評価:★★☆
ストーリー(Yahoo!映画より)
1815年、ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、19年も刑務所にいたが仮釈放されることに。
老司教の銀食器を盗むが、司教の慈悲に触れ改心する。1823年、工場主として成功を収め市長になった彼は、
以前自分の工場で働いていて、娘を養うため極貧生活を送るファンテーヌ(アン・ハサウェイ)と知り合い、
幼い娘の面倒を見ると約束。そんなある日、バルジャン逮捕の知らせを耳にした彼は、法廷で自分の正体を
明かし再び追われることになってしまい……。
トム・フーパー監督
ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフリッド、
エディ・レッドメイン他出演
「レ・ミゼラブル」を見た。
期待してたんだけど、残念ながら楽しめなかった…。
ミュージカルの映画化で全編歌ってる。
映画も長いんだけど、それでもかなり原作を圧縮していて駆け足なので、共感しづらかった。
8年後、とか、9年後とかすっ飛ばしすぎ(笑)。
原作や舞台版、ミュージカル版を見てないと良く分からない^_^;
状況の説明はないのに、心情は歌で過剰に説明されるから、それもバランス悪く感じた。
こちらはついて行けてないところで、俳優が盛り上がって大口開けて歌ってるのを見て、
シラーっと覚めてしまったよ^_^;
ミュージカルがそもそも苦手なのもあるけど。
緩急なく、ずっと一本調子なので見ていて疲れた。
ラッセル・クロウの歌を心配していたんだけど、意外になかなか素敵だったよ。
心配してなかったヒュー・ジャックマンの歌が微妙だった…。声が軽い?明るい?のと、
一本調子な感じで。
あと、ヒュー・ジャックマンやアマンダ・セイフリッド、アン・ハサウェイなどの歌を、
キンキンうるさく感じてしまった(。-_-。)
ラッセル・クロウ、エディ・レッドメイン、エポニーヌ役の女優、子役2人の歌は良かった。
特にエディ・レッドメインは、俳優もマリウスの役も好きじゃないけど、深みのある声で歌は
とても良かったなぁ。
オーケストラの音が控えめすぎたような…。
あとねー、アップが多すぎ。これも見ていて疲れる一因。
私はラッセル・クロウ目当てで見たんだけど、ラッセル・クロウはまた丸々としてたね。
少しは絞ってよ^_^;
演技は良かったと思います。
ジャベールいなくなってからは、私にとっては消化試合。
コゼットとマリウスはすごく自己中のおめでたい馬鹿のようで、好感が持てない…。
マリウス、仲間はみんな死んだのに、コゼットに少し慰められてケロっとして、裕福な実家に戻って
何事もないようになってたり、コゼットはコゼットでノーテンキだし、展開が駆け足だから
仕方ないのかもしれないけど、なんだかなぁ。
映画は楽しめなかったけど、興味が湧いたので、25周年記念コンサート?とかいうDVDを借りてみるよ。