帰国入試を行ういくつかの大学が、すでにその日程を発表しています。日程において昨年と違う点がいくつか判明しているのですが、その変動が受験動向に影響を与えることが予想されます。
例えばICUと上智についてですが、この2校は例年ですと、「第3週の土曜日:ICU その翌日または翌々日:上智」という並び方でした。特に帰国する期間が限られている南半球の学生にとっては、連日の入試はむしろありがたいことでした。
しかしながら今年は、「第3週の土曜日(9/15):ICU 第4週の土曜日(9/22):上智」というように1週間の空きが出来てしまいました。まだ卒業見込みの状態で、従って現地校を休むことが出来る日数も限られている南半球の学生は、場合によっては受験校の再検討を余儀なくされます。
まだまだ日程が発表されていない大学が残っていますが、日程と合格発表日(今回は触れていませんが)は私立帰国入試にとって大変重要となります。入試の要項、概要の発表にはご注意いただき、ご質問がありましたらいつでもお気軽にご連絡ください。
(tks)