年末から年始にかけて、いままでに滞在していた国で過ごす帰国生の人達も例年たくさんみうけられます。現代では日本と外国との行き来はほとんど航空機を利用する状況になっていますが、その航空機がなぜ、あのような形をしているのか、考えたことはあるでしょうか。
旅客機は気体に長方形の主翼を持ったデザインです。これに対して、軍用機はデルタ形の主翼をもった機種がほとんどになっています。
しかし、この旅客機の主翼ですが、一見長方形にみえますが、実は付け根から先端にいくにしたがって、幅が狭くなっていきます。また、最近では先端が垂直上方に折れ曲がっているものもあります。このデザインはウイングレットというデザインの方式で主翼の周囲の空気抵抗を調節して推力を高める役割をになっています。
紙飛行機で翼の先を折り曲げることにも実は意味があったということです。全てのもののありようには意味があるということでしょうか。
(yos)