「うあぁ・・・ツリーだ!」「綺麗~!」
月曜の朝、突如、姿を表したクリスマスツリーに、まだ少し眠い目を覚ました学生もいたようです。
既にオセアニアでは10月より飾られています。また都内でも、先週から今週にかけて相次いで点灯式が行われることでしょう。駿台国際としては、昨年より5日遅いお披露目ですが、それでもちょっと早すぎるかもしれませんね。ただ、帰国生は良い受験結果が出た段階で、保護者の待つ海外へ去っていってしまう方も多いため、意識して少し早めに飾っているのです。
そんなツリーですが、遊びムードを彩るためにあるのではありません。慣れない日本の生活、そして身にしみる冬の寂しさから、駿台生の心を護るという暖かさと、受験の最中の皆を叱咤激励する意味で存在するのです。このツリーに見守られながら、多くの先輩たちが第一志望校を目指しました。そしてたくさんの素晴らしい合格実績を残してきた伝統のツリーなのです。
頑張っている時には、ツリーが優しく暖かく見えるでしょう。そうでない時は、冷たく厳しく見えるかもしれません。それだけの先人の多くの思いが込められているのですから。
学生:「でも、先生、やはり少し早くない?」
私:「年末が近い、年明けの受験がすぐそこってことだよ!」
学生:「納得!」
(Nas)