good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「アンダーカヴァー」

2009-10-04 17:50:56 | 映画
評価:★★

ストーリー
偉大な警察官を父に持つジョセフとボビー。
兄は父と同じくエリート警察官の道を進み、弟は父に反発し裏社会で生きていた。
しかし兄がマフィアに撃たれ、弟は潜入捜査に協力することに…。

ホアキン・フェニックス、マーク・ウォルバーグ、エヴァ・メンデス他出演

「アンダーカヴァー」は、多分家族の絆を描こうとしているんだと思うんだけど、中途半端の
まま終わってしまった。
タイトルのアンダーカヴァーは潜入捜査という意味だけど、それがメインでもない。

ボビーが兄や父を傷つけられてあんなに憔悴したり、潜入捜査をしたりするのは、家族を深く
愛しているからだろうに、それを描いてないから、え?そんなに大事だったの?という唐突な
印象を受ける。

マーク・ウォルバーグ演じるジョセフは負傷していったん退場したけど、一応復帰した。
でも見せ場はなかったなぁ。残念。
一見落ちぶれてるけど、本当は優秀で自由に生きる弟に劣等感を抱く真面目な兄というのは
良い役どころだと思うけど、そのへんはほんの少ししか描かれてない…。

グラディエーターで屈折した皇帝を演じたホアキン・フェニックスは濃いね~。
なかなか魅力的だった。
父と兄への愛情や、賞讃される二人への劣等感をもっと深く描く脚本だったら、もっと良かっただろうなぁ。
もったいない。
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小野不由美「華胥の幽夢」

2009-10-04 11:58:07 | 漫画・書籍
昨日ユマのサントラ聞きながら小野不由美さんの「華胥の幽夢」(かしょのゆめ)を読んだ。
西部劇のサントラで中華風ファンタジーを読むのは…残念ながら合わなかった(笑)。

ユマサントラ、繰り返し聞くと魅力が増して来た。
でもやっぱり物足りないなぁ。内容が物足りないのではなく、ボリュームが。

「華胥の幽夢」は十二国記の短編5本を収録したもの。
久しぶりに読んだけど、「華胥」は主人公?の朱夏が分からない分からないと連発していて白けた。
他の登場人物に説明させるために、主人公に分からないと言わせているように感じられたので…。
外伝読むとますます本編の続きが読みたくなるなぁ。
でも私は、十二国記の成り立ちや、箱庭ぶっこわそうぜ!的マトリックス話より、
普通に不思議なあの世界で、王になった陽子が苦悩しつつ頑張る話を読みたいんだよね。
もう期待する話は読めないのかもしれない…。

マトリックスみたいな話も面白そうだけど、ここまでの話は何だったんだ、となりそうだし…。
王と麒麟の対立は主に麒麟側の心情に惹かれるものがあるけど、なんかあんまりそういうのもどうなのか…。

ま、すべて仮定で妄想。
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