を貫かぬような人間は、
どのみち自分の道を変えてしまう人間なのだ。
世界が自分の敵になったとしても、
自分の道を貫くだけの気持ちを持つかどうか、
それが、人生の選択では必要な覚悟だ。
※ちょっと過激な内容ですが、時にはこんな覚悟も必要ですね!
今日は高倉健主演「あなた」を主人と観に行きます。