以下は先日ネットで発見した2017/9/11にAERAが発信していた記事である。
この記事は「底知れぬ悪」と「まことしやかな嘘」とは如何なるものかを、あろうことか、国会議員が実演し、朝日新聞が発行している雑誌AERAが、この議員を達人などと称賛しているという、これいじょうないほどに、気持ちの悪い記事である。
私は4年前の8月まで、この雑誌の創刊以来、定期購読していた事に対する後悔と、馬鹿なお金を使ってしまった事への怒りを覚えるのみである。
辻元清美「昔は『自分だけが正義』だった…」 どん底からの転機とは…2017.9.11 11:30AERA
辻元清美(つじもと・きよみ)/1960年生まれ。学生時代に国際交流団体ピースボートを創設。96年に社民党から衆議院議員に初当選。2011年に民主党(当時)に(撮影/写真部・片山菜緒子)
辻元清美(つじもと・きよみ)/1960年生まれ。学生時代に国際交流団体ピースボートを創設。96年に社民党から衆議院議員に初当選。2011年に民主党(当時)に(撮影/写真部・片山菜緒子)
「どうしてそこまで怒るの?」「そこまで言わなくてもいいのに」――。このところ、イライラする人や罵詈雑言を目にする機会が多いとは思いませんか? あそこでもここにもいる「感情決壊」する人々。なぜ私たちはかくも怒りに振りまわれるようになったのか。それにはちゃんと理由がありました。アエラ9月11日号では「炎上人(えんじょうびと)の感情決壊」を大特集。怒りの謎に迫ります。
政治家や野球選手、芸人──。
かつては感情にまかせて怒ったこともあったけど、過去を静かに反省し、「怒り」から学んだことを達人たちに聞いた。
今回は、政治家の辻元清美です。
* * *
意外かもしれませんが、元来あまり怒らない性質なんです。
ただ、子どもの頃から譲れないことがあって、そこに触れると、爆発的に怒っていました。
5歳の時、銭湯で在日韓国人の子に差別的なことを言ったおばちゃんに、頭から水をかけにいったそうです。「差別はいかん。人間みんな平等やんか!」
*こんなことを5歳の時から言う日本人がいるわけがないことが分からないのは朝日新聞などの社員たちだけだろう*
在日韓国人や被差別の人たちへの差別を見てきたこと。
父方の祖父が戦死し、経済的に苦しい環境で育ったこと。
*彼女は経済的に苦しい環境に育ったことも戦争のせいにしているのである…つまり日本軍は悪玉、戦前の日本は悪玉論に持っていっているのである。*
美容師だった母が、「女も自立せないかん、世の中を変えなきゃいかん」と言っていたこと。
*今、gooにおいて連日、検索結果の上位にランクインしている、彼女に関してのネットの労作では、彼女の良心は名古屋でうどん屋を経営していた事に成っているが、ここでは美容師となっている*
そんな経験が、今も大切にしている、男女平等、憲法9条を守る、格差をなくしたいという思いに結びついています。私を昔から知る友人たちは、「清美は子どもの頃から変わらないね」と言います。
以前は、感情にまかせて怒っていたかもしれません。集団的自衛権問題で小泉元総理に「総理! 総理!」と呼びかけた時も、鈴木宗男さんとの対決も、怒りを120%の力で相手にぶつけ、攻撃していました。
●共感を広げないと
権力に立ち向かう姿に喝采を送ってくれる国民もいて、爽快感もありましたが、政治家としては、未熟でしたね。「私の考えが正義」が先に立ち、独りよがりだったかもしれません。
転機は、2002年の議員辞職でした。どん底まで落ちて、もう二度と社会に出られないと思っていました。けれど、もう一度応援してくれる人たちの声に触れ、つらい思いをしている人や声をあげられない人の声を伝えていこうと決意を新たにしたんです。
*2002年の議員辞職とは、秘書の給料を詐取して逮捕されたという、国会議員として、もう完全な失格案件だった事は全く書かれていない。
「底知れぬ悪」と「まことしやかな嘘」を実行する国や党や人間と、これに加担する人間の構図を英に書いたようなインタビュー記事である。
この記事が、何故か、北朝鮮の核実験やミサイル発射が繰り返されていた最中に、朝日新聞が作り上げ、去年の春から1年半に渡って国政をマヒさせた=日本にとって最も深刻な事態だった北朝鮮=朝鮮半島問題、および、連日に渡って繰り返されていた中国の、尖閣諸島への空域と領海に渡る侵犯行為から、国民の目を逸らし、何の対策も取らせない結果をもたらしたモリカケ騒動の最中である2017/9/11に、
朝日新聞の雑誌に依って行われ発信されたインタビュー記事であるところが、この記事の実態を何よりも現してもいるのである*。