「愛はそれ自体でエネルギーです。それが価値なのです。」
◇愛は、限定的な感情のような気がする。
誰かれなく愛することはできない。
愛や慈悲の宗教と言われているキリスト教やイスラム教にしても、
キリスト教の神やイスラム教の神を信じない限り、愛は得られない。
「汝の敵を愛せよ」とイエスは言うが、そう言ったとしても、
汝の敵を愛する以上に、汝の敵を征服した方が圧倒的に多い。
それも暴力によって。
◇愛はエネルギーなのだが、それは、誰かに向けた
プラスとマイナスのエネルギーだ。
愛すれば愛するほど、また、裏返しである憎しみが強ければ強いほど、
エネルギーは強いものだ。この限定的なエネルギーをどう使うか。
そこに愛が試されているのだ。
◇誰かに向けたエネルギーを適切に使っていこう。
限定的だからこそ、強いエネルギーが生まれるのだ。
愛を適切に使うように心がけよう。