2020年度からはじまる「大学入学共通テスト」で導入される英語の民間検定試験について、国公立大学より対応の発表が相次いでいます。東京大学、京都大学、東北大学、名古屋大学は、出願する受験生からの民間英語試験の成績提出を必須としない方針です。理由としては、居住地や経済状況で格差が生じる可能性があること、入試利用への準備が十分に整っていないこと等が挙げられます。一方で、東京外語大学は出願必須要件（CEFR 対照表において「A2」以上）とし、茨城大学や福島大学は加点材料として合否判定に活用すると発表しています。詳細未定の大学も多くありますので、引き続き動向に注目したいところです。
（con）
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