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『アンクルアーマー』【フルアーマーガンダムMSD】

2023-01-15 00:00:00 | 日記

先週「フルアーマーガンダム」の最近追加された設定についてご説明しました。

今日はそれを踏まえ、昨年末に発売されました『HG フルアーマーガンダムMSD』について、公開されている情報を見ていきます。

HG フルアーマーガンダムMSD

 

本キット、Ⅰ/144スケール公式ガンプラでは初の「アーマー着脱式」キット!

まあ、1/144スケール相当の完成品フィギュアは既発ですが、組立式ガンプラとして初キット化は嬉しいですし、意味があります。

ガンプラでしたら、色塗りがフィギュアよりは容易ですし、改造もしやすいですしね。

さて、上の写真をご覧頂いた方の中にはお気づきの方も多いでしょうが、よくみると「中の人(ガンダム)」の形状が通常とは違うんですよね。

特に目を引くのが「アンクルアーマー」。

これは、MSV『プロトタイプガンダム』と同じ形状!!!

以前の記事でご紹介したとおり「機動戦士ガンダムMSD」のベースとなる「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」では、「プロトタイプガンダム」は型式番号「RX-78-01」、見た目もカメラアイにバイザーがついたり、色も全身黄色と、MSV版「プロトタイプガンダム」とはまったく別物となります。

【ORIGIN版 プロトタイプガンダム】

 

つまり、この「フルアーマーガンダムの中の人(ガンダム)」は、「ORIGIN版 プロトタイプガンダム」とは別の「MSV版 プロトタイプガンダム」に酷似したMS。

言い換えれば、「ガンダム THE ORIGIN」の世界観に、「MSV版プロトタイプガンダム」と酷似したガンダムが存在している事になります。

この「MSV版プロトタイプガンダム」が、どういう立ち位置のMSなのかは、現時点では判明しません。

私が「過去の記事」で考察したような「コアブロック搭載のプロトタイプ」という設定なのか、「先週の記事」でご紹介した「FSWS計画の為に増産したガンダム」なのか、今後の公式発表が待たれるところです。

ただ、本商品の型式番号「FA-78-1」が、ORIGIN版ガンダムの型式番号「RX-78-02」のように、末尾番号が「01」では無く「1」と考えると、中の人の「MSV版プロトタイプガンダム」に似たガンダムの型式番号も「RX-78-1」と「01」では無い可能性が高いです。

そうなれば、中の人ガンダムは見た目も型式番号も「MSV版プロトタイプガンダム」と同じようになります。

「MSV版プロトタイプガンダム」が「ORIGIN」の世界観で黒歴史にならずに済むかもしれない!

当ブログとしては、歓喜すべき可能性です!

 

・・・と、「フルアーマーガンダムMSDの中のガンダムのORIGIN版との相違点」に話を元に戻します。

アンクルアーマー以外には以下の相違があります。

アンクルアーマー以外の「フルアーマーのガンダム」と「ORIGIN版ガンダム」の相違点をまとめると、

 

①肩(前期型と同じ?)

②胸の上オプション(前期型・中期型とも違う)

③前腕(前期型の右腕と同じ?)

といったところ。

 

残念ながら「MSV版プロトタイプガンダム」の特徴である「前腕の凹凸」「右腰のホルスター」等は、反映されてないようです。

バックパックも写真が「フルアーマーのガンダム」の写真が無いから判らないですね。

MG プロトタイプガンダム

 

1/144ガンプラとすれば、旧キット以外にアレンジ多めの商品が(コチラも中の人として)出てますが、ORIGIN版ガンダムとして「MSV版プロトタイプガンダム」(に似たガンダム)が出る事に大いなる意義を感じますね。