三浦瑠麗の発言を許してはいけないのだ（１）

問題は大きく分けると２つですかね。
一つは雑なこと。死ぬほど雑。
ただテキトーにネトウヨ発言して、叩かれたら必死にごまかしているだけで、そもそも知性がないんですかね。
もう一つはヘイトを煽ったこと。
もちろんこの二つの合わせ技で悪質さが格段に増しているわけで、つまりバカとヒトデナシのシナジー効果というやつですか。

雑な話によるヘイト扇動というのが実に悪質なのですよね。
おそらくは「セレブの私にはマイノリティの辛さなんて関係ないわ」という程度なんでしょうね。
無神経さと無責任ぶりはアベ並み。
本人は「差別を意識したものではなく、そのように受けとる方が差別だ」みたいなことを言っていますが、「ふざけるな」だよね。

そして話の内容におけるテキトーさは突っ込みどころ満載です。
残念なネトウヨのみなさん達は「工作員はいるだろ」とか、LINEの上級執行役員は「いないというならエビデンスを示せ」とか完全に頭悪いこと言ってますが、誰も工作員が１人もいないとは言っていないです。
そういう人がいる可能性は十分にありますよ。少しは。
別に北朝鮮じゃなくたって、いるでしょ、普通。
そう言う話ではないのです。東京や大阪にはたくさんいて、特に大阪があぶない。キムジョンウンが死んだら大阪でテロが起きるとか言っているわけです。
しかもソースは明かせないが専門家が言っていたことで専門家の間では常識だと。
しかし、おそらくいまだに政治学者の類で同じ意見の人は出て来てませんね。
昨年、共謀罪が成立したのに公安は何やってるんですかね（笑）
テロを企てていたら捕まえられるでしょ。テロ対策じゃなかったの？（はい、違います）
そしてスリーパーセルたちはキム・ジョンイルが死んだときには何をしていたんですかね。

まずこの手の発言が、万が一事実であったとしても悪質だということについて。
masanorinaito 1
masanorinaito 2
masanorinaito 3

テロが実際に起きていてテロリストが潜伏していると思われる国でも、危機を煽るような発言は慎まなくてはならないということですね。
というよりも、そのような国ほど慎重でなければならないんですよね。無駄に危機を煽るだけだからです。
つまり日本は安全だからあのような間抜けな発言がテレビで出来てしまうと。
本当に危険があるのにあんなこと言ったのなら底知れぬアホなのです。
もしくは差別目的。

さて、本人によると専門家が言っていたとのことですが、こちらの残念な本人のブログ
るりぶろぐ
下記（韓国の情報源に基づく英国の記事）
からリンクに飛ぶと、
Daily mail
なんとソースはデイリー・メール（がははは
しかも、その記事のソースがさらに、デイリー・スターって書いてますね。
専門家じゃないの？
ほんの少しも専門家での常識とは思えませんが。
だいたいデイリー・メールやデイリー・スター界隈では、宇宙人がしばしば発見されます。
ぼくも気をつけないと。
つまり、東スポの「千葉にカッパ来襲！」の類の記事を真に受けた三浦瑠麗なんですね。
デイリー・メールの記事では（１６年の話で）、すでにラジオでスリーパー・セルに指令が下ったので間もなくテロが起きるみたいに書いてますが、まだ起きてませんよね。

長くなるので、残りは明日に。

マルグリット・ロンというピアニストの命日。
今ではロン＝ティボー国際コンクールという名前でわずかに知られているかも。
マルグリット・ロンとジャック・ティボーでロン＝ティボー。
音楽学校を作って、後にロン＝ティボー音楽学校になったんですが、その後コンクールもできましたと。
なかなかの人で、
Ravel - piano concerto - Marguerite Long
このラベルのピアノ協奏曲は彼女に献呈されたものです。
他にもフォーレとかアルベニスが曲を献呈しているのだそうで。