5月5日は「こどもの日」で、1948年に制定された国民の祝日法です。日本国民の子どもたちが健やかに育つことをお祝いして国民全体の祝日として定められました。古来は「端午の節句」という男の子の健全な成長を願う日だったため、今でも男の子が主な対象とされやすいですが、法律で定められた「こどもの日」とは本当は男女どちらの子どもも対象となる日とされています。鯉のぼりを立て鎧や兜を飾り、ちまきや柏餅を食べ、しょうぶ湯につかるといった風習が一般的です。
世界に目を向けてみると、国連が11月20日と制定している「世界こどもの日」に合わせて、さまざまなイベントを実施している国や、日本のように独自にこどもの日を制定し、お祝いをする国もあるようです。
ちなみに、アメリカ・イギリス・フランスはこどもの日を制定していないそうです。これから留学する人は日本の文化を知っておくだけではなく、滞在する国の文化も調べてみると、現地の生活に馴染みやすくなりますね。身近なことから調べてみましょう。
mtzw