社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

製造段階でスパイウェアに感染させて出荷している中国製品

2014-07-19 00:01:44 | 外交と防衛

ウォール・ストリート・ジャーナル 6月19日(木)9時17分配信

 ドイツのサイバーセキュリティー会社ジーデータ(G Data)によると、米グーグルのモバイル端末向け無償基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した安価な中国製スマートフォン(スマホ)「天星(スター)N9500」に組み込まれているのは、8メガピクセルカメラやクアッドコアプロセッサーばかりではない。同端末のアプリケーションストア「グーグル・プレイ」に、所有者の追跡や端末の遠隔操作に使われる「Usupay.D」というトロイの木馬型マルウエア(悪意あるソフトウエア)が発見された。
 ジーデータによると、「天星N9500」の購入者からの苦情を受け、新しい端末をテスト。その結果、同端末に組み込まれたスパイウエアが端末の識別情報(ID)と仕様データを中国にあるサーバーに送信したことが明らかになった。
 このマルウエアはカメラの起動など、端末の機能を遠隔操作できる。ただ、調べた端末にはその証拠は見つからなかった。
  ジーデータは、情報は中国のサーバーに送信されたが、ハッカーが必ずしも同国内にいるというわけではない、と指摘した。
 ジーデータはマルウエアがどのように端末に仕込まれたかを特定できなかった。メーカーである天星手機(本社・深セン)のコメントは得られなかった。ジーデータの広報担当者によると、津同社も天星手機と連絡を取ることができなかった。グーグルのコメントも得られなかった。
 このマルウエアは、端末に標準搭載されたソフトでシステムを実行する「ファームウエア」にあらかじめ仕込まれているため、サードパーティーのアプリストアからダウンロードしたアプリのように簡単に削除することはできない。
 Usupay.Dは昨年3月にロシアのインターネットセキュリティー会社カスペルスキー・ラブが特定した。ジーデータによると、Usupay.Dが携帯電話に潜んでいるのが発見されたのは今回が初めて。

  欧米では既に中国製PCはウィルス感染が製造時からあり、使用者のデータを抜き取っているとの認識があり、政府では採用されない。

 片や平和ボケ日本では、「目先の経費削減」を目的に安価な中国産PCを採用している役所もある。情報戦と言う危機管理意識の欠落がこの状況を許している。

 また、この事を報じるTVがどれだけあるのか?恐らく皆無であろう。例え報じても左翼の評論家に潰される展 開である。日中記者交換協定もあり日本のマスコミは中国のこのような暗部を報じることができない。本当にそれだけであろうか?金銭が動いているのではないか?

 これは本当に外患誘致罪に抵触する案件である。ウォール・ストリート・ジャーナルの記事である。国際的な評価でその信用度に対抗できる日本のTVはNHKだけしかない。それ程の国際的信用度の高い報道である。

 白物家電にまでスパイウェア入りの製品を製造していた国だから、国際的な信用は無い。しかし日本人はネット上でこれだけ騒がれても危機感がない。

 故にウォール・ストリート・ジャーナルの報道に大いに意味があると思ったが、ウォール・ストリート・ジャーナルを聞いたこともない方が日本の多数派であることに、「平和ボケ」の度合いが予想以上大きいことに気付く。

 目を覚ませ日本人、日本の周囲の国々は要注意な国しかないと言うことに、いい加減気付き、その対策に行動する必要がある。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする