日本の対潜能力はピカ一である。これはなかなか表に出てこないが海自の対潜能力は米軍より上である。冷戦時代ソ連との模擬戦闘を生き抜いてきたからだ。更に対潜哨戒機は日本独自に改造しその能力は高い。米軍が海自に対潜哨戒と機雷の掃海をやらせたためだ。海軍力としては歪な体系であるが、その哨戒能力は高い。
どのくらい凄いのかと言うと全く表にでてこない。しかし観艦式で見学艦と速度が全く異なる艦艇、ヘリ、固定翼機がすれ違うことはどの海軍もやっていない。それも艦隊でそして編隊で。
現に中国海軍が宮古島と沖縄本島との間（約３００ｋｍ）を通過する時、最新鋭の潜水艦は台船に載せて音紋を採られないようにして通過している。潜水艦をはじめとして艦艇は個艦単位で音が異なる。その音紋のデータベースを作られると艦艇が特定される。海自はこの音紋の採取も凄い能力を有しているそうだ。水中ではレーダーは役にたたない。音波がその代わりとなる。この能力は機密事項である。故に表に出てこない。
我々素人が考える以上に海自の存在は中国海軍にはジャマな存在だそうだ。
