社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

台湾との関係

2010-10-24 20:53:10 | 外交と防衛
 現在台湾は中国よりの政党であるが、「李登輝元総統、尖閣諸島問題で“よその土地で漁業させてもらえればそれでいい”」と発言した記事が大きな話題を呼んでいる。京都大学卒で親日派の李登輝元総統には石原東京都知事も交流がある。しかし知人の台湾人が言うには「現在の政権は大陸、共産党に近くてダメネ」と言っていた。中華民国が石垣島に送った感謝状もある。 
もう少し日本は台湾に気を使ってはどうだろうか。親日派が多い台湾では片言の日本語も日本人の英語も通じ安い。台湾観光を盛んにしてはどうだろうか。私の周りでは中国観光で憤慨する方は多いのだが台湾観光で憤慨する方は少ない。
中華人民共和国は中華民国の正当な後継系政権と言って国連の常任理事国の地位を引き継いでいる。国際慣例ではメリットもデメリットも同じように引き継がねばならない。それを無視し都合の良いところだけ引き継ぐのはやはり文化水準が低いと思われても仕方がない。
 先のクリントン国務長官の訪台時にフランス製戦闘機ミラージュのスクランブル訓練を見せている。これは李登輝時代開発していた台湾国産の「経国」と言う戦闘機の代わりにF-16を輸入させられ、そのF-16を当時のクリントン政権が輸出停止したため、フランスからミラージュ戦闘機を輸入した経緯があるためだ。いうなれば「裏切ればいつでもフランス製武器を輸入するよ」と言う警告いや脅しでもある。これが外交交渉ではないだろうか。
コメント
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