2014/06/25(水) 17:29:48.11 ID:???0.net
Jeremy Page and Ned LevinJeremy Page and Ned Levin ウォール・ストリート・ジャーナル原文タイトル(英語)Web Preaches Jihad to China's Muslim Uighurs
2014 年 6 月 25 日 16:14 JST
【ウルムチ(中国新疆ウイグル自治区)】5月にインターネットに掲載されたある動画は、中東のジハード(聖戦)主義者のグループが作成したものとよく似ている。
男がスーツケース爆弾を作っているとみられる場面や、混雑した鉄道駅での爆発の瞬間が映し出されており、聖戦についてアラビア語で唱(とな)える音声が聞こえる。
だが、この動画はイラクやシリアの支持者を鼓舞するためのものではなく、イスラム教徒中心のウイグル族へのアピールを狙ったものだ。
(中略)
インターネットはイスラム武装勢力がプロパガンダを広める主な手段だ。
今や、暴力的なジハード集団が、イスラム世界の中心から離れたこの地にイデオロギーや戦術を広めるのに利用している。
「(中略)」
中国の当局者らは、ウイグル語の動画や他の宗教過激派の素材がインターネットに掲載される例が急激に増えていることが、最近の攻撃の大きな要素になっていると指摘する。
こうした動画へのアクセスは検閲でおおむね阻止されるが、アクセス方法を見いだすウイグル人もいるとの声も聞かれる。
中国政府は20日、テロリストがオンラインに掲載した素材の摘発に乗り・・以下略
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304057704579645680393025734
これは、中国はかなりヤバイのではないか?現在イラン・イラク近辺ではシーア派とスンニ派とが争っているが、この犬猿の両派がジハードで一つになるということでもある。前回のジハード布告は東トルキスタンのイスラム原理主義者だったが今回はもっと広範囲、イヤ全イスラム原理主義者に対してではないか。
この事は中東では良いことであるが、中国にとっては大変なことである。世界中のイスラム過激派の攻撃対象となったということである。
地理的にはパミール高原や天山山脈があり、中国にいるムスリム≒東トルキスタン(新疆ウィグル)に支援を行うことが困難であった。故に小規模な支援しか受けられなかった。
しかし、イスラム世界全土に中国に対するジハードを呼びかけたのならば、マレーシアやインドネシアなどもイスラム世界である。
海からムシャラジンが進入することも多くなるであろう。中国共産党vsイスラム原理主義者と言う構図が見えてくる。
実戦経験を積んだイスラム過激派の組織だったゲリラ戦術は、いくら人民解放軍の基本戦略がゲリラ戦でもその得意な攻撃に自らがさらされることとなる。意外に自分の得意技は苦手な技であることが多いように、中国はこのイスラム原理主義者の対応に苦労することが伺える。
また、一人っ子政策で甘やかされて育てられた人民解放軍より、生まれた時から戦場で生きてきたイスラム原理主義者たちとでは、ゲリラ戦において隔世の差がある。
しかし、イスラム原理主義者は中国軍をナメていると大変な目にあうだろう。欧米ロ軍は曲がりなりにも「人権」という概念がある。しかし中華人民共和国人民解放軍には「人権」と言う概念がない。
惨事が予測される。一箇所でも綻んだら、チベット、内モンゴル、青海省、雲南省、旧満州など中華人民共和国から独立したい民族は多い。