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実力不足です

2021年09月13日 | 【海外校 アメリカ地区】

こんにちは。駿台ニューヨーク校です。

ニューヨークでは朝晩はめっきり涼しくなり,いよいよ秋~冬の気配を肌で感じるようになりました。

実りの秋を迎え,受験生の皆さんにとっては模試や過去問で成果を問われる時期になりました。

 

いままでに増して問題を解く機会が増え,点数が気になるところだと思いますが,勿論問題を解くだけでは実力は上がりません。

上手くいかなかった問題(×問題)をどう振り返るかが,今後の伸びを決定しますが,ときどき×問題のうち,「ミスした(解けたハズなのに間違えた)問題」は「できた」ことにして,スルーする人がいます。

 

冒頭のことばは,いまや将棋界でTOPに立つ藤井九段が対局に負けた際,「ミスがでてしまった。」というコメントの後に続けたことばです。

 

ミスは気を付ければ大丈夫,ホントはできるから!と思いたいのはやまやまですが,その道を極めた達人でさえ,ミスを犯すのです。 そしてそのミスを実力と潔く認め,振り返りをします。

強い棋士は対局に負けたとき,どの手が悪かったのか,どう指せば良かったのか,どうすればその手が見えるのかを必ず振り返るそうです。

 

問題を解き,×問題についてどこをどう間違ったのか,どうすれば正解できたのか,どう考えればその解法を思いつくのかを振り返る受験生もまだまだ力を伸ばせます。

 

点数に一喜一憂せず,本番に向けて着実に力をつけていきましょう。

 

駿台ニューヨーク校 S.H.

 


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