そんな訳で公式から全カードリストが出たということで、
恒例のカードレビューをやっていきます。
点数は1点から5点の5段階評価で、
大きい点数ほど高評価となっています。
カードの効果についてはリストを見てもらえればと思います。
・カードリストVer.2.0(公式サイトより、PDF形式)
◎ユニット
○赤属性
ヒートドラゴン…3点
所謂「2コスサーチャー」で、
《リトルドラコ》の種族変更版。
今回竜には《創世龍ティアマト》という「爆弾」が投下されたので、
以前よりも評価が上がるかも知れない。
ケロール・レッド…2点
今回導入された【狂戦士】能力持ちの基本形。
デメリットがある代わりに繰り返し使いうる除去能力を持っているが、
盤面差で負けていると自爆のリスクが増えるのがネック。
1コスユニットが足りない時の応援要員として使われることが多そう。
デモンフィスト…3点
《魔槍のリリム》と《チアデビル》が合わさって1つになった、
的なカード。
何気に進化では初のUCでもある。
軽い進化として有用だが。
火力のタイミングが「アタックでトリガーゾーンのカードを破壊した時」となったので、
除去性能がややダウンしたのが気になるところ。
ミノタウロス…3点
《ケロール・レッド》の「上位種」というべき存在で、
コストが上がった代わりに戦闘力や除去性能がかなり改善されている。
総合するとかなり受けづらい効果なので、
序盤の戦闘要員として期待できる。
炎剣・レーヴァテイン…4点
人気メカニズムである「武身」の最新版というべきカード。
効果も便利だが、
それ以上に「黄色くない奇数コストの武身」というのが重要。
新たな形の「武身」が作られる可能性がある。
創世龍ティアマト…4点
相手ユニットに【狂戦士】を付与できる点がポイント。
戦闘に参加しない「システムクリーチャー」を始末する手段として有用だが、
「相手が潤沢なパンプを持っている」などの裏目を引く可能性があるのがネック。
《世界創生》《忘却の神殿》と組み合わせるなど、
「嵌めパターン」の研究次第で大きく化けるかも知れない。
○黄属性
朝空のニコラ…5点
《ハッパロイド》の調整版の1つで、
「珍獣でないので《学びの庭》で引けない」
「相手にもカードを引かせてしまう」
というのが特徴。
今回の「リセット枠」が《天空神機ゼウス》となったことで、
「カードを引ける1コス」というのは非常に重要。
恐らく3枚必須となるのでは。
ゴールド・ダルマン…5点
「珍獣」の切り札として有名な《KP》が、
「適正」な色になって帰ってきてしまった。
「《学びの庭》でのサーチに引掛かる」というのは序盤ではデメリットになりうるが、
やはり軽いリセット手段であることは重要。
「珍獣」だけでなく《選ばれし者》ギミック入りの黄系でもお呼びがかかりそう。
白ずきんちゃん…2点
黄属性に新たに追加されたメカニズム【神託】を持つユニットの1つ。
ライフを得る効果は弱くはないのだが、
発動条件が「プレイヤーアタックを受ける」とかなり弱いのがネック。
CPが少ない序盤ならともかく、
中盤以降は返しに除去されるのが当たり前になってくるので、
Ver.1環境での「カウンタークロック」とかと同程度の評価に落ち着きそう。
不知火玖式…2点
Ver.1環境屈指の「産廃」と評判の《陽炎弐式》の調整版というべきカード。
手札を捨てるデメリットが無くなったことで大分使いやすくはなっている。
現行の《ストラグラー》《キラーヴィーナス》の様な
ポイント調整要員的な使い方になりそう。
ユニコーン…2点
《白ずきんちゃん》同様【神託】を持つユニット。
効果そのものは《無限の魔法石》と同じで非常に強力だが、
発動条件が「プレイヤーアタックを受ける」とかなり後ろ向きなのがネック。
引く前に除去されたり、
引いたカードを使う前に負ける可能性もあることを考えると、
上位で活躍するのは難しそう。
トリガーゾーンへのバウンス効果により、
戦闘で活躍させやすいのが救い。
天空機神ゼウス…5点
《戦神・毘沙門》の調整版というカードで、
「【進化禁止】を持つので連打できない」
「初期BPが6000と低めで、上げる条件もやや複雑」
「効果が消滅なので、【消滅効果耐性】に手間取る危険が大きい」
といったデメリットが設けられている。
とはいえリセットが役立つ場面が多いのは相変わらず。
まずはこれを3枚揃えることが重要となるだろう。
○青属性
獣忍白狼…2点
【不滅】と消滅の条件から、
BPを上げまくる緑系のデッキと相性が良い。
青の定番になれるかどうかは今のところ未知数で、
暫くは《ゴーストフェンサー》《アクアランサー》の様なポイント要員として使われそう。
天然魔道士リーナ…3点
今回の青のテーマの1つである「捨札特殊召喚」能力を持つユニットの1つ。
1コスと軽く使いやすいのがメリットで、
序盤のチャンプ要員としては悪くない。
このサイクルの共通の天敵である《文明崩壊》をどう対策するかが鍵となりそう。
TA-YU…2点
「捨札特殊召喚」のサポート要員というべきカードで、
これで特殊召喚持ちや不要な青インターセプトを捨札に送るというのが主な使い方。
2つめの能力は地味に自軍のユニットも選べるので、
不意打ち的にオーバークロックを発動させるという使い方も出来るが、
実際に活躍できるかどうかは、
「捨札利用」系のデッキがどれだけ伸びるかにかかっている。
ドラゴンブリザード…2点
《天然魔道士リーナ》同様の「捨札特殊召喚」能力を持つが、
コストが重い分発動条件がやや厳しく、
消滅する捨札の枚数も多めになっている。
カードが大量消滅するのを逆手に取り、
《ダークプリースト》による回収ギミックを盛り込むことも考える必要もありそう。
レヴァイアタン…3点
並のスペックに「捨札特殊召喚」能力、
おまけの効果も発動条件が厳しい、
とこれだけを見ると微妙だが、
種族が【海洋】というのがポイント。
「海洋」デッキでの中堅ユニットとしての活躍が期待できる。
邪眼天使サリエル…5点
CIPでの捨札回収が何といっても強力。
もう1つの効果も手札枚数を損するが確実性の高い除去として役立つ。
《始世姫ジョカ》の「裏」としても役立つので、
かなりの活躍が期待できそう。
○緑属性
ドーバーデーモン…5点
《ハッパロイド》の調整版というべき性能だが、
「BPが高いので《裁きのマーヤ》1体だけでは落ちない」
「《パンダティーナ》の【連撃】能力の発動条件を満たせる」
「2コスなので『ショータイモロク』で1コスを絞りつつドロー要員を増やせる」
などのメリットがある。
恐らく3枚必須となるのでは。
パンダティーナ…2点
今回の緑のテーマである【連撃】能力を持つユニットで、
事前に一定コスト以上の緑属性カードを使っているとメリットがあるという仕組み。
条件を満たせば2コス7000デメリット無しと破格のスペックだが、
満たせないと並以下となるのがネック。
暫くはポイント要員として様子見する形になりそう。
勇戦の騎士…2点
緑らしく大雑把な大型ユニットで、
《ギガマムート》《ジャンヌダルク》などの後継者というべきポジション。
ライフが減るほど大型化し、
追加の効果も役立つ場面は多いが、
即効性が無いのがネック。
《ティターニア》《ブラックバニー》の様な、
「下のランクが使用率を上げる」系のカードに落ち着きそう。
プラウドドラゴン…3点
《パンダティーナ》同様の【連撃】能力を持つユニットで、
条件を満たすことで除去が撃てるというのが特徴。
基本BPを大きく減らせるので除去性能としては信頼性が高い。
あとは素のBPの心もとなさをどれだけ許容できるかだろう。
裂槍・ゲイボルグ…4点
《レーヴァテイン》同様の「黄色くない奇数コスト武身」で、
除去耐性と繰り返し使える除去能力を持つのが特徴。
これによって赤緑だけで《イージス》から《アロンダイト》まで繋がるので、
新たな「武身」デッキが作られそう。
聖少女ブリギット…4点
CIPで手札にユニットを引き込み、
後続ユニットに「格闘」能力を与えられるというユニークな性能。
どちらも「裏目」を引くリスクはあるが、
「パピヨンガール能力」を持つユニットは生き残ればそれだけで勝てる可能性がある為、
対策が必要となるかも知れない。
――
◎おまけ：M・o・Aちゃんが何か言う
――
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恒例のカードレビューをやっていきます。
点数は1点から5点の5段階評価で、
大きい点数ほど高評価となっています。
カードの効果についてはリストを見てもらえればと思います。
・カードリストVer.2.0(公式サイトより、PDF形式)
◎ユニット
○赤属性
ヒートドラゴン…3点
所謂「2コスサーチャー」で、
《リトルドラコ》の種族変更版。
今回竜には《創世龍ティアマト》という「爆弾」が投下されたので、
以前よりも評価が上がるかも知れない。
ケロール・レッド…2点
今回導入された【狂戦士】能力持ちの基本形。
デメリットがある代わりに繰り返し使いうる除去能力を持っているが、
盤面差で負けていると自爆のリスクが増えるのがネック。
1コスユニットが足りない時の応援要員として使われることが多そう。
デモンフィスト…3点
《魔槍のリリム》と《チアデビル》が合わさって1つになった、
的なカード。
何気に進化では初のUCでもある。
軽い進化として有用だが。
火力のタイミングが「アタックでトリガーゾーンのカードを破壊した時」となったので、
除去性能がややダウンしたのが気になるところ。
ミノタウロス…3点
《ケロール・レッド》の「上位種」というべき存在で、
コストが上がった代わりに戦闘力や除去性能がかなり改善されている。
総合するとかなり受けづらい効果なので、
序盤の戦闘要員として期待できる。
炎剣・レーヴァテイン…4点
人気メカニズムである「武身」の最新版というべきカード。
効果も便利だが、
それ以上に「黄色くない奇数コストの武身」というのが重要。
新たな形の「武身」が作られる可能性がある。
創世龍ティアマト…4点
相手ユニットに【狂戦士】を付与できる点がポイント。
戦闘に参加しない「システムクリーチャー」を始末する手段として有用だが、
「相手が潤沢なパンプを持っている」などの裏目を引く可能性があるのがネック。
《世界創生》《忘却の神殿》と組み合わせるなど、
「嵌めパターン」の研究次第で大きく化けるかも知れない。
○黄属性
朝空のニコラ…5点
《ハッパロイド》の調整版の1つで、
「珍獣でないので《学びの庭》で引けない」
「相手にもカードを引かせてしまう」
というのが特徴。
今回の「リセット枠」が《天空神機ゼウス》となったことで、
「カードを引ける1コス」というのは非常に重要。
恐らく3枚必須となるのでは。
ゴールド・ダルマン…5点
「珍獣」の切り札として有名な《KP》が、
「適正」な色になって帰ってきてしまった。
「《学びの庭》でのサーチに引掛かる」というのは序盤ではデメリットになりうるが、
やはり軽いリセット手段であることは重要。
「珍獣」だけでなく《選ばれし者》ギミック入りの黄系でもお呼びがかかりそう。
白ずきんちゃん…2点
黄属性に新たに追加されたメカニズム【神託】を持つユニットの1つ。
ライフを得る効果は弱くはないのだが、
発動条件が「プレイヤーアタックを受ける」とかなり弱いのがネック。
CPが少ない序盤ならともかく、
中盤以降は返しに除去されるのが当たり前になってくるので、
Ver.1環境での「カウンタークロック」とかと同程度の評価に落ち着きそう。
不知火玖式…2点
Ver.1環境屈指の「産廃」と評判の《陽炎弐式》の調整版というべきカード。
手札を捨てるデメリットが無くなったことで大分使いやすくはなっている。
現行の《ストラグラー》《キラーヴィーナス》の様な
ポイント調整要員的な使い方になりそう。
ユニコーン…2点
《白ずきんちゃん》同様【神託】を持つユニット。
効果そのものは《無限の魔法石》と同じで非常に強力だが、
発動条件が「プレイヤーアタックを受ける」とかなり後ろ向きなのがネック。
引く前に除去されたり、
引いたカードを使う前に負ける可能性もあることを考えると、
上位で活躍するのは難しそう。
トリガーゾーンへのバウンス効果により、
戦闘で活躍させやすいのが救い。
天空機神ゼウス…5点
《戦神・毘沙門》の調整版というカードで、
「【進化禁止】を持つので連打できない」
「初期BPが6000と低めで、上げる条件もやや複雑」
「効果が消滅なので、【消滅効果耐性】に手間取る危険が大きい」
といったデメリットが設けられている。
とはいえリセットが役立つ場面が多いのは相変わらず。
まずはこれを3枚揃えることが重要となるだろう。
○青属性
獣忍白狼…2点
【不滅】と消滅の条件から、
BPを上げまくる緑系のデッキと相性が良い。
青の定番になれるかどうかは今のところ未知数で、
暫くは《ゴーストフェンサー》《アクアランサー》の様なポイント要員として使われそう。
天然魔道士リーナ…3点
今回の青のテーマの1つである「捨札特殊召喚」能力を持つユニットの1つ。
1コスと軽く使いやすいのがメリットで、
序盤のチャンプ要員としては悪くない。
このサイクルの共通の天敵である《文明崩壊》をどう対策するかが鍵となりそう。
TA-YU…2点
「捨札特殊召喚」のサポート要員というべきカードで、
これで特殊召喚持ちや不要な青インターセプトを捨札に送るというのが主な使い方。
2つめの能力は地味に自軍のユニットも選べるので、
不意打ち的にオーバークロックを発動させるという使い方も出来るが、
実際に活躍できるかどうかは、
「捨札利用」系のデッキがどれだけ伸びるかにかかっている。
ドラゴンブリザード…2点
《天然魔道士リーナ》同様の「捨札特殊召喚」能力を持つが、
コストが重い分発動条件がやや厳しく、
消滅する捨札の枚数も多めになっている。
カードが大量消滅するのを逆手に取り、
《ダークプリースト》による回収ギミックを盛り込むことも考える必要もありそう。
レヴァイアタン…3点
並のスペックに「捨札特殊召喚」能力、
おまけの効果も発動条件が厳しい、
とこれだけを見ると微妙だが、
種族が【海洋】というのがポイント。
「海洋」デッキでの中堅ユニットとしての活躍が期待できる。
邪眼天使サリエル…5点
CIPでの捨札回収が何といっても強力。
もう1つの効果も手札枚数を損するが確実性の高い除去として役立つ。
《始世姫ジョカ》の「裏」としても役立つので、
かなりの活躍が期待できそう。
○緑属性
ドーバーデーモン…5点
《ハッパロイド》の調整版というべき性能だが、
「BPが高いので《裁きのマーヤ》1体だけでは落ちない」
「《パンダティーナ》の【連撃】能力の発動条件を満たせる」
「2コスなので『ショータイモロク』で1コスを絞りつつドロー要員を増やせる」
などのメリットがある。
恐らく3枚必須となるのでは。
パンダティーナ…2点
今回の緑のテーマである【連撃】能力を持つユニットで、
事前に一定コスト以上の緑属性カードを使っているとメリットがあるという仕組み。
条件を満たせば2コス7000デメリット無しと破格のスペックだが、
満たせないと並以下となるのがネック。
暫くはポイント要員として様子見する形になりそう。
勇戦の騎士…2点
緑らしく大雑把な大型ユニットで、
《ギガマムート》《ジャンヌダルク》などの後継者というべきポジション。
ライフが減るほど大型化し、
追加の効果も役立つ場面は多いが、
即効性が無いのがネック。
《ティターニア》《ブラックバニー》の様な、
「下のランクが使用率を上げる」系のカードに落ち着きそう。
プラウドドラゴン…3点
《パンダティーナ》同様の【連撃】能力を持つユニットで、
条件を満たすことで除去が撃てるというのが特徴。
基本BPを大きく減らせるので除去性能としては信頼性が高い。
あとは素のBPの心もとなさをどれだけ許容できるかだろう。
裂槍・ゲイボルグ…4点
《レーヴァテイン》同様の「黄色くない奇数コスト武身」で、
除去耐性と繰り返し使える除去能力を持つのが特徴。
これによって赤緑だけで《イージス》から《アロンダイト》まで繋がるので、
新たな「武身」デッキが作られそう。
聖少女ブリギット…4点
CIPで手札にユニットを引き込み、
後続ユニットに「格闘」能力を与えられるというユニークな性能。
どちらも「裏目」を引くリスクはあるが、
「パピヨンガール能力」を持つユニットは生き残ればそれだけで勝てる可能性がある為、
対策が必要となるかも知れない。
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◎おまけ：M・o・Aちゃんが何か言う
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