社会科学上の不満

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外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

報道の自由のありがたさを問う

2010-10-10 00:11:51 | マスコミ批判
 時代考証がまともな時代劇では行政府の批判や意見を直接行うことができない。直訴はご法度であった。現在のように政府を批判できる権利はありがたいものである。が、日本はこのありがたさが理解できていないようだ。大正時代にこの権利を乱用し、軍の台頭を招いた。今回は軍事力を叩くことで中国の台頭を招こうとしている。「是々非々で報道します」と言うのが政府に対するマスコミの口癖だが、「是」はあまり報道しない。「非」の方が話題性に富み視聴率や部数が伸びるからだ。報道姿勢は自分たちの商行為に沿ったものでしかない。
 そこでNHKの重要性が増してくる。電波法におけるNHK料金の徴収と言う契約自由の原則に触れるような法律的に問題がある方法で運営するよりも税金からの運営に代えたほうがよいのではないか。そして裁判所と同様に是々非々で報道してはどうだろうか。場合によってはNHKの報道は裁判所が所管し、審査会を公開する。しかし相撲協会に捜査情報を洩らす記者がいるようでは話にならない。
 今回の中国人ノーベル平和賞受賞を中国国民は殆ど知らない。日本のマスコミが非難がましく報道しているが、その資格があるのだろうか?日中記者交換協定についても国民に聞いてみてはいかが?

コメント
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