中国から技術者を総て撤退させフィリッピン、ベトナム、インドネシア、マレーシア、台湾に移管させては如何か?中国へは物の輸出だけにする。現在も技術者が軟禁されていると言う話を耳にする。そのための助成金を創設しては如何か、人口でも10億人近くなるのではないか?親日派の多い10億人のマーケット、こちらの方が魅力的ではないか。
中国は日本に対して一歩も引く気はない。1985年の全人代で人民解放軍の劉司令官が「アリューシャンから香港まで中国の内海だ」と発言した。日本の国会と異なり発言には命がかかっている。中国の権力者の序列は共産党総書記、人民解放軍司令官、総理大臣となっている。新幹線の事故を首相が原因追求できなかったのは、鉄道が人民解放軍の隷下にあるためだ。行政府より上席なのだ。人民解放軍司令官の全人代での発言は、日本のマスコミが考えるより遥かに重い。
中国人個人は日本に好意的な方も多い。しかし分母が13億人である。比率的には小さくなる。ノーベル平和賞の劉氏の家族も未だに軟禁されている。本人は米国留学という名目で厄介払いされたようだ。本人は亡命でもしたかったようだが。13億人の人口でノーベル賞は1人、北欧は中国人が世界に貢献したとは考えていないと言う事だ。
中国と距離を採りながら付き合っていく他は無い。中国の立場なら今はロシアと仲良くすべきだが、「ウラジオストックは不平等条約で取られた」と言っているようだ。前述の劉司令官の表明に忠実な発言であった。その目標達成は2020年とされている。日本はこれだけ中国の海外進出の要素を掴んでいるが、しかし備えが後手に回っている。また責任を採ったことのない、左翼とマスコミが騒いでその備えを潰す。ここに何らかのメスを入れる必要がある。