good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「シングルマン」(ネタバレ注意)

2011-08-25 23:17:03 | 映画
評価:★★★

ストーリー(Yahoo!映画より)
1962年11月30日。8か月前に愛する人を失ったジョージ(コリン・ファース)は、この日で人生を終わらせようと、死の準備を
着々と整えていた。ところが大学での講義は熱を帯び、いつもならうっとうしい隣の少女との会話に喜びを抱く。そして遺書を
書き上げたジョージに、かつての恋人チャーリー(ジュリアン・ムーア)から電話が入り……。

トム・フォード監督
コリン・ファース、ジュリアン・ムーア、ニコラス・ホルト他出演

7月から借りたままだった「シングルマン」をやっと見た。
デザイナーのトム・フォードの初監督作品。

結末は明らかだけど、一応ネタバレあるので注意!

余白がないというか、キメキメで息苦しい映画…。

監督がゲイだからか、男性がえらく美しく、エロく撮られてるねー。
見ていて居心地が悪いほどだったよ。瑞々しいというか、生々しいというか。

男性の笑顔は微かでもフェティッシュに美しく撮るのに、ジュリアン・ムーアにはずいぶん
下品な笑い方をさせてたなぁ。
当時のファッションは良く知らないけど、女性の髪型や服装はそれらしくていいね。

主人公はたくさんの人に好かれて、気にかけられてるのに、愛する人がもういないから無意味なんだねぇ。

主人公は最期のために色々準備していたのに、予定外の終わりを迎えて、ちょっとずっこけた(^_^;)
やっぱり自殺はやめよう、と思いとどまって、遺書も燃やしたと思ったら、不意の病死ってこと?
葬儀のときのスーツやネクタイの締め方とかまで指示してたのに…。

コリン・ファースは眼差しが寂しげで、優しそう。
あの学生じゃなくても、そりゃ心配になるわ。
あの子のいるところで自殺したらどうしょうと不安だったけど、自殺はやめたみたいなのに、
結局あの子が第一発見者になっちゃうのがかわいそう。
コメント
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