評価:★
ストーリー(Yahoo!映画より)
“マイケル・ジャクソン”としてしか生きられない男“マイケル”(ディエゴ・ルナ)。
ある日、老人ホームでパフォーマンスをすることになった彼は、会場で“マリリン・モンロー”
(サマンサ・モートン)に遭遇。
“マリリン”は意気投合した“マイケル”をものまねアーティストたちが集うスコットランドの
コミューンへと誘う。
ツタヤディスカスで借りた、ハーモニー・コリン監督の「ミスター・ロンリー」をやっと見た。
差し挟まれるシスターたちのパートが意味不明でイライラした。
ダメだね~。
分かり易さに慣れた頭では、ちょっと説明が不足すると、見るのがしんどくなってしまう。
主人公たちは、集まって生活しているけど、どうやって生計立ててるの?自給自足?
誰か大富豪が混ざってるの?
マン・イン・ザ・ミラーだのビート・イットだのスリラーだの、マイケルの曲名が出て来るのは何なんだろう。
別にストーリーとつながりはないよね。
寡聞にして、ハーモニー・コリン監督を全然知らなかったけど、評価の高い監督なのかな~。
アマゾンでは大絶賛レビューでびっくりだ。
初めからついて行けず、真面目に見てないのがいけないのかもしれないけど、
不愉快な話でしたわ。
悪いけど、登場人物がみんな頭の弱い人に見えてしまった。
純粋で繊細な人たちと感じるべきなのか。
登場人物の誰にも共感しないし、愛情もかわいらしさも感じないのがきつかった。
マリリン・モンローの真似をしていた人が自殺するのも、取って付けたようで、不愉快になる。
シスターたちが、パラシュートなしに飛行機から飛び降りて大丈夫だったくらいで奇跡だとか、
馬鹿としか思えない。
最後に飛行機が落ちるんだろ、と思ったら、案の定そうだった。
「サイン」と同じく、禍福はあざなえる縄のごとし、ということなのかもしれないけど、描き方がむかつく。
でも、この映画をとても心地良く感じる人もいるようだから、感覚の問題なんでしょう。
主人公たちのストーリーと関係なくシスターたちのストーリーがあって、最後まで何の接点もなく終わる。
でもそこに見事な対比やら相似やらを感じる!とかいうものなのかもしれないけど、感性の鈍い私には、
いらつきしかございません。
こういうのを見て不愉快になってるようでは、まだまだ映画を好きとは言えない気がする…。
最後に主人公がマイケルの真似をやめて、進んで孤独になるのだけは、スッとして良かった。
真似と書いたけど、あの人たちは、人前だけでなく日常的にその人になりきる、インパーソネーターなんだよね。
だから、主人公がマイケルの真似をやめるというのは、自殺にも似たようなことなのかもしれない。
となると、スッとするのは間違いなのかもしれない。
でもやっぱり自殺とは全然違うから、新しい一歩を踏み出したと感じて良いのかもしれない。
かもしれない、だらけになってしまった。
ストーリー(Yahoo!映画より)
“マイケル・ジャクソン”としてしか生きられない男“マイケル”(ディエゴ・ルナ)。
ある日、老人ホームでパフォーマンスをすることになった彼は、会場で“マリリン・モンロー”
(サマンサ・モートン)に遭遇。
“マリリン”は意気投合した“マイケル”をものまねアーティストたちが集うスコットランドの
コミューンへと誘う。
ツタヤディスカスで借りた、ハーモニー・コリン監督の「ミスター・ロンリー」をやっと見た。
差し挟まれるシスターたちのパートが意味不明でイライラした。
ダメだね~。
分かり易さに慣れた頭では、ちょっと説明が不足すると、見るのがしんどくなってしまう。
主人公たちは、集まって生活しているけど、どうやって生計立ててるの?自給自足?
誰か大富豪が混ざってるの?
マン・イン・ザ・ミラーだのビート・イットだのスリラーだの、マイケルの曲名が出て来るのは何なんだろう。
別にストーリーとつながりはないよね。
寡聞にして、ハーモニー・コリン監督を全然知らなかったけど、評価の高い監督なのかな~。
アマゾンでは大絶賛レビューでびっくりだ。
初めからついて行けず、真面目に見てないのがいけないのかもしれないけど、
不愉快な話でしたわ。
悪いけど、登場人物がみんな頭の弱い人に見えてしまった。
純粋で繊細な人たちと感じるべきなのか。
登場人物の誰にも共感しないし、愛情もかわいらしさも感じないのがきつかった。
マリリン・モンローの真似をしていた人が自殺するのも、取って付けたようで、不愉快になる。
シスターたちが、パラシュートなしに飛行機から飛び降りて大丈夫だったくらいで奇跡だとか、
馬鹿としか思えない。
最後に飛行機が落ちるんだろ、と思ったら、案の定そうだった。
「サイン」と同じく、禍福はあざなえる縄のごとし、ということなのかもしれないけど、描き方がむかつく。
でも、この映画をとても心地良く感じる人もいるようだから、感覚の問題なんでしょう。
主人公たちのストーリーと関係なくシスターたちのストーリーがあって、最後まで何の接点もなく終わる。
でもそこに見事な対比やら相似やらを感じる!とかいうものなのかもしれないけど、感性の鈍い私には、
いらつきしかございません。
こういうのを見て不愉快になってるようでは、まだまだ映画を好きとは言えない気がする…。
最後に主人公がマイケルの真似をやめて、進んで孤独になるのだけは、スッとして良かった。
真似と書いたけど、あの人たちは、人前だけでなく日常的にその人になりきる、インパーソネーターなんだよね。
だから、主人公がマイケルの真似をやめるというのは、自殺にも似たようなことなのかもしれない。
となると、スッとするのは間違いなのかもしれない。
でもやっぱり自殺とは全然違うから、新しい一歩を踏み出したと感じて良いのかもしれない。
かもしれない、だらけになってしまった。