社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

上海万博の後に何がある?

2010-10-27 20:34:21 | 外交と防衛
 中国のデモが変異し始めた。民衆の本音が出始めたようだ。反日のデモの中に「役人の汚職」「不動産価格の高騰」などプラカードが混じり始めた。そして共産党が恐れる「多党制」のプラカードまで出た。即当局に勾留されたそうだ。
 ここで思い出して欲しいことがある、「中国の不動産価格は北京オリンピックと上海万博まで」と良く日本でも言われていた。中国でもそうであるらしい。その上海万博が終わろうとしている。中国は今後何によって国内をまとめるつもりなのか?
民衆の不満はこの反日デモでも分かるようにガスヌキが必要であるが、デモ程度では収まらないのではないだろうか。それほど中国は国内に矛盾を抱え込んでいる。台湾に触手を伸ばすのはその国内のガス抜きのためでもあり、その威力偵察(軽く手合わせし相手の出方を見る)で尖閣諸島にチョッカイを出し、日本と米国の対応を見た。予想外に国内がヒートアップしている(いや人解放軍の反主流は予想道理)のが現状ではなかろうか。
このことから台湾への何らかのアクションが近日中に予測される。近日中といっても数ヶ月単位であるが。
コメント
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