Studio Flow's こころの声 blog

2018年末左手橈骨粉砕骨折後、入院・手術・リハビリを経験。その後の気づき・思うこと、老親、勉強のことを書いていきます。

リハビリ65日目

2019-04-29 20:55:32 | こころの声
今日は祝日。
朝から見ていなかったビデオを少し見て、届いたリハビリ用のシートを持ちスタジオへ。



移座えもんシート。
これは機能病院の病棟談話室にあった、鍵盤断裂の患者さんがリハビリに使われるシート。
本来は寝たきりの方の姿勢変換をやり易くするものですが、私はこのシートをレッスンに使用しようと思っております。
この滑りやすさ。
腕にも脚にも使えると思います。

今日はまず私の左手のリハビリ。
腕を伸ばして
ローターカフ棘上筋をターゲットに肩関節の外旋トレーニング。
斜めに腕を滑らせて後部三角筋のストレッチなどなど。

リハビリ → 5月の振替チケット作成・印刷 →リハビリ → 印刷物のカット → リハビリ → 鉢物の水やり → リハビリ

延々…。

明日は曽我病院にリハビリに行きます。
GW中は明日と5月2日木曜の2日間しか外来が開かないので。

リハビリについての独り言。
入院中の自分のブログを読み返しながら、今だから思うこと。
担当のOTさんは一生懸命に頑張ってリハビリをしてくれて、その一生懸命さに私は有難いと思っていたけれど…。

初回だったかなー?
祝 先生とのリハビリ中の会話の中で、1番厄介なセラピストは一生懸命で結果を出せないセラピスト。← あっ!彼女だ
患者は何が欲しいかというと「結果」← そう!早く動くようになりたい
5分で出せる結果を30分もかかってしまえば、他は何もできない。
いくら性格が悪くても、結果がだせるセラピストに患者はみてもらいたい。

ごもっとも!

一生懸命されると「悪いな」とこちらは思ってしまう。
例えば、回外を目的で手首の靭帯が拘縮して痛い。その時にホールドリラックス法を用いる。
ホールドリラックス法は指の曲げ伸ばしで1b抑制のために私が教えたのだけど…。
靭帯にはゴルジ腱は無いんだよなー
回外筋と方形回内筋には効くかもだけど…
と、思いつつも彼女には言いきらなかった。

何人もの患者さんと話していて、患者はセラピストに「やってもらっているから」と遠慮している方は結構多い。
しかも、結果が出せなくても期限がくれば患者は退院・転院で居なくなる。
結果が出せていないことにセラピスト側は気づけているのだろうか?

私の仕事…運動指導もだけど、セラピストも「結果」を出せないとダメだと思う。
それは仕事じゃない。

追記
セラピストに限ったことではありませんが、一生懸命にもなれないセラピストは論外!