木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

朝ドラの2大傑作「おしん」と「澪標」

2020年10月24日 | Weblog

戦前の労働者の実態をドラマに取り入れていた『澪標』
朝7時30分から始まるBSの「エール」の前にかつての朝ドラ「澪標」が放映されている。
後半の方を時々見ている。
国民的ドラマになった「おしん」を意識した造りになっている。
銚子のしょうゆ製造工場が舞台だが、沢口靖子が初々しい。今と雰囲気があまり変わっていない。彼女が芸能界にありながら変わっていないのが表情に現れている。
そしてしょうゆ製造の親方津川雅彦、この頃40代だろうか「水を得た魚のよう」。
晩年は安倍政権を露骨に支持してろくでもなかったが。
大正から昭和初期労働運動が勢いをつけて、そこから当時の政権は弾圧を始める。そして軍部の勢いのまま戦争に突き進むのだが。このドラマを見ていた時はあまりそんなことを意識して見ていたわけではないがよくできたドラマだ。さすがジェームス三木。
主人公薫と腹違いの姉桜田淳子もいい。森昌子・山口百恵と桜田の中3トリオはアイドルを突き抜けた実力があった。
桜田淳子は宗教の方へ行ってしまい芸能界を去ったのは惜しい。

コメント
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