知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

利用者さんの生活費

2022年08月14日 | Weblog
問題職員の話は、もう飽きました・・・。どうでもいいですね。ベテラン同僚からも、相手せず、ほっておいたら・・・って言われました。

皆、あいつが、問題あるってわかっているよ・・・とも。



で、今回は、ときどき利用者の方から、相談を受けるのですが、毎月の生活費が大変だ・・・ということ。

もちろん、私たちには、その補助は出来ません(むしろ職員も薄給なので、ほしいくらい)。

でも、一応福祉サービス(受給者証)に登録してあれば、何かしらの補助は申請すればもらえる可能性はある・・・とアドバイスします。

実際に、障害者手帳を所持しながら、障害年金を申請していない人も多く、それは絶対にしたほうがいい・・・と伝えます。
ただ、この申請には、確実に受診されているクリニック等の医師の診断書が必要になり、この際にその医師が、その方の障害度合いを、どのように書かれるかによって、申請が通るかどうかは、
分かれます。(ダメな場合もあります)

また、医療費も普通に三割負担されていた方もおり、そこは絶対に役所に行って申請したほうがいいと伝えました。

役所系は、税金を中心に、お金を取る場合は、非常にシビアですが、いざ住民が金銭補助の申請をする場合は、聞かないと答えてくれません。(向こうから勧める場合は、少ないです)


そういう面のアドバイスもしていますが、結構皆さん、毎月の生活費は厳しいようで、切り詰めておられる方や、好きな飲食(主にお酒?)が出来ないと嘆く方等、様々です。


こういう部分でも、支援していくのが、サビ管の仕事でもあるので、うまくいった場合(補助がもらえた等)は、こっちも嬉しいですね。
まあ、余程の場合を除いて、実際に申請の手伝いをすることはないですが、一歩手前までの手助けはします。


実際の金額でいくと、障害年金(多くは2級の方が多い)と事業所での給与(収入)を合わせても、14~15万程度なので、生活は厳しいと思います。
また、大都市のマンション等の借り部屋は、意外にも高いので(4万は下りませんね)、大変だと思います。

結局、皆さん食費を削り、趣味等を我慢し、思ったほど遊べないのが、残念ですね。


中には、家族や兄弟以外の同居人の方もおり、いろんな形態があって面白いですね。その場合のほうが、金銭的には多少余裕があるようですが・・・

今年は、最低賃金が上がるかも?という報道もありましたが、それはそれで利用者の方には楽しみですね。
(サビ管側では、仕事が増えるんですが・・・契約更新が必要になります)


職員の給与もあげてほしいものです。



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