評価:★★
1987年のチャウシェスク政権下のルーマニア。
避妊や中絶が禁じられた社会で、ルームメイトの中絶のために奔走する主人公の
長い1日を描くもの。
当事者意識に欠けるルームメイトへの苛立ちと、閉塞する社会への絶望感でいっぱいの映画。
最後まで見ても、主人公がなんでこんなに頑張ってあげたのか、よく分からない。
ルームメイトの立場は自分だったかもしれない、という意識なのかなぁ。
ルームメイトはいい加減で、人任せで、場当たり的。
こういう人はよくいる。私もそうなのかもしれない。
トラブルの当事者が人に問題解決を頼んだ途端、当事者意識をなくすこともよくある。
こんな人間のために主人公があんなに犠牲を払うなんて不思議だ。
自分でもそう思うからこそ、主人公もますます苛立っているのかもね。
ルームメイトは、電話がうるさいからバスルームに置いたと平然と言ったり、主人公に堕胎した
胎児の処理をしてもらいながら、自分はご飯を食べに行くとか、正気を疑う脳天気さで、
言動がことごとくむかつく(´A`)
作中のルーマニアは荒廃していて、戦争後みたいな感じ。野良犬が妙に多い。
ドキュメンタリーのような生々しさ。
そこまで映すの?みたいなところがある…。
結局何なんだろう。人間の身勝手さを描きたかったのかな~。
1987年のチャウシェスク政権下のルーマニア。
避妊や中絶が禁じられた社会で、ルームメイトの中絶のために奔走する主人公の
長い1日を描くもの。
当事者意識に欠けるルームメイトへの苛立ちと、閉塞する社会への絶望感でいっぱいの映画。
最後まで見ても、主人公がなんでこんなに頑張ってあげたのか、よく分からない。
ルームメイトの立場は自分だったかもしれない、という意識なのかなぁ。
ルームメイトはいい加減で、人任せで、場当たり的。
こういう人はよくいる。私もそうなのかもしれない。
トラブルの当事者が人に問題解決を頼んだ途端、当事者意識をなくすこともよくある。
こんな人間のために主人公があんなに犠牲を払うなんて不思議だ。
自分でもそう思うからこそ、主人公もますます苛立っているのかもね。
ルームメイトは、電話がうるさいからバスルームに置いたと平然と言ったり、主人公に堕胎した
胎児の処理をしてもらいながら、自分はご飯を食べに行くとか、正気を疑う脳天気さで、
言動がことごとくむかつく(´A`)
作中のルーマニアは荒廃していて、戦争後みたいな感じ。野良犬が妙に多い。
ドキュメンタリーのような生々しさ。
そこまで映すの?みたいなところがある…。
結局何なんだろう。人間の身勝手さを描きたかったのかな~。