『ララアは私の母になるべき人だったのだ。』(ガンダムエース2011.6)

『オリジン6月号』買ってきました。




『機動戦士ガンダム　THE ORIGIN』はいよいよクライマックス。

シャアも『逆シャア』ラストで告白した「あのセリフ」を一年戦争でフライングして言っちゃってます。

安彦先生は一貫して
『シャアの「ザビ家への復讐」は定説『ジオン暗殺に対する復讐』では無く「母を死に追いやった事への復讐」』
と言っているので、このセリフがここで出てくるのも(シャアのルーツを掘り下げてきた)作品の流れから自然です。

もっとも、
『無意味にニュータイプ能力により戦闘力が高くなり、実際にはララアと出会うまで「戦う意義」すら深く考えていなかった当時のアムロ』
にシャアが本音をぶつけるのは、最早「告白」では無く「独白」に近いですが・・。

どっちにしても、もうビグロは出ないんだろうなぁ。

看板漫画たる『オリジン』連載終了しちゃうと寂しくなりますね。
北爪先生のZは、その穴を埋める狙いもあるんだろうか。





『機動戦士ガンダム　カタナ』はラストでアッガイ(?)が登場。
宇宙でアッガイとか、私の価値観からは遠いところに行ってしまった感じがします。



『MSV-R』は高機動型ゲルググのバリエーション発表に合わせたのか、急に舞台が宇宙へ。
この話って「キマイラ隊再結成」にとりあえず話が帰結するのでしょうか。
だとしたら「生き残り代表」のサカイはどうなっているのだろうか。
GCBでうちのサカイは肝心の場面で
『魂を掛けたこの一撃』⇒全弾スカ
とかやってくれて愛着あるので楽しみです。
この漫画のヒロイン『リミア・グリンウッド』も苗字からして『ロイ・グリンウッド』の娘か何かなんだろうか。
だとしたらパパ登場もあるのかなぁ。
今後の展開が待ち遠しいです。


『戦記』は外伝的エピソードを収録。
これで最後かと思うと名残惜しいです。
「アバンタイトル」連邦版もやって欲しかったなぁ。
夏元先生の次回作も是非ガンダムエースでやって欲しいです。
個人的願望とすれば
『機動戦士ガンダム外伝　死に行く者達への祈り』
とか誰も漫画化してないのでやって欲しいです。
でも
『機動戦士ガンダム MS戦線0079』
のほうが作品時期からして、まだ可能性あるかな?
ヒロインも多いし。
タイミング的には
『ADVANCE OF Z　刻に抗いし者』
もありそうですが、別な方が読切でダムエーに描いてたしなぁ。