銀河鉄道の時刻表
2012-07-18
今週号の週刊朝日も、100万部は購読されるべき週刊誌なのであった。
今日、芥川は、記事に読み耽って、或る路線で初めて2駅も乗り過ごしてしまったほどに。
眠ってなら分かるが、読み耽って乗り過ごしたと云うのは、人生でも初めてかもしれない。
始まりは、「社長の年収に大異変」という特集記事だった。
最後に、日本の富豪と役員報酬等と言うページが在った。
その結論的な記事を読んでいる時に思っていた事があった。
常冨浩太郎、金子哲士、両記者の記事からの抜粋。
前文略
上記のページには、芥川が言及して来た、トロン革命を潰し=日本が世界に市場を創造するのを阻止、阻害し、大きな雇用を生み出す事も葬った御仁が、保有資産約5,700億円の大富豪と成っている事を知らしめていた。
にもかかわらず、今や、大資産家だから、と、この御仁を、特にネット上に於いて、熱烈に支持している若者たちが居るらしいが、芥川は、それこそ、愚かしさの極みと思っていた。
つまり、稼いだお金の多寡なんてものは、人間の偉さとは何にも関係が無いのである。
こんな人間よりも、例えば今週号の週刊朝日に素晴らしい論説を書いている方々や、安野光雅氏の連載コラム(逢えてよかった)で両ページに渡って取り上げられている井上ひさし大先生の様な人達がずっと偉いのである。
そういう事に気付く事が無いのが、分からないのがアジアのindecencyなのである。
イジメやetc,の「下品」の悪の温床なのである。