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『モビルワーカー』(モビルスーツ開発・誕生の設定相違)【設定】

2021-04-12 00:01:00 | 機動戦士ガンダム
この記事からご覧の方、ゴメンサナイ。
4月10日からスタートした連続テーマ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN(映像版)」と「ファーストガンダム」との設定相違点についてを記事にしています。
(この記事の開始・骨子については「2011.4.10」記事を、この記事を書いている理由や主旨については、「2018.6.20」「2018.9.30」記事をご参照ください。)

今日は「モビルスーツ開発・誕生の設定相違」について、です。

「モビルスーツの開発」に欠かせないコミックはこちら!




『デベロッパーズ―機動戦士ガンダムBefore One Year War (角川コミックス・エース)山崎峰水氏・著』です。
2003年11月1日に発売されたコミックですが、「モビルスーツの開発」を実にほのぼのと豊かに描いています。
で、このコミックには巻末に「年表」が付属しています。(あとで紹介します。)

さて、「モビルスーツの開発」として見逃せない書籍には、こちらもあります。




『マスターアーカイブ モビルスーツ MS-06 ザクII (マスターアーカイブシリーズ)GA Graphic・著』です。
2017年3月17日に発売されたムック本で、CGや瀧川虚至氏のデザイン画が豊富!
ガンプラ好きな方は、制作意欲に火がつくんじゃないでしょうか?
で、このムック本にも「モビルスーツ開発」が時系列に記事になっています。

それらを年表としてまとめると、コチラ!




左側がムック本情報。右側が「デベロッパーズ」年表抜粋。

ちょっと「「機動戦士ガンダム THE ORIGIN(映像版)」と「ファーストガンダム」との設定相違点」のテーマから外れますが、今回は「デベロッパーズ」と「マスターアーカイブ モビルスーツ MS-06 ザクII (以下、「ムック本」と表記)」の記述相違を解説していきます。

まず、「ムック本(抜粋・要約)」では、
『UC.0073年10月 コンペ開催。
MIP社「MIP-X0(航空機型)」とジオニック社「ZI-XA3(人型)」の2機の試作機が競合。』
『ジオニック社「ZI-XA3(人型)クラブマン」を採用し、モビルスーツと呼称し型式番号「MS-01」付与。』
その後、採用により予算確保できたため、
『制御機構の内臓に成功した「MS-02」開発。
「MS-03」で28t増の重量問題発生。
ZAS社が「小型熱核反応炉」実用化し問題解決。
「MS-04(18m級)」開発へ。』
『「小型熱核反応炉」の安全性の問題から、「MS-04」開発の一部を「ホシオカ」に委託。』
とあります。

対して「デベロッパーズ」では、
『UC.0073年4月 ジオニック社、ホシオカと接触。ホシオカでも「MS-04」開発が決定。』
『UC.0073年8月 ホシオカ、ジオニック社に試作型MS-04納入。』
とあります。

「ムック本」では、
『UC.0073年10月に、ジオニック社「MS-01」に決定。その後「MS-04」開発の一部を「ホシオカ」に委託。』
「デベロッパーズ」では
『UC.0073年4月に、ホシオカでも「MS-04」開発が決定』
と時期が相違するのです。

これは、「デベロッパーズ」が正解と考えます。

実は、商業誌『ガンダム vs ザク 大解剖(サンエイムック)』で、



『UC.0073.1 公国軍、新型兵器1号機完成。モビルスーツと呼称。』
となっているんです。

つまり、「ムック本」の
『UC.0073年10月に、ジオニック社「MS-01」に決定。』
は誤植で、
『『UC.0073年10月』⇒『『UC.0073年1月』
が正しいんじゃないでしょうか?

これだと、その後「MS-02」「MS-03」開発し、
『UC.0073年4月に、ホシオカでも「MS-04」開発が決定』
と時系列に整合性が出ます。

今日は以上です。
内容的に「ムック本の誤植」を指摘しただけでしたね。
薄っぺらい内容でガッカリさせてしましましたが、次回はいよいよ「プロトタイプザク VS ブグ(MS-04)」と、「オリジン版とファースト版「MS-04」相違問題」について書いていきます。
明日13日更新!
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