だらだらといつまでも続く日本のコロナウィルス禍
まともな政治のリーダーが不在だからだ。安倍晋三ではどう考えても危機に対応できるリーダーではない。彼の周囲に集まっているのはバカとワルだけ。まともな人は彼に近づかないし、彼も正論をいう人を嫌う。
今日の信濃毎日新聞ではソウルから岡坂健太郎共同通信記者が「韓国の新型コロナ対策」について伝えている。
検査31万件でも医療崩壊していない。その理由は軽症者用施設を大規模に運用し、感染した人はここですごし重症化した人だけが病院に送られる。病院に送られても症状が回復すれば施設に返されここで過ごして陰性になれば家に帰れる。ただ最初からうまくいったわけではない。医療崩壊が起きそうになった時、大統領みずからセンターを訪れ「どんな手を使ってでも支援する」と関係者を激励し、実際に運用しながら足りない分はその都度言ってくれれば解決すると呼びかけたのだ。
今度の事態に対しては何かと政府と癒着するか対立してきた財閥も社員用の施設を提供し、彼等にとっては左派政権ではあるが、国が崩壊しては経済も崩壊するから協力を惜しまない。
日本の右翼は何かというと文政権を批判してきたが、リーダーの資質としては日本ははるかに及ばない。自民党一党支配が続いているためだ。批判勢力がないところでは政府与党は限りなく堕落してしまうのだ。
選挙制度を早く元の中選挙区にもどして、その上で国民の意志が反映するより良い選挙制度をめざすべきだ。
この間安倍政権にすり寄っている大手企業からは積極的な提言がない。今の経団連の連中は一掃されればいいとは思うが。