Marvin Gaye - Lets get it on
Otis Redding - For Your Precious Love (lyrics)
以下は前章でご紹介した本のp139~p140の一章である。
宮脇淳子が世界有数の東洋史学者にして、中国の真髄に通じている人間である事を見事に証明している章である。
同時に、朝日新聞などやNHKなどでジャーナリストと称して発言している人間達のお粗末さと低能を一瞬で明らかにしてもいる。
NHKの場合は、単なる高給取りのサラリーマンがジャーナリストの様な顔をして報道番組の司会をしているという惨状。
彼らが、戦後、信じがたいほどに日本の国益を損ない続けて来た事…中国や朝鮮半島に与し続けてきた事を、これほど見事に明らかにした論説は滅多にない。
「教科書問題」の裏にあった鄧小平VS軍の暗闘
宮脇
ところで、軍の掌握はどうでしょう。
「言うは易く行うは難し」な道じゃないですか。
鄧小平でさえそんなにうまく行きませんでしたから。
中国のなかで、軍というのはやっぱりいちばんの実力者でしょう。
宮崎
鄧小平の場合は中越戦争をやって軍を動かしたから。政敵の部隊を戦場の最前線に送って葬ったというやり方も、毛沢車が朝鮮戦争で政敵の部隊を最前線へ送ったノウハウに学んでいます。
というより、これは古今東西同じで、戊辰戦争にしたって、官軍に寝返った諸藩を最先頭に立たせました。
もう一つは、実際に軍を動かしたという能力です。
宮脇
でも軍の政治的影響力を抑えるため、中央軍事委員会を党から切り離し、国家の中央軍事委員会に変えようとして鄧小平は失敗しました。
ちょうど教科書問題が起こり日本たたきが始まったときでしたけれども、じつは日中の教科書問題の背景には中国のそうした内政問題があったのです。
つまり、鄧小平の後継者である胡耀邦には軍歴がないので、鄧小平亡きあと党軍事委員会の頭をおさえて人民解放車を掌握していけそうもない。
それで鄧小平は、中央軍事委員会を国家に移管して国家中央軍事委員会に改編しようとしたのです。
そうすれば、軍は国務院総理の命令をきくことになります。
ところがもちろん軍は猛烈に抵抗し、高級軍人の権力をそごうとした鄧小平・胡耀邦・趙紫陽体制を窮地に追い込むために、人民解放軍の長老が「人民日報」などを陰から操り、日本の教科書が「侵略」を「進出」と書き替えたと外交問題となるよう焚き付けたのです(『岡田英弘著作集5 現代中国の見方』2014年、藤原書店)。
それまで日本と良好な関係だった鄧小平はどんどん追い詰められていき、結局軍の改革を断念せざるをえず、中央軍事委員会を党の最高機関として温存することを認めました。
そのとたんに教科書問題は中国メディアから消え、ぱたっと終わったのです。
ところが、共産党の権力闘争を知らないバカな日本人が、教科書検閲だの、近隣諸国条項だのと中国に配慮したため、中国は対日関係でも利益をえて、一石二鳥か三鳥になったというお粗末な話です。
あれは「指桑罵槐(しそうばかい)」といって目的の相手でないところを攻撃する典型で教科書問題が利用されたわけです。
後略。
以下は前章でご紹介した本のp139~p140の一章である。
宮脇淳子が世界有数の東洋史学者にして、中国の真髄に通じている人間である事を見事に証明している章である。
同時に、朝日新聞などやNHKなどでジャーナリストと称して発言している人間達のお粗末さと低能を一瞬で明らかにしてもいる。
NHKの場合は、単なる高給取りのサラリーマンがジャーナリストの様な顔をして報道番組の司会をしているという惨状。
彼らが、戦後、信じがたいほどに日本の国益を損ない続けて来た事…中国や朝鮮半島に与し続けてきた事を、これほど見事に明らかにした論説は滅多にない。
「教科書問題」の裏にあった鄧小平VS軍の暗闘
宮脇
ところで、軍の掌握はどうでしょう。
「言うは易く行うは難し」な道じゃないですか。
鄧小平でさえそんなにうまく行きませんでしたから。
中国のなかで、軍というのはやっぱりいちばんの実力者でしょう。
宮崎
鄧小平の場合は中越戦争をやって軍を動かしたから。政敵の部隊を戦場の最前線に送って葬ったというやり方も、毛沢車が朝鮮戦争で政敵の部隊を最前線へ送ったノウハウに学んでいます。
というより、これは古今東西同じで、戊辰戦争にしたって、官軍に寝返った諸藩を最先頭に立たせました。
もう一つは、実際に軍を動かしたという能力です。
宮脇
でも軍の政治的影響力を抑えるため、中央軍事委員会を党から切り離し、国家の中央軍事委員会に変えようとして鄧小平は失敗しました。
ちょうど教科書問題が起こり日本たたきが始まったときでしたけれども、じつは日中の教科書問題の背景には中国のそうした内政問題があったのです。
つまり、鄧小平の後継者である胡耀邦には軍歴がないので、鄧小平亡きあと党軍事委員会の頭をおさえて人民解放車を掌握していけそうもない。
それで鄧小平は、中央軍事委員会を国家に移管して国家中央軍事委員会に改編しようとしたのです。
そうすれば、軍は国務院総理の命令をきくことになります。
ところがもちろん軍は猛烈に抵抗し、高級軍人の権力をそごうとした鄧小平・胡耀邦・趙紫陽体制を窮地に追い込むために、人民解放軍の長老が「人民日報」などを陰から操り、日本の教科書が「侵略」を「進出」と書き替えたと外交問題となるよう焚き付けたのです(『岡田英弘著作集5 現代中国の見方』2014年、藤原書店)。
それまで日本と良好な関係だった鄧小平はどんどん追い詰められていき、結局軍の改革を断念せざるをえず、中央軍事委員会を党の最高機関として温存することを認めました。
そのとたんに教科書問題は中国メディアから消え、ぱたっと終わったのです。
ところが、共産党の権力闘争を知らないバカな日本人が、教科書検閲だの、近隣諸国条項だのと中国に配慮したため、中国は対日関係でも利益をえて、一石二鳥か三鳥になったというお粗末な話です。
あれは「指桑罵槐(しそうばかい)」といって目的の相手でないところを攻撃する典型で教科書問題が利用されたわけです。
後略。
以下は前章でご紹介した本のp139~p140の一章である。
宮脇淳子が世界有数の東洋史学者にして、中国の真髄に通じている人間である事を見事に証明している章である。
同時に、朝日新聞などやNHKなどでジャーナリストと称して発言している人間達のお粗末さと低能を一瞬で明らかにしてもいる。
NHKの場合は、単なる高給取りのサラリーマンがジャーナリストの様な顔をして報道番組の司会をしているという惨状。
彼らが、戦後、信じがたいほどに日本の国益を損ない続けて来た事…中国や朝鮮半島に与し続けてきた事を、これほど見事に明らかにした論説は滅多にない。
「教科書問題」の裏にあった鄧小平VS軍の暗闘
宮脇
ところで、軍の掌握はどうでしょう。
「言うは易く行うは難し」な道じゃないですか。
鄧小平でさえそんなにうまく行きませんでしたから。
中国のなかで、軍というのはやっぱりいちばんの実力者でしょう。
宮崎
鄧小平の場合は中越戦争をやって軍を動かしたから。政敵の部隊を戦場の最前線に送って葬ったというやり方も、毛沢車が朝鮮戦争で政敵の部隊を最前線へ送ったノウハウに学んでいます。
というより、これは古今東西同じで、戊辰戦争にしたって、官軍に寝返った諸藩を最先頭に立たせました。
もう一つは、実際に軍を動かしたという能力です。
宮脇
でも軍の政治的影響力を抑えるため、中央軍事委員会を党から切り離し、国家の中央軍事委員会に変えようとして鄧小平は失敗しました。
ちょうど教科書問題が起こり日本たたきが始まったときでしたけれども、じつは日中の教科書問題の背景には中国のそうした内政問題があったのです。
つまり、鄧小平の後継者である胡耀邦には軍歴がないので、鄧小平亡きあと党軍事委員会の頭をおさえて人民解放車を掌握していけそうもない。
それで鄧小平は、中央軍事委員会を国家に移管して国家中央軍事委員会に改編しようとしたのです。
そうすれば、軍は国務院総理の命令をきくことになります。
ところがもちろん軍は猛烈に抵抗し、高級軍人の権力をそごうとした鄧小平・胡耀邦・趙紫陽体制を窮地に追い込むために、人民解放軍の長老が「人民日報」などを陰から操り、日本の教科書が「侵略」を「進出」と書き替えたと外交問題となるよう焚き付けたのです(『岡田英弘著作集5 現代中国の見方』2014年、藤原書店)。
それまで日本と良好な関係だった鄧小平はどんどん追い詰められていき、結局軍の改革を断念せざるをえず、中央軍事委員会を党の最高機関として温存することを認めました。
そのとたんに教科書問題は中国メディアから消え、ぱたっと終わったのです。
ところが、共産党の権力闘争を知らないバカな日本人が、教科書検閲だの、近隣諸国条項だのと中国に配慮したため、中国は対日関係でも利益をえて、一石二鳥か三鳥になったというお粗末な話です。
あれは「指桑罵槐(しそうばかい)」といって目的の相手でないところを攻撃する典型で教科書問題が利用されたわけです。
後略。
以下は前章でご紹介した本のp139~p140の一章である。
宮脇淳子が世界有数の東洋史学者にして、中国の真髄に通じている人間である事を見事に証明している章である。
同時に、朝日新聞などやNHKなどでジャーナリストと称して発言している人間達のお粗末さと低能を一瞬で明らかにしてもいる。
NHKの場合は、単なる高給取りのサラリーマンがジャーナリストの様な顔をして報道番組の司会をしているという惨状。
彼らが、戦後、信じがたいほどに日本の国益を損ない続けて来た事…中国や朝鮮半島に与し続けてきた事を、これほど見事に明らかにした論説は滅多にない。
「教科書問題」の裏にあった鄧小平VS軍の暗闘
宮脇
ところで、軍の掌握はどうでしょう。
「言うは易く行うは難し」な道じゃないですか。
鄧小平でさえそんなにうまく行きませんでしたから。
中国のなかで、軍というのはやっぱりいちばんの実力者でしょう。
宮崎
鄧小平の場合は中越戦争をやって軍を動かしたから。政敵の部隊を戦場の最前線に送って葬ったというやり方も、毛沢車が朝鮮戦争で政敵の部隊を最前線へ送ったノウハウに学んでいます。
というより、これは古今東西同じで、戊辰戦争にしたって、官軍に寝返った諸藩を最先頭に立たせました。
もう一つは、実際に軍を動かしたという能力です。
宮脇
でも軍の政治的影響力を抑えるため、中央軍事委員会を党から切り離し、国家の中央軍事委員会に変えようとして鄧小平は失敗しました。
ちょうど教科書問題が起こり日本たたきが始まったときでしたけれども、じつは日中の教科書問題の背景には中国のそうした内政問題があったのです。
つまり、鄧小平の後継者である胡耀邦には軍歴がないので、鄧小平亡きあと党軍事委員会の頭をおさえて人民解放車を掌握していけそうもない。
それで鄧小平は、中央軍事委員会を国家に移管して国家中央軍事委員会に改編しようとしたのです。
そうすれば、軍は国務院総理の命令をきくことになります。
ところがもちろん軍は猛烈に抵抗し、高級軍人の権力をそごうとした鄧小平・胡耀邦・趙紫陽体制を窮地に追い込むために、人民解放軍の長老が「人民日報」などを陰から操り、日本の教科書が「侵略」を「進出」と書き替えたと外交問題となるよう焚き付けたのです(『岡田英弘著作集5 現代中国の見方』2014年、藤原書店)。
それまで日本と良好な関係だった鄧小平はどんどん追い詰められていき、結局軍の改革を断念せざるをえず、中央軍事委員会を党の最高機関として温存することを認めました。
そのとたんに教科書問題は中国メディアから消え、ぱたっと終わったのです。
ところが、共産党の権力闘争を知らないバカな日本人が、教科書検閲だの、近隣諸国条項だのと中国に配慮したため、中国は対日関係でも利益をえて、一石二鳥か三鳥になったというお粗末な話です。
あれは「指桑罵槐(しそうばかい)」といって目的の相手でないところを攻撃する典型で教科書問題が利用されたわけです。
後略。
以下は前章でご紹介した本のp139~p140の一章である。
宮脇淳子が世界有数の東洋史学者にして、中国の真髄に通じている人間である事を見事に証明している章である。
同時に、朝日新聞などやNHKなどでジャーナリストと称して発言している人間達のお粗末さと低能を一瞬で明らかにしてもいる。
NHKの場合は、単なる高給取りのサラリーマンがジャーナリストの様な顔をして報道番組の司会をしているという惨状。
彼らが、戦後、信じがたいほどに日本の国益を損ない続けて来た事…中国や朝鮮半島に与し続けてきた事を、これほど見事に明らかにした論説は滅多にない。
「教科書問題」の裏にあった鄧小平VS軍の暗闘
宮脇
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「言うは易く行うは難し」な道じゃないですか。
鄧小平でさえそんなにうまく行きませんでしたから。
中国のなかで、軍というのはやっぱりいちばんの実力者でしょう。
宮崎
鄧小平の場合は中越戦争をやって軍を動かしたから。政敵の部隊を戦場の最前線に送って葬ったというやり方も、毛沢車が朝鮮戦争で政敵の部隊を最前線へ送ったノウハウに学んでいます。
というより、これは古今東西同じで、戊辰戦争にしたって、官軍に寝返った諸藩を最先頭に立たせました。
もう一つは、実際に軍を動かしたという能力です。
宮脇
でも軍の政治的影響力を抑えるため、中央軍事委員会を党から切り離し、国家の中央軍事委員会に変えようとして鄧小平は失敗しました。
ちょうど教科書問題が起こり日本たたきが始まったときでしたけれども、じつは日中の教科書問題の背景には中国のそうした内政問題があったのです。
つまり、鄧小平の後継者である胡耀邦には軍歴がないので、鄧小平亡きあと党軍事委員会の頭をおさえて人民解放車を掌握していけそうもない。
それで鄧小平は、中央軍事委員会を国家に移管して国家中央軍事委員会に改編しようとしたのです。
そうすれば、軍は国務院総理の命令をきくことになります。
ところがもちろん軍は猛烈に抵抗し、高級軍人の権力をそごうとした鄧小平・胡耀邦・趙紫陽体制を窮地に追い込むために、人民解放軍の長老が「人民日報」などを陰から操り、日本の教科書が「侵略」を「進出」と書き替えたと外交問題となるよう焚き付けたのです(『岡田英弘著作集5 現代中国の見方』2014年、藤原書店)。
それまで日本と良好な関係だった鄧小平はどんどん追い詰められていき、結局軍の改革を断念せざるをえず、中央軍事委員会を党の最高機関として温存することを認めました。
そのとたんに教科書問題は中国メディアから消え、ぱたっと終わったのです。
ところが、共産党の権力闘争を知らないバカな日本人が、教科書検閲だの、近隣諸国条項だのと中国に配慮したため、中国は対日関係でも利益をえて、一石二鳥か三鳥になったというお粗末な話です。
あれは「指桑罵槐(しそうばかい)」といって目的の相手でないところを攻撃する典型で教科書問題が利用されたわけです。
後略。
以下は前章でご紹介した本のp139~p140の一章である。
宮脇淳子が世界有数の東洋史学者にして、中国の真髄に通じている人間である事を見事に証明している章である。
同時に、朝日新聞などやNHKなどでジャーナリストと称して発言している人間達のお粗末さと低能を一瞬で明らかにしてもいる。
NHKの場合は、単なる高給取りのサラリーマンがジャーナリストの様な顔をして報道番組の司会をしているという惨状。
彼らが、戦後、信じがたいほどに日本の国益を損ない続けて来た事…中国や朝鮮半島に与し続けてきた事を、これほど見事に明らかにした論説は滅多にない。
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宮脇
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宮崎
鄧小平の場合は中越戦争をやって軍を動かしたから。政敵の部隊を戦場の最前線に送って葬ったというやり方も、毛沢車が朝鮮戦争で政敵の部隊を最前線へ送ったノウハウに学んでいます。
というより、これは古今東西同じで、戊辰戦争にしたって、官軍に寝返った諸藩を最先頭に立たせました。
もう一つは、実際に軍を動かしたという能力です。
宮脇
でも軍の政治的影響力を抑えるため、中央軍事委員会を党から切り離し、国家の中央軍事委員会に変えようとして鄧小平は失敗しました。
ちょうど教科書問題が起こり日本たたきが始まったときでしたけれども、じつは日中の教科書問題の背景には中国のそうした内政問題があったのです。
つまり、鄧小平の後継者である胡耀邦には車歴がないので、鄧小平亡きあと党軍事委員会の頭をおさえて人民解放車を掌握していけそうもない。
それで鄧小平は、中央軍事委員会を国家に移管して国家中央軍事委員会に改編しようとしたのです。
そうすれば、車は国務院総理の命令をきくことになります。
ところがもちろん軍は猛烈に抵抗し、高級軍人の権力をそごうとした鄧小平・胡耀邦・趙紫陽体制を窮地に追い込むために、人民解放軍の長老が「人民日報」などを陰から操り、日本の教科書が「侵略」を「進出」と書き替えたと外交問題となるよう焚き付けたのです(『岡田英弘著作集5 現代中国の見方』2014年、藤原書店)。
それまで日本と良好な関係だった鄧小平はどんどん追い詰められていき、結局軍の改革を断念せざるをえず、中央軍事委員会を党の最高機関として温存することを認めました。
そのとたんに教科書問題は中国メディアから消え、ぱたっと終わったのです。
ところが、共産党の権力闘争を知らないバカな日本人が、教科書検閲だの、近隣諸国条項だのと中国に配慮したため、中国は対日関係でも利益をえて、一石二鳥か三鳥になったというお粗末な話です。
あれは「指桑罵槐(しそうばかい)」といって目的の相手でないところを攻撃する典型で教科書問題が利用されたわけです。
後略。
以下は前章でご紹介した本のp139~p140の一章である。
宮脇淳子が世界有数の東洋史学者にして、中国の真髄に通じている人間である事を見事に証明している章である。
同時に、朝日新聞などやNHKなどでジャーナリストと称して発言している人間達のお粗末さと低能を一瞬で明らかにしてもいる。
NHKの場合は、単なる高給取りのサラリーマンがジャーナリストの様な顔をして報道番組の司会をしているという惨状。
彼らが、戦後、信じがたいほどに日本の国益を損ない続けて来た事…中国や朝鮮半島に与し続けてきた事を、これほど見事に明らかにした論説は滅多にない。
「教科書問題」の裏にあった鄧小平VS軍の暗闘
宮脇
ところで、軍の掌握はどうでしょう。
「言うは易く行うは難し」な道じゃないですか。
鄧小平でさえそんなにうまく行きませんでしたから。
中国のなかで、軍というのはやっぱりいちばんの実力者でしょう。
宮崎
鄧小平の場合は中越戦争をやって軍を動かしたから。政敵の部隊を戦場の最前線に送って葬ったというやり方も、毛沢車が朝鮮戦争で政敵の部隊を最前線へ送ったノウハウに学んでいます。
というより、これは古今東西同じで、戊辰戦争にしたって、官軍に寝返った諸藩を最先頭に立たせました。
もう一つは、実際に軍を動かしたという能力です。
宮脇
でも軍の政治的影響力を抑えるため、中央軍事委員会を党から切り離し、国家の中央軍事委員会に変えようとして鄧小平は失敗しました。
ちょうど教科書問題が起こり日本たたきが始まったときでしたけれども、じつは日中の教科書問題の背景には中国のそうした内政問題があったのです。
つまり、鄧小平の後継者である胡耀邦には車歴がないので、鄧小平亡きあと党軍事委員会の頭をおさえて人民解放車を掌握していけそうもない。
それで鄧小平は、中央軍事委員会を国家に移管して国家中央軍事委員会に改編しようとしたのです。
そうすれば、車は国務院総理の命令をきくことになります。
ところ、がもちろん軍は猛烈に抵抗し、高級軍人の権力をそごうとした鄧小平・胡耀邦・趙紫陽体制を窮地に追い込むために、人民解放軍の長老が「人民日報」などを陰から操り、日本の教科書が「侵略」を「進出」と書き替えたと外交問題となるよう焚き付けたのです(『岡田英弘著作集5 現代中国の見方』2014年、藤原書店)。
それまで日本と良好な関係だった鄧小平はどんどん追い詰められていき、結局軍の改革を断念せざるをえず、中央軍事委員会を党の最高機関として温存することを認めました。
そのとたんに教科書問題は中国メディアから消え、ぱたっと終わったのです。
ところが、共産党の権力闘争を知らないバカな日本人が、教科書検閲だの、近隣諸国条項だのと中国に配慮したため、中国は対日関係でも利益をえて、一石二鳥か三鳥になったというお粗末な話です。
あれは「指桑罵槐(しそうばかい)」といって目的の相手でないところを攻撃する典型で教科書問題が利用されたわけです。
後略。
以下は前章でご紹介した本のp139~p140の一章である。
宮脇淳子が世界有数の東洋史学者にして、中国の真髄に通じている人間である事を見事に証明している章である。
同時に、朝日新聞などやNHKなどでジャーナリストと称して発言している人間達のお粗末さと低能を一瞬で明らかにしてもいる。
NHKの場合は、単なる日本一の高給取りのサラリーマンが、ジャーナリストの様な顔をして報道番組の司会をしているという、筆舌に尽くしがたい態様である。
彼らが、戦後、信じがたいほどに日本の国益を損ない続けて来た事…中国や朝鮮半島に与し続けてきた事を、これほど見事に明らかにした論説は滅多にない。
「教科書問題」の裏にあった鄧小平VS軍の暗闘
宮脇
ところで、軍の掌握はどうでしょう。
「言うは易く行うは難し」な道じゃないですか。
鄧小平でさえそんなにうまく行きませんでしたから。
中国のなかで、軍というのはやっぱりいちばんの実力者でしょう。
宮崎
鄧小平の場合は中越戦争をやって軍を動かしたから。政敵の部隊を戦場の最前線に送って葬ったというやり方も、毛沢車が朝鮮戦争で政敵の部隊を最前線へ送ったノウハウに学んでいます。
というより、これは古今東西同じで、戊辰戦争にしたって、官軍に寝返った諸藩を最先頭に立たせました。
もう一つは、実際に軍を動かしたという能力です。
宮脇
でも軍の政治的影響力を抑えるため、中央軍事委員会を党から切り離し、国家の中央軍事委員会に変えようとして鄧小平は失敗しました。
ちょうど教科書問題が起こり日本たたきが始まったときでしたけれども、じつは日中の教科書問題の背景には中国のそうした内政問題があったのです。
つまり、鄧小平の後継者である胡耀邦には車歴がないので、鄧小平亡きあと党軍事委員会の頭をおさえて人民解放車を掌握していけそうもない。
それで鄧小平は、中央軍事委員会を国家に移管して国家中央軍事委員会に改編しようとしたのです。
そうすれば、車は国務院総理の命令をきくことになります。
ところ、がもちろん軍は猛烈に抵抗し、高級軍人の権力をそごうとした鄧小平・胡耀邦・趙紫陽体制を窮地に追い込むために、人民解放軍の長老が「人民日報」などを陰から操り、日本の教科書が「侵略」を「進出」と書き替えたと外交問題となるよう焚き付けたのです(『岡田英弘著作集5 現代中国の見方』2014年、藤原書店)。
それまで日本と良好な関係だった鄧小平はどんどん追い詰められていき、結局軍の改革を断念せざるをえず、中央軍事委員会を党の最高機関として温存することを認めました。
そのとたんに教科書問題は中国メディアから消え、ぱたっと終わったのです。
ところが、共産党の権力闘争を知らないバカな日本人が、教科書検閲だの、近隣諸国条項だのと中国に配慮したため、中国は対日関係でも利益をえて、一石二鳥か三鳥になったというお粗末な話です。
あれは「指桑罵槐(しそうばかい)」といって目的の相手でないところを攻撃する典型で教科書問題が利用されたわけです。
後略。
以下は前章でご紹介した本のp139~p140の一章である。
宮脇淳子が世界有数の東洋史学者にして、中国の真髄に通じている人間である事を見事に証明している章である。
同時に、朝日新聞などやNHKなどでジャーナリストと称して発言している人間達のお粗末さと低能を一瞬で明らかにしてもいる。
NHKの場合は、単なる高給取りのサラリーマンがジャーナリストの様な顔をして報道番組の司会をしているという惨状。
彼らが、戦後、信じがたいほどに日本の国益を損ない続けて来た事…中国や朝鮮半島に与し続けてきた事を、これほど見事に明らかにした論説は滅多にない。
「教科書問題」の裏にあった鄧小平VS軍の暗闘
宮脇
ところで、軍の掌握はどうでしょう。
「言うは易く行うは難し」な道じゃないですか。
鄧小平でさえそんなにうまく行きませんでしたから。
中国のなかで、軍というのはやっぱりいちばんの実力者でしょう。
宮崎
鄧小平の場合は中越戦争をやって軍を動かしたから。政敵の部隊を戦場の最前線に送って葬ったというやり方も、毛沢車が朝鮮戦争で政敵の部隊を最前線へ送ったノウハウに学んでいます。
というより、これは古今東西同じで、戊辰戦争にしたって、官軍に寝返った諸藩を最先頭に立たせました。
もう一つは、実際に軍を動かしたという能力です。
宮脇
でも軍の政治的影響力を抑えるため、中央軍事委員会を党から切り離し、国家の中央軍事委員会に変えようとして鄧小平は失敗しました。
ちょうど教科書問題が起こり日本たたきが始まったときでしたけれども、じつは日中の教科書問題の背景には中国のそうした内政問題があったのです。
つまり、鄧小平の後継者である胡耀邦には軍歴がないので、鄧小平亡きあと党軍事委員会の頭をおさえて人民解放車を掌握していけそうもない。
それで鄧小平は、中央軍事委員会を国家に移管して国家中央軍事委員会に改編しようとしたのです。
そうすれば、軍は国務院総理の命令をきくことになります。
ところがもちろん軍は猛烈に抵抗し、高級軍人の権力をそごうとした鄧小平・胡耀邦・趙紫陽体制を窮地に追い込むために、人民解放軍の長老が「人民日報」などを陰から操り、日本の教科書が「侵略」を「進出」と書き替えたと外交問題となるよう焚き付けたのです(『岡田英弘著作集5 現代中国の見方』2014年、藤原書店)。
それまで日本と良好な関係だった鄧小平はどんどん追い詰められていき、結局軍の改革を断念せざるをえず、中央軍事委員会を党の最高機関として温存することを認めました。
そのとたんに教科書問題は中国メディアから消え、ぱたっと終わったのです。
ところが、共産党の権力闘争を知らないバカな日本人が、教科書検閲だの、近隣諸国条項だのと中国に配慮したため、中国は対日関係でも利益をえて、一石二鳥か三鳥になったというお粗末な話です。
あれは「指桑罵槐(しそうばかい)」といって目的の相手でないところを攻撃する典型で教科書問題が利用されたわけです。
後略。
The following is the continuation of the previous chapter.
It may be a regrettable place for the reader that there was not a part of the heating opinion because a disagreement, but our view towards China is still a minority in general Japanese society.
But when thinking about the future of China, I think that it is not safe to go as it is.
I hope all Japanese think about what kind of preparedness the Japanese should deal with when a massive storm happens in China.
The conclusion of me whom the Miyazaki sensei taught about present-day China, it is impossible to write "History of the People's Republic of Truth" for the time being.
Because the statistics of Chinese are lies, and there is no truth in what they wrote, how can you write the history of truth, using such things as a historical material.
History is an academic discipline that reveals causal relationships back from the results after the end of things and it cannot describe what is going on.
Of course, I am planning to watch contemporary China with interest, but I'd appreciate it would be impossible to write a sequel to ‘the history of truth in China’ only after the end of the Communist Party of China.
Junko Miyawaki