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駿台ミシガン さくら幼稚園の新園舎

2022年09月09日 | 【海外校 アメリカ地区】
 こんにちは、駿台ミシガンです。

 本日は9月9日、「重陽(ちょうよう)の節句」の日です。めでたいとされていた「九」の数字が重なるのでいっそうめでたい日だということで、さまざまなことが営まれていました。代表的なものは、「菊の着綿(きせわた)」で、服やハンカチなどの普段身につける布物を、菊花に触れさせ、花に置かれた露を布に染み込ませるというものです。その布で体を拭い、無病息災を願うという行事です。どうぞみなさん、菊花で邪気を払ってくださいね。

 無病息災を願うといえば、日本酒にもこの「菊」の名がついているものが多いようです。「酒は憂いの玉箒(たまははき)」などと言われますが、菊の持つ命のチカラにあやかって、酒に「菊」の名をつけたものなのでしょう。

 ここ米国ミシガンでも、秋になると菊の花が花屋やスーパーマーケットなどの店先に並びます。日本の菊花のような厚物の一輪菊ではなく、ポットマムといわれる洋菊なのですが、それでも菊が並んでいると季節を感じます。これからミシガンは長く厳しい冬に向かいます。その前に、かわいらしく咲く小菊や豪華に散り敷く紅葉が、私達を楽しませ、これから向かっていく極寒の季節への萎える気持ちを慰めてくれます。

 でも、今年はちょっと違う冬になりそうです。ミシガン校の「さくら幼稚園」の新園舎が完成し、先週よりそちらに移転して授業が開始されました。同じ敷地内であり、ミシガン校本校舎の向かって右手から、校舎に隣接する向かって左手に移ってきただけなのですが、だいぶ環境が変わったことに気づかれると思います。陽光が園舎に入り、諸設備も検討を重ねて園児の安全と使いやすさを考えてしつらえてきました。

 菊の季節だけれど、ミシガン校ではさくらが満開です。今年の冬はさくら幼稚園の園児たちの明るく元気な姿が、本校舎で学ぶ生徒や保護者のみなさんにもいっそう感じられる、こころのあたたかくなる冬になると思います。

     駿台ミシガン国際学院 S.T

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