good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

ドラマ「ギネ」原作「ノーフォールト」

2009-10-25 00:51:08 | 漫画・書籍
ドラマ「ギネ 産婦人科の女たち」の原作である、岡井崇さんの小説「ノーフォールト」の
上巻を読んだ。
面白い。

内容は…
城南大学病院に勤める女性産科医・柊奈智は、深夜の当直で容態が急変した妊婦に緊急帝王切開手術を行なう。
ギリギリの判断が幸いし、子供は無事に生を受けた。だが喜びもつかの間、数日後に原因不明の出血が母親を襲う。
医師たちの懸命の治療の甲斐もなく、出血の原因がわからないまま、母親は死亡してしまった。患者を救えなかった
ことでショックを受ける奈智。だが、それは、さらなる試練の始まりに過ぎなかった……(amazonより)

著者の岡井崇さんは、昭和大学医学部の産婦人科の主任教授で、昭和大学病院総合周産期
母子医療センター長。
産科医療補償制度スタートのきっかけともなった厚労省への報告書を提出したそう。
無過失補償制度って始まっていたのね。
まだ始まってないのかと思って、数日前のブログに間違ったことを書いてしまった…。
産科医療保障制度は、分娩に関連して発症した重度脳性麻痺児に対する補償の機能と
脳性麻痺の原因分析・再発防止の機能とを併せ持つ制度として創設されたもので、対象が
狭いような…。素人なので、分かりませんが。

「ノーフォールト」上巻はいよいよ訴状が届いたところで終わった。
続きが気になる~。
スーパーエリート医師が面白い小説まで書いてしまうとは…。

…その後、夜中に下巻をとばし読みしてしまった。。。
だんだん説明調の台詞が多くなり、産科の厳しい実態を訴えるという目的が前面に出て来ちゃった
感じかなぁ。
ちゃんと読めばまた違う感じがするかもしれない。
コメント
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