1/99(きゅうじゅうきゅうぶんのいち)

あみものと手仕事と旅の記録

近所をお散歩(1)

2006-04-19 11:48:41 | すいかのたね
前の晩に雨が降ったからか、すこ~しだけ涼しくなったので、カメラを持って近所を散策してみました。ここには日本にない植物がたくさんあって、鮮やかな花や変わった形の果実に目がいきます。
この黄色い花は、いまが満開の時期です。タイ語で何というのか知らないのですが、どこかで「国王・王室の花である」と読んだおぼろげな記憶があります。英語名は”ゴールデン・シャワー”だったような…間違っているかもしれないですが、陽光に透かされた黄色い花は黄金色に輝いていて、樹の下に立つと、ほんとうに黄金の光のシャワーを浴びているような感覚になります

邸宅のカレー屋、そのお味

2006-04-17 22:05:19 | タイごはん
ここのイチオシは、以前も紹介したことのある”ゲン・ハンレー”だそうで、それをいただくことにしました。ゲン・ハンレーは、簡単に言ってしまうと、濃度と香辛料が日本のカレーに一番近いです。が、ここは香辛料の豊かな国、そして豚肉がおいしい土地。やっぱりここでしか出せない味があるんです

注文したのは、”豚肉のゲン・ハンレーとサフラン・ライス”です。こんな上品なお皿に盛られて運ばれてきました。お肉の柔らかさと、風味豊かなスープは、とっても上品に丁寧に作られている味がしました。なんだかとっても豊かな気分

邸宅のカレー屋

2006-04-17 21:53:34 | タイごはん
週に何度か、友人たちと食事に出かけることがあります。
こちらに長く住んでいて、しかも食に関心を持っているので、連れて行ってもらうところは厳選されていると言っても過言ではありません。だって、すべて美味しいお店ばかりで、しかもお値段リーズナブル

「お金持ちが庭先でやっている感じのカレー屋がある」と言われて、行ってみたらば、こんな素敵なお庭にテーブルが置かれていました。
「きゃー、素敵
店員さんも、ハイソで上品な雰囲気だけど気取らないところが、これまたいい感じ
「こんなところでいただくカレーってどんなんかしら~

例文そのまま!

2006-04-17 21:40:31 | すいかの芽
以前から使っているタイ語テキスト(『中級タイ語総合読本』白水社)の会話文。

 A「(着ているタイシルクの色が)ちょっと派手すぎませんか」
 B「鮮やかですが、派手なんてことはありませんよ。あなたは色が
   白いから着映えがしますよ」

写真のシャツをショッピング・センターで見かけて、鏡に当てて見ながら「いやー、ちょっと派手すぎないかしら」と思っていたら、店員さんに「色が白いから着映えがしますよ」と言われました。
例文と全く同じシチュエーション
この本、ほんとにおススメです

でも、ソンクランで思いっきり無防備なまま2日間炎天下で過ごして、もうあまり白くないんです…

旬のもの

2006-04-17 21:03:45 | タイごはん
タイには日本では手に入らなかったり、ものすごーく高かったりする果物が、新鮮で安く売られています。果物好きのすいかとしては、まさにフルーツ・パラダイス 1年通じて市場に出ている果物は多いのですが(すいか、バナナ、パパイヤなど)、やはり自然の恵みゆえ、旬のもの、が存在します。
いま、まさに旬なのが、マンゴー。黄色く熟れたマンゴーは、自然の甘みと独特の酸味が混ざり合って、本当においしいです。大手のアイスクリーム・チェーン店でも”マンゴーフェア”をするくらい、タイのひとたちも楽しみにしているようです。

そんなみんなから愛されているこの果物、やはり一番美味しいのは”カオ・ニアオ・マムアン”!!! もち米をココナツミルクで甘く炊いて、その上に十分に熟したマンゴーの実を盛り合わせ、さらにお好みでココナツミルクをかけていただきます。甘いもち米にマンゴーの酸味が効いて、本当にクセになる味です

いましか食べられない味ゆえに、一期一会を大切にしております(要するに、見かけたら買って食べる)。そんなわけで今夜のご飯は、カオニアオ・マムアン。
あー、おいしかった、幸せ~

 え?こんなん食べてるから太るねん、て? そう、おっしゃるとおり

ばか騒ぎの結末…?!

2006-04-15 16:00:28 | すいかの芽
旧正月2日目は、お堀周辺を歩いてまわりました。
お祭りはいずこも同じ、屋台がぎっしりと通りや広場を埋め尽くして、すごい熱気。この日もガイドをしてくれたTgさん曰く、「今日みたいな屋台では、普段食べられないような珍しいものが並んでるから、何か欲しいものがあったら買ってみたほうがいいよ」。確かに、ベタな郷土料理からちょっと目新しいお菓子まで、いろいろと揃っています。

そんな屋台から食べ物と飲み物(もちろん)を調達して、何度か休憩しながらお堀の一辺を歩きました。タイのひとたちは、不規則に食事をすることが多く(要するに、好きなときに好きなものを食べる)、この日も「夕飯にはまだ早いけど、これを逃すと喰いっぱぐれる可能性大だわ」と思い、お堀沿いの芝生に座ってプチピクニックを楽しみました

「昨日お堀に飛び込んだし、今日はもうないでしょー」と思っていたら、同行者3人ともがお堀に入って、「来い、来い」というので、また入りました で、水から上がって気がつきました

 「あーーーーっ!携帯電話っ!!!」。

…そう、すいかはほとんど防水などせずに携帯電話を持ってきていたのに、そのことをすっかり忘れてお堀に入ってしまったのです…
もともと問題が多くて買い替えようと思っていたところとはいえ、ショック…

そんなこともあったけど、一緒に行ったTgさんの妹Kちゃんと婚約者のCyくんから結婚式の招待状をいただき、とっても幸せな気分で自宅へ帰りつきました

 *写真は”今はもう動かない”携帯電話…Cyくんが「コメの中に1週間漬けておいたら、機器の中までしみこんだ水まで吸収されて元通りになるかも。Kの携帯もそうやって直したことがある」と教えてくれました。まさにアナログハイテク?!

仁義なき水合戦-ソンクラン(5)

2006-04-14 10:20:30 | すいかの芽
しつこいけど、雨が降ってるんじゃないんです

寒さしのぎに車内へ避難したものの、車内は冷房ガンガンでまた寒くなって、荷台へ移動しました。やっとこさ渋滞のメイン通りから、裏道に抜けると車は時速50キロくらいで走り始め、全身ずぶ濡れの体感温度は我慢の限界を超えていました(このときSgくんはバケツの中に避難していました、かわいい)

アパートまで送っていただいて、すいかのソンクラン初日は無事に終わりました。
思う存分楽しみました!!あー、楽しかったー!!!

別れるときに「あとで飲みに行こうね!」と言われたのですが、夜に電話がかかってきて「疲れたから、やめようね」。地元民でもさすがに疲れたようです

Thanks for my second hometown Chiang Mai and my dearest Thai friends!!!




仁義なき水合戦-ソンクラン(4)

2006-04-14 10:02:28 | すいかの芽
水掛けに使うのは、洗面器と小さいバケツが主流ですが、最近は水鉄砲も大活躍のようです。半端ではない大きさ、もちろんソンクラン仕様(ちょっと分かりにくいけど、写真の大人が持っててこのサイズ)。これを使われると、すごい勢いで水が飛んできます

1kmほどのお堀の一辺を、車で(車なので?)2時間以上かけて移動したころには、陽も傾き始め、車の外にいるのが寒くなってきました。なのに、まだ氷水で攻撃してくる輩がいるので、車内に避難して写真撮影をすることにしました。窓が水滴だらけなのは、雨が降っているのではありません、こんな勢いで水を掛け合っているからなのですー

仁義なき水合戦-ソンクラン(3)

2006-04-14 09:36:24 | すいかの芽
地元民も観光客も外国人も関係なく、無礼講 
老いも若きも関係なし…といいたいところなのですが…よく観察していると、一番被害に遭っているのは、若い女の子たち。若者男子組から「美人さん、あけましておめでとうーっ」ダーとやられてます。そう、ラテンなタイ人、普段はシャイなチェンマイ人も、無礼講となれば本心丸出し
「あらら、かわいそうに…」と冷静に見ていて気づきました…「すいかってば、9年前に比べて(若者からの)被害が少ない…ということは…

で、年上の陽気なラテン系タイ人Tgさんに無理矢理連れて行かれたお堀に飛び込みました、よ、はい… ちょっと早いけど、ぞろ目記念&来年になったら身体的にも社会的にも不可能だろう、これが最後、と思いまして 車に戻ったら、CyくんとTyさんからやや呆れた視線を感じたのは、気のせいではない… 「やっぱまずかったかなー、ま、いっか」 
良い子は真似しないでくださいね(マジで危ないので)

 *写真は目立ってた、ベタなピックアップ・トラックのひとつ。民謡をガンガンにかけておばちゃんたちが踊ってました もちろん、すいかたちも一緒に踊りました

仁義なき水合戦-ソンクラン(2)

2006-04-14 09:12:25 | すいかの芽
ふだんなら車で5分とかからないお堀まで、ゆうに1時間かけて到着しました。途中でTgさんがビールを調達してきて、すいかも缶ビールを1本与えられました 

ソンクランの水掛けは、新年のお祝いの意味があるとのことで、「あけましておめでとう!」バッサッー てな具合に水をかけられます。敢えて日本でたとえるならば、庭の水撒きのあとバケツの底に余った水を、少し遠心力をつけて庭一面にザーッと撒く、に近いです。あくまでも敢えての例えで、この動きに狙いをつけて勢いよくやるもんだから、まともに浴びるとかなり「痛い」です。さらに最近は、バケツに業務用のでっかい氷(20リットルはある)を入れて、冷水を使うので、いくら40度の炎天下とはいえかなり寒いです

しかし、いくら痛くても、いくら寒くても、そこには「新年おめでとう」の意味が込められているので、絶対に怒ってはいけません。車が止まっている隙に(すごい渋滞なので全然進まない)ゆっくり近づいてきた人に、背中に氷水を流されても「新年おめでとうさん!」と言われたら「どうもありがとうー」と返答し、余裕があればこちらも掛け返す、てな具合です。
この日に見かけた、いちばん気の毒な人はK○C宅配中のお兄さん。正月に休みが取れなかっというだけでも気の毒なのに、このバカ騒ぎのなか働くのは苦痛だったに違いない…

 *写真はBさんの奥さんにお願いして撮ってもらった、お堀周辺の様子。ご覧の通り、みんなずぶ濡れ バイクも歩行者も関係ありません。まさに仁義無き戦いなのです?!

仁義無き水合戦-ソンクラン(1)

2006-04-14 09:11:41 | すいかの芽
さて、ソンクラン初日!
約束していたTgさんから「2時ごろ迎えに行くからね」と電話があり、「わかったー。けど、すいかが座る場所ある?」と聞くと「いやー、(ピックアップトラックの)荷台に乗った方が楽しいよ 寒くなったら(←これまたワケあり)車内に移動したらええし」 この時点ですいかのソンクラン参戦(?)決定 

「大丈夫かいな…」と思いつつも、「ええい、これはもう楽しむしかない!」と腹を決め、おそらく絶対に使えないであろうデジカメをビニール袋に入れて、いざ!!

タイでは、車といえばピックアップ・トラックが主流です。Tgさんご一行もピックアップトラックでご登場。他のメンバーは、Tyさん、Tgさんの妹Kちゃんとその婚約者Cyくん、運転席にはBさんと奥さん、そしてBさんのお子さん、10歳の女の子Iちゃんと8歳の弟Sgくん。荷台には業務用バケツ(そこらの喫茶店で使っているのより、余裕で大きい。ちょっと太めのSgくんが中に入って座れるくらい)が3つ、しかも氷入り!! いやー、こりゃ楽しくなりそう

この時点では誰も”被害”を被っていませんでした(どうやってうちのアパートまで来たんだ?)。が、表通りに出たとたん、バトルスタート
車道に並ぶ商店や住宅前には、通行人・車両に向けて水を掛ける人たちが待機していて水を掛けてくるわ、反対車線からは加速のついた水が勢いよく飛んでくるわで、出発から5分と経たないうちに全身ずぶ濡れ 

しかし、まだまだ序の口です
 *一般的なピックアップトラックは写真のようになっていて、荷台にバケツと人間を積んで祭りへと繰り出します。

外出禁止令解禁?!

2006-04-13 22:52:08 | すいかの芽
チェンマイは、日本で言うなら京都のような古都です。百数十年前まで、ランナー王国という国の首都でした(確かそのはず…正確に知りたい方は他で確認してください)。現在の街は、昔の城壁内=旧市街、と城壁外=新市街に大きくわけることができます。城壁の周りはクー・ムアンという、お堀になっていて水がはってあります。

ソンクランで盛り上がる地区のひとつが、このクー・ムアンです。9年前にここでソンクランを体験したことがあって、それはそれは楽しかったのですが、なんせ一昔前の話。

「もう、あんなに若くないし、あの水掛けの中歩き回る元気なんて、もう、ない…」それに「外国人の女ひとりが物見遊山に行くには、危険すぎる」と判断して、ソンクランは家でゆっくりするしかないかなー、と思っていました
が、昨日の大晦日に紹介されたタイ人の友達が、「ピックアップトラックを出して別の友達を呼んで遊びに行くことにしてるから、よかったらおいでよ」と誘ってくれたので、「おう、それはありがたい」と便乗させてもらうことにしました

写真が、城壁とお堀”クー・ムアン”です。ちょっと分かりにくいですが、10日くらい前からお堀で泳いでいる若者が多くなり、すいかは勝手に「予行演習」と名づけていました。そう、ソンクラン当日は、ここに飛び込む若者が続出するのです

さて、9年ぶり、ピックアップトラックでは初となるソンクラン!
一体どうなるんでしょう?! 乞うご期待!!

大晦日カウントダウン@チェンマイ

2006-04-13 04:22:48 | Music!!
いやー、びっくらこきました。
2次会に連れて行ってもらった場所は、公立学校の体育館4倍くらいの大きな建物で、ステージに10人編成バンド、フロアはノリノリな人、人、人~!!!

で、流れている音楽が!
 細川○かし+琉球音階+明るいフォークソング

うまく説明できてないですが…。
とにかくこんな感じの音楽で(なのに?)、みんなノリノリなんです~

聴き取れた歌詞、
「生きてりゃいろいろあるけどさ、人生なんて1回きり、
生きていくしかないでしょー」っだって…
…すごいメッセージ、自分に言われているかのようで、ちょっと感動

せっかくなので、踊って来ました 
が、タイ人とは、やっぱりリズム感が違いました…
あの調子で小さい頃から仕込まれれば、スタイル良くなるわなー
と、妙な納得をして、タイの新年を迎えました

*写真はオールナイトで続くパーティー会場。酔っ払いでブレてます

流行発信地?!

2006-04-12 13:19:18 | すいかの芽
「すいかが住んでするエリアは、いまイケてることだよ」とか「へー、いいところに住んでるね」と友人から言われることが多いです。確かにフリーペーパーなどを見ると”新しくてオシャレなお店”が集中しているようです。でもこの炎天下を散策する気力などなく、ときどき通る店も見るからに高級そうで一人で入る勇気がありませんでした。

先日Tさんが来たときに持っていたガイドブックを見ると、うちから徒歩5分圏内にある店が数店載っているではありませんか。「ちょっと行ってみるか」と1件目に入って雑貨を見ていたら、”ギョーカイ”人っぽいタイ人が数名いて、テレビカメラを回し始め、若い男の子が店主にインタビューを開始(厳密に言うと、させられてたっぽかったけど)
店員に「あれ、ダレ?芸能人?」と聞くと「そう、ジェーン・ジンデンですよ」、す「有名なの?」、「有名って…スターですよー
タイの芸能界事情は9年前で止まっているわたしは、もちろん彼のことは知らず、さすがのわたしも「ファンなんです~」と寄っていく勇気はなかったです… その後行った2、3店でも彼ら一行と鉢合わせ、その都度店員に「ダレ?」と聞くと同じ答えが返ってきました。取材の内容は「今日はチェンマイで一番おしゃれなスポットを僕が紹介します!」みたいな感じでした(にしては、テンション低かったけど)。
数日前に入手した、えらく手の込んだタイ人若者向けのフリーペーパーの特集は
"ALL ABOUT COFFEE IN CHIANG MAI"で、ここでも「今年、そのお洒落な雰囲気で多くのひとが惹きつけられるエリア」と紹介されていました
知らなかったとはいえ、本当にいい部屋にめぐり合えたものです。ラッキー 
 *写真はここに落ち着いたばかりのころに偶然入ったカフェです。
 言われなかったら、どこだかわからないくらいシックで落ち着いたお店でした