Do you really dream of jumping sheep?
(ども 火星人です。レイシストお断り)
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簡単ですけどね。
これも繰り返し言ってますけど、「金融」とは、おカネに余裕があるところから足りないところに(おカネを)回すことですよね。
お金を融通するとはそういうことです。
広くこれを行う事で経済を活性化させるわけです。
ヨーロッパでは、だいたいこれを国単位で行っています。
(国によって、あるところからないところにおカネを回すことを一般に「再分配」と呼んでいます)
なので、アベジャパンよりもGDPの成長率は総じてずっと高いし、かつ財政も(日本よりは)健全です。
日本も民主党政権の時は成長率が高かったんですけどね。

ところが日本の「再分配」は、逆なんですよね。ないところからあるところに回していると。
アベノミクスを金融政策と位置付ける人が多いですが、「金融」とは反対のことをしているのですから反金融政策ですよね。
最近ではエンゲル係数が急上昇中です。
ほんとうに、「今時、それどこの国の話だよ」と言いたくなりますが、日本の話です。

加えて薄給で長時間働くことも消費を抑えますね。
だっておカネ使う余裕がないですからね。
日本の労働者が、使っていない有給休暇の1%でも使えば、消費は(数字として)伸びると言う話もあります。

先日、GDPが0.0%の上昇、年率換算で0.2%の上昇になったと、NHKがニュース速報で出したそうです。
そこまで惨めな国になったのですね。
上がるだけで速報にするレベルのニュースになると。
普通はもっと上がりますからね。
他の国でも。別の政権でも。

少しでも貧困を解消したり、働く人に時間的な余裕ができれば、消費は確実に増えてGDPは改善するのですが、政権がバカなのでそうはならないのです。

つづく

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そもそも経済的な格差による階級社会ですから、貧困層がかなり多いわけです。
階級社会はだいたいピラミッド状になります。
下のほうが俄然多くなる。

以前、ミュージシャンの話を書きましたが再び。
概ねども階級にも人気があるとします。
CD(DLでもいいんですが)を出すとします。

貧困層だと買いたくてもなかなか買えません。人数はここが一番多いんです。
お金持ちは、もちろんお金があるのでファンならCDを買います。
が、人数は少ないです。富裕層だって、1人が1万枚買うわけではないですからね。
階級社会ではあまり売れないんです。

以前ミュージシャンの例を出したのは再分配の件でした。
良いアルバムを出してたくさん売れた。
お金持ちになった。
税金をたくさん払って、買ってくれた人たちに還元したほうが、次にまた良いアルバムを出した時にまた買ってくれると。
税金を払わないで、勝った人たちが貧乏になると、今度は売れなくなると。

別にアルバムじゃなくても(ミュージシャンではなくても)、普通に商品でいいですけどね。
良い商品を出したら売れたと。
また良い商品を出したら売れるかというと、購買層(?)の懐次第です。(買わないと購買層になりませんが)

つづく

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