こんにちは。駿台バンコク校NMです。
前回に続き、映画ネタで失礼いたします。
私は今一時帰国中なのですが、日本に向かう飛行機で「インセプション」という映画をみました。学生のときもみたのですが、その時は開始30分で脱落し、今回リベンジしたところ、大変感動することができました。
ざっくりいうと、ディカプリオ率いる夢泥棒チームが、ターゲットと共に誰かが作った夢に入り、事実ではないイメージを使ってうまーく洗脳し、新たな記憶を植え付けることで、ターゲットが現実に戻った後の成り行きを変えるのです。
今回は、ある企業の次期社長を第4階層まで連れていき、(色々失敗はありましたが)また現実に戻すことで、その企業の進退を180度変えることができました。クリストファー・ノーラン監督は、この映画の構想に20年、脚本に8年かけたそうです。当時は大きな反響を呼び、アカデミー賞では8部門にノミネートされました。
このように、大作には多くの年月がかかってるものですが、入試問題も同様です。例えば灘中学校の問題は、2~3年かけて作っているといわれます(普通は1年程度です)。たしかに通しで解くと、一つの映画を見たかのような、濃厚な記憶が残ります。また、そのテーマが次の年、他の学校で出されたりするので、塾講師だけでなく学校の先生も注目しているということです。
受験生も、そろそろ過去問を解く機会が増えていきますね。自分の志望校がどんな子をほしがっているのか、肌で感じていきましょう。ただ、国語や英語は同じ年度を二度解けませんので、使い方は先生に相談しましょうね。
そして第一志望校だと、入試日まで大体10~20回分解くことになるでしょう。解くだけではなく、ストックノート(間違いから何を学んだか、を書きためるノート)を作ることがメインなんだと、意識を変えてください。そういった作業に集中するために、苦手分野は夏の間にぶさないといけないのです。
どちらにせよ、ここからが本番です。猪突猛進、全身全霊、画竜点睛、やれるだけのことはやっていきましょう!!
応援しています。
駿台バンコク校 NM
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