時事通信 3月29日(火)23時12分配信
【ベルリン時事】モンテネグロで日本人を含む「オウム真理教」の信者とみられる外国人が一時拘束された問題で、地元警察は29日、外国人58人を国外退去させたと明らかにした。
AFP通信が報じた。
警察は一時拘束されたのがオウム信者とは公式に発表していないが、警察筋がAFPに認めた。国外退去となったのはロシア人が43人で、日本人は4人。モンテネグロを管轄する在セルビア日本大使館は、30~50代の男性4人と確認した。日本人は25日に最大都市ポドゴリツァで拘束された。
大使館担当者は国外退去の理由について、当局の説明として「申告した観光目的とは異なる活動をしていた疑いがあった」と述べた。
村山社会党元総理が破防法適応をビビッて見送ったために起きた事件である。布教活動か?軍事訓練とみるのが正解か?麻薬などの薬物と同じで一度妄信したらなかなか抜け出すのは困難なようだ。オウムは毒ガステロのパイオニアである故に海外の警察も要注意リストのトップに記載しているのであろう。当然ICPO(国際刑事警察機構)のネットワークもある。
ただ国外退去になっただけではない日本人の信用を落としたのである。基本日本人は安全な旅行者と看做されているが「そうではない」と言う認識をモンテネグロは持ってしまった。この認識の変化はなかなか抜けないぞ!
まさかまたAKやトカレフ買い漁ってたんじゃないだろうな…狙いはサミット!?との書き込みは大げさかもしれないがそのくらい慎重な方が望ましい。58人とは2個小隊弱の規模である。松本死刑囚の奪還計画か?サミット襲撃は陽動というプランも有り得る。この規模ならば部隊を二分できる。更に東欧での軍事訓練だったのではないか?と疑いたくなる。「李下で冠を正さず、瓜田で靴を直さず」オウム信者が何かを行えば日本国民どころか世界中が監視している。また北朝鮮が裏にいる可能性も否定できない。
20年も経過するため、オーム事件を知らない世代も増加した。知らないからホイホイと入信する。家庭教育の問題でもある。未成年の後見人たる保護者には彼らの行為に責任を負わねばならない。家庭でオーム事件の事も教育する必要があるが、大まかな日本地図も書けない若者の家庭にそれを求めるのは無理が有る。オウム真理教の問題は何らかの方法で子供たちに教えないと再び入信する輩が出てくる。破防法が適用されていたら、その後入信する若者ももっと少なかったであろう。