文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

世界は中国が世界の覇権を目指して行い続けている邪悪そのものの活動を一刻も早く止めなければならない

2022年06月26日 21時59分10秒 | 全般
今、NHKが珍しく、追跡・謎の中国船、と題した、極めて、まともな特集番組を放映している。
その中で、幾つもの、特徴的な報道があった。
「中国は国際法を無視している」
日本が国際法に則って2008年に国連に申請した沖ノ鳥島からの大陸棚延長申請は中国の反対に依って宙に浮いている。
親日国家でもあるパラオが、この大陸棚に対して延長申請し日本は、これを支持している。
この海域に中国の海洋船「大洋号」が出没し違法な調査を行った時の事である。
パラオ政府の警告に対して、「嵐から非難している」と言い張って、6日間も停船、調査活動を行い続けた。
中国が「底知れぬ悪」と「まことしやかな嘘」の国である事の実証である。
世界は、この「底知れぬ悪」と「まことしやかな嘘」の国が、世界の覇権を目指して行い続けている邪悪そのものの活動を一刻も早く止めなければならない。



島田防衛次官更迭と節電ポイント問題でも露呈した愚かさ。このまま日本は“財務省の操り人形”に未来を託すのか

2022年06月26日 18時50分32秒 | 全般
今しがた発見した門田隆将氏のツイートからである。
@KadotaRyusho
選挙で国民が政治に目を向け始めたら岸田政権の支持率が落ちてきた。
世界でパラダイムシフトが起こっている時に“何もやらない”“決断力なし”“問題意識もない”政権で日本が存続できる訳がない。
島田防衛次官更迭と節電ポイント問題でも露呈した愚かさ。
このまま日本は“財務省の操り人形”に未来を託すのか

引用ツイート
門田隆将
@KadotaRyusho
今日も猛暑になる。まだ6月とは信じ難い。
火力も原子力も動かし電力の安定供給を行わなければならない事は子供でも分る。
だが岸田政権には通じない。
アプリ使っての節電ポイントやらで乗り切ってみよ。
財政、安全保障、コロナ…あらゆる面で決断なき亡国政権。
選挙で退陣させられなければ日本が滅ぶ。 twitter.com/arakencloud/st…




将来の官僚を教育するんですなぁ…「誰が呼んだ?」灘中学校で中学生と高校生を対象に中国大阪総領事が講義

2022年06月26日 18時37分37秒 | 全般
以下は今しがた発見した竹内久美子さんののツイートからである。
@takeuchikumiffy
将来の官僚を教育するんですなぁ。

引用ツイート
Share News Japan
@sharenewsjapan1
「誰が呼んだ?」灘中学校で中学生と高校生を対象に中国大阪総領事が講義
https://sn-jp.com/archives/85788





Top 10 real-time searches 2022/6/26, 18:26

2022年06月26日 18時26分37秒 | 全般

1

進歩史観の誤りは、韓国をみると、もっとはっきりしている。韓国には、今も近代国家の大原則である法の支配が根付いていない。

2

日本人留学生が中国で就労許可を受けるのは難しく片務的と小野田紀美自民議員が追及。選挙も頑張れ

3

「反日」という感情論が法の支配に優先…日本では考えられないことが韓国でなぜまかり通るのか、進歩史観では説明がつかない

4

ロシアによるウクライナ侵攻は、そういう人たちが、進歩という虚構(ウソ)をばらまいてきたことを証明してしまった。

5

結果は11:10で巨人の負け…「負けに不思議の負けなし」

6

豊富な鉱物資源を狙った中国の横暴…国家ぐるみで無許可調査の結果を学術論文として発表

7

進歩史観そのものは生きているし、そのウソを信じ込んで、骨の髄までひたってきた老人たちの人生はもはや戻らない。

8

上海電力のステルス参入…政界全体に波及する問題の核心

9

WHOテドロス事務局長が新型コロナ研究所起源を信じていると漏らしたなど、大きな動きがあります

10

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進歩史観そのものは生きているし、そのウソを信じ込んで、骨の髄までひたってきた老人たちの人生はもはや戻らない。

2022年06月26日 18時18分42秒 | 全般
以下は今日の産経新聞に、ロシアと韓国・・・「歴史は進歩する」のウソ、と題して掲載された、筑波大学名誉教授・古田博司の論文からである。
本論文も彼が戦後の世界で有数の学者であることを証明している。
日本国民のみならず世界中の人達が必読。 
見出し以外の文中強調は私。
いまだに多くの人が、歴史は進歩すると考えている。
人類は過ちを繰り返しながら一歩ずつ進歩してきたのであり、やがて理想の社会へと行き着くというわけだ。
戦争にしたって、第一次世界大戦、第二次世界大戦と多くの過ちから学んできたのだから、いつかは戦争も核兵器もない平和な世界を実現できるという理想を抱く。
こういうことを言う人は、特に新聞やテレビなどに出てくるインテリやマスコミ人に多い。
彼らは、社会がある発展段階を経つつ進歩し、どの国でも必ず近代化できるし、せざるを得ないという進歩史観で世の中を論じようとする。
しかし、ロシアによるウクライナ侵攻は、そういう人たちが、進歩という虚構(ウソ)をばらまいてきたことを証明してしまった。
2度の大戦を経て、冷戦の敗北・ソ連崩壊まで経験したロシアは、またも侵略戦争を始め、ウクライナのみならず、他国も核で恫喝している。
ウクライナでは、ロシアが略奪や暴行、惨殺、強姦、収容所送りをしていることが報道されているが、これなど、第二次大戦末期に日ソ中立条約を破って満洲に攻め込んだソ連軍が、日本人に対してやったことと同じである。
この前近代さながらの所業を見ると、ロシアは1917年のロシア革命から100年以上の歴史を経ても、なんの進歩もしていないと言わざるを得ない。
しかし、進歩史観にとらわれた人々は、そのことがよく理解できない。
だから日本の専門家と呼ばれている人は「まさか本当にウクライナ侵攻をするとは思わなかった」などと思ってしまうのだが、それが現実だのだから仕方がない。
プーチン大統領の言動は、近代的な国家の国際ルールでは説明がつかない。
侵攻を始めたときも、「ウクライナにいるネオナチを打倒し、ロシア人を解放する」などと理由をつけていたが、これなどは韓国が「日本の旭日旗は軍国主義だ。日本は悪だ」などというのと同じレベルのイチャモンである。
古代イスラエルのエフライム族が、ギレアデという土地の人々に、「他国が侵攻したときなぜエフライム族を援軍に呼ばなかったのか。だから今回は我々が攻め込むぞ」などと、理屈の通らないイチャモンをつけて攻め込んだ(旧約聖書の「土師記」)ことが思い起こされる。
プーチン大統領の発想は近代より古代に近いように思われる。
科学の発達は別としても、精神的な意味では、そもそもロシアが近代社会を望んでいるはずだという考え自体が、勝手な思い込みなのかもしれない。
ロシア人の6割以上が、ソ連の社会主義時代がもっともいい時代だと考えているという調査もあるが、社会主義というのは身分制、専制政治、農奴制(共同農場)など古代社会に通じる要素が多く、擬古代社会ともいえる。
土地の所有権も皇帝(ツァーリ)にあり、皇帝専制の下、農奴制が敷かれていたロシア帝国によく似ているのである。

「文在寅保護法」の制定
進歩史観の誤りは、韓国をみると、もっとはっきりしている。
韓国には、今も近代国家の大原則である法の支配が根付いていない。

近代国家の大原則は、条約など国と国との約束を守ることだが、この国は1965年の日韓請求権協定で決着済みの問題を何度も何度も蒸し返している。最近では戦時労働者いわゆる「徴用工」問題をめぐり、法の番人であるはずの韓国大法院(最高裁)が日本企業に賠償を命じている。
韓国では国民統合もいまだに法の支配ではなく、「反日」教育ではかられる。
日本から独立したばかりの黎明期ならば、それもやむを得ないかもしれないが、70年以上も経っているのに今も「反日」という感情論が法の支配に優先するのである。
近代的な国家指導者ならば、こうした現実を憂え、法の支配を根付かせようとするものだが、韓国では元首たる大統領が自ら法治を骨抜きにしようとする。
韓国には退任した大統領を次の政権が逮捕する「伝統」があるのは周知の通りだが、文在寅(ムンジェイン)前大統領は自分が逮捕されないように、在任中にいわゆる「文在寅保護法」ともいうべき法改正を行わせ、検察から独自の捜査権の大半を奪ってしまった。
このように日本では考えられないことが韓国でなぜまかり通るのか、進歩史観では説明がつかない。
新しい尹錫悦(ユンソンニョ)ル大統領になり、韓国は変わる、日韓関係も改善すると期待する人たちも少なくないようだが、果たして本当かと思う。
こう書くと、まるでロシアや韓国の悪口を書いているみたいに思われるかもしれないが、そうではない。
どんな国も進歩して近代化するのだという進歩史観で、ロシアや韓国を見ると、その史観のおかしさが露呈するということを言っているに過ぎない。
ロシアも韓国も、そういう国なのだから、そのまま受け止めるしかない。
むしろ進歩史観に照らして、「ロシアも韓国もこういう国になるに違いない」と思いこんで接すれば、自分たちの勝手な理想を押し付けることになるから、彼らにすれば迷惑なはずである。
マルクスどもが夢の跡
進歩史観はかつて、国家は歴史的な進歩の末に社会主義の理想にたどり着くというインテリたちのマルクス主義の土台となった。
日本では過去に「進歩的文化人」と呼ばれるインテリたちが朝日新聞などをにぎわし、自分たちにとって理想的と思われる海外の都合のいい事例を持ってきては「これに比べて日本は遅れている」と言っていたものだが、彼らの頭には、資本主義は社会主義に劣るもので、今の資本主義は社会主義という理想に進歩するのだ、しなければならない、それが「歴史的必然」だという考えがあった。
それは共産主義者や社会主義者を自称する者だけではない。
代表的な戦後知識人である丸山眞男も、その講義録でマルクス主義講座派(日本のマルクス主義者の一派)を受け継ぎ、ブルジョア革命からプロレタリア革命への歴史的必然を説いていた。(米原謙「丸山眞男と社会主義」『思想』第988号、2006年8月) 
社会主義の理想が日本のインテリを魅了したのは、戰後、資本主義の後進国として再スタートした日本人の劣等感を打ち消してくれたからではないかと思う。
日本は米国に戦争で負けた後、政治的にも経済的にも、その米国の後ろについて資本主義の道を歩むことになったが、そうすると後に続く自分たち日本のインテリも追随的で未熟ということになる。 
彼らはその劣等感から脱するために、米国とは違う、社会主義の理想を追ったのではないかと思うのだ。
敗戦コンプレックスから来るインテリの反米感情の裏返しである。 

さすがに、この頃は、老朽化した進歩的文化人のこのような社会主義も影響力を失ってきたが、それでも進歩史観そのものは生きているし、そのウソを信じ込んで、骨の髄までひたってきた老人たちの人生はもはや戻らない。
先日、日本赤軍の最高幹部だった重信房子さんが懲役20年の服役を終え、出所したが、マルクス主義を信仰し、社会主義革命のために銃を乱射して無辜(むこ)の民を殺傷したり、ハイジャック事件を起こしたりしてきた日本赤軍もまた進歩史観の申し子である。
夏草や、マルクスどもが夢の跡。
罪深きは進歩史観である。


当たり前になっていたおかしい事は直していかねばなりません。この件を指摘した者として、しっかり注視して参ります。

2022年06月26日 18時15分12秒 | 全般
以下は今しがた発見した有村治子(参議院議員・全国比例)のツイートからである。
@Arimura_haruko
さすが小野田紀美候補!今朝の産経朝刊一面の記事。
本文中の「13日の参議院決算委員会では自民党が『アンバランスが生じている』と指摘した」との情報は、選挙中でなければ、本来、小野田議員の名前が明記されるべき快挙。
国民益を着実に具現化していく小野田さんをぜひ #岡山選挙区 から国会へ!

引用ツイート
小野田紀美【参議院議員_岡山選挙区】
@onoda_kimi
<独自>中国人留学生のバイト給与の免税撤廃へ https://sankei.com/article/20220625-QV653W5PJNICRMUXI72ZJCYT54/

>滞在国で課税を受けるという近年の国際標準に合わせる。
ひとつひとつ、当たり前になっていたおかしい事は直していかねばなりません。
この件を指摘した者として、しっかり注視して参ります。



自分たちにとって理想的と思われる海外の都合のいい事例を持ってきては「これに比べて日本は遅れている」と言っていた

2022年06月26日 18時05分21秒 | 全般
以下は今日の産経新聞に、ロシアと韓国・・・「歴史は進歩する」のウソ、と題して掲載された、筑波大学名誉教授・古田博司の論文からである。
本論文も彼が戦後の世界で有数の学者であることを証明している。
日本国民のみならず世界中の人達が必読。 
見出し以外の文中強調は私。
いまだに多くの人が、歴史は進歩すると考えている。
人類は過ちを繰り返しながら一歩ずつ進歩してきたのであり、やがて理想の社会へと行き着くというわけだ。
戦争にしたって、第一次世界大戦、第二次世界大戦と多くの過ちから学んできたのだから、いつかは戦争も核兵器もない平和な世界を実現できるという理想を抱く。
こういうことを言う人は、特に新聞やテレビなどに出てくるインテリやマスコミ人に多い。
彼らは、社会がある発展段階を経つつ進歩し、どの国でも必ず近代化できるし、せざるを得ないという進歩史観で世の中を論じようとする。
しかし、ロシアによるウクライナ侵攻は、そういう人たちが、進歩という虚構(ウソ)をばらまいてきたことを証明してしまった。
2度の大戦を経て、冷戦の敗北・ソ連崩壊まで経験したロシアは、またも侵略戦争を始め、ウクライナのみならず、他国も核で恫喝している。
ウクライナでは、ロシアが略奪や暴行、惨殺、強姦、収容所送りをしていることが報道されているが、これなど、第二次大戦末期に日ソ中立条約を破って満洲に攻め込んだソ連軍が、日本人に対してやったことと同じである。
この前近代さながらの所業を見ると、ロシアは1917年のロシア革命から100年以上の歴史を経ても、なんの進歩もしていないと言わざるを得ない。
しかし、進歩史観にとらわれた人々は、そのことがよく理解できない。
だから日本の専門家と呼ばれている人は「まさか本当にウクライナ侵攻をするとは思わなかった」などと思ってしまうのだが、それが現実だのだから仕方がない。
プーチン大統領の言動は、近代的な国家の国際ルールでは説明がつかない。
侵攻を始めたときも、「ウクライナにいるネオナチを打倒し、ロシア人を解放する」などと理由をつけていたが、これなどは韓国が「日本の旭日旗は軍国主義だ。日本は悪だ」などというのと同じレベルのイチャモンである。
古代イスラエルのエフライム族が、ギレアデという土地の人々に、「他国が侵攻したときなぜエフライム族を援軍に呼ばなかったのか。だから今回は我々が攻め込むぞ」などと、理屈の通らないイチャモンをつけて攻め込んだ(旧約聖書の「土師記」)ことが思い起こされる。
プーチン大統領の発想は近代より古代に近いように思われる。
科学の発達は別としても、精神的な意味では、そもそもロシアが近代社会を望んでいるはずだという考え自体が、勝手な思い込みなのかもしれない。
ロシア人の6割以上が、ソ連の社会主義時代がもっともいい時代だと考えているという調査もあるが、社会主義というのは身分制、専制政治、農奴制(共同農場)など古代社会に通じる要素が多く、擬古代社会ともいえる。
土地の所有権も皇帝(ツァーリ)にあり、皇帝専制の下、農奴制が敷かれていたロシア帝国によく似ているのである。

「文在寅保護法」の制定
進歩史観の誤りは、韓国をみると、もっとはっきりしている。
韓国には、今も近代国家の大原則である法の支配が根付いていない。

近代国家の大原則は、条約など国と国との約束を守ることだが、この国は1965年の日韓請求権協定で決着済みの問題を何度も何度も蒸し返している。最近では戦時労働者いわゆる「徴用工」問題をめぐり、法の番人であるはずの韓国大法院(最高裁)が日本企業に賠償を命じている。
韓国では国民統合もいまだに法の支配ではなく、「反日」教育ではかられる。
日本から独立したばかりの黎明期ならば、それもやむを得ないかもしれないが、70年以上も経っているのに今も「反日」という感情論が法の支配に優先するのである。
近代的な国家指導者ならば、こうした現実を憂え、法の支配を根付かせようとするものだが、韓国では元首たる大統領が自ら法治を骨抜きにしようとする。
韓国には退任した大統領を次の政権が逮捕する「伝統」があるのは周知の通りだが、文在寅(ムンジェイン)前大統領は自分が逮捕されないように、在任中にいわゆる「文在寅保護法」ともいうべき法改正を行わせ、検察から独自の捜査権の大半を奪ってしまった。
このように日本では考えられないことが韓国でなぜまかり通るのか、進歩史観では説明がつかない。
新しい尹錫悦(ユンソンニョ)ル大統領になり、韓国は変わる、日韓関係も改善すると期待する人たちも少なくないようだが、果たして本当かと思う。
こう書くと、まるでロシアや韓国の悪口を書いているみたいに思われるかもしれないが、そうではない。
どんな国も進歩して近代化するのだという進歩史観で、ロシアや韓国を見ると、その史観のおかしさが露呈するということを言っているに過ぎない。
ロシアも韓国も、そういう国なのだから、そのまま受け止めるしかない。
むしろ進歩史観に照らして、「ロシアも韓国もこういう国になるに違いない」と思いこんで接すれば、自分たちの勝手な理想を押し付けることになるから、彼らにすれば迷惑なはずである。
マルクスどもが夢の跡
進歩史観はかつて、国家は歴史的な進歩の末に社会主義の理想にたどり着くというインテリたちのマルクス主義の土台となった。
日本では過去に「進歩的文化人」と呼ばれるインテリたちが朝日新聞などをにぎわし、自分たちにとって理想的と思われる海外の都合のいい事例を持ってきては「これに比べて日本は遅れている」と言っていたものだが、彼らの頭には、資本主義は社会主義に劣るもので、今の資本主義は社会主義という理想に進歩するのだ、しなければならない、それが「歴史的必然」だという考えがあった。
それは共産主義者や社会主義者を自称する者だけではない。
代表的な戦後知識人である丸山眞男も、その講義録でマルクス主義講座派(日本のマルクス主義者の一派)を受け継ぎ、ブルジョア革命からプロレタリア革命への歴史的必然を説いていた。(米原謙「丸山眞男と社会主義」『思想』第988号、2006年8月) 
社会主義の理想が日本のインテリを魅了したのは、戰後、資本主義の後進国として再スタートした日本人の劣等感を打ち消してくれたからではないかと思う。
日本は米国に戦争で負けた後、政治的にも経済的にも、その米国の後ろについて資本主義の道を歩むことになったが、そうすると後に続く自分たち日本のインテリも追随的で未熟ということになる。 
彼らはその劣等感から脱するために、米国とは違う、社会主義の理想を追ったのではないかと思うのだ。
敗戦コンプレックスから来るインテリの反米感情の裏返しである。 

さすがに、この頃は、老朽化した進歩的文化人のこのような社会主義も影響力を失ってきたが、それでも進歩史観そのものは生きているし、そのウソを信じ込んで、骨の髄までひたってきた老人たちの人生はもはや戻らない。
先日、日本赤軍の最高幹部だった重信房子さんが懲役20年の服役を終え、出所したが、マルクス主義を信仰し、社会主義革命のために銃を乱射して無辜(むこ)の民を殺傷したり、ハイジャック事件を起こしたりしてきた日本赤軍もまた進歩史観の申し子である。
夏草や、マルクスどもが夢の跡。
罪深きは進歩史観である。

豊富な鉱物資源を狙った中国の横暴…国家ぐるみで無許可調査の結果を学術論文として発表

2022年06月26日 17時34分08秒 | 全般
以下は今しがた発見した門田隆将氏のツイートからである。
@KadotaRyusho
中国が今度は石垣島北方のEEZ内で海底堆積物を試掘し“日本の資源管理侵害”と産経スクープ。
豊富な鉱物資源を狙った中国の横暴がまたも。
近年、中国は国家ぐるみで無許可調査の結果を学術論文として発表している、と。
科学分野も“力による現状変更”の中国。
傍若無人に限りなし
sankei.com
<独自>中国、石垣沖で試掘か 日本の資源管理侵害
6月上旬に沖縄県・石垣島北方の排他的経済水域(EEZ)内で活動が確認された中国の海洋調査船「東方紅3」が海底の堆積物を試掘した疑
https://www.sankei.com/article/20220625-LHK67OYTSVL3RMANRHZBRCDHAI/




結果は11:10で巨人の負け…「負けに不思議の負けなし」

2022年06月26日 17時28分08秒 | 全般
以下は15:15にアメーバで発信した章である。
プロ野球の話。
巨人VSヤクルト。昨日に続いて巨人圧勝の様相で試合が始まった。
戸郷は普通の調子。ただ、今日の神宮球場は風が強い。
巨人が昨日に続いて連打で3点を入れた1回裏。
先頭打者である塩見の全く何でもない1塁前に上がったファールフライを1塁手が見失うミスからヤクルトがすぐさま1点を返す。
巨人は昨日の勢いを失ってはいない。5点目を取る。
尚、1アウト満塁で打者は戸郷。
次の一番打者に任せるしかない。
ところが、ここで原は、またもや1点を取りに動いた。
スクイズ…完全に見破られ三塁走者はアウト。
ツーストライク後、戸郷は三振。
原が動くのは負け戦の兆候。
嫌になって、私はエンジェルスVSマリナーズの方に目を移した。
字幕に大谷16号。
録画を巻き戻し、その場面を観た。
今年一番の凄いスイング、快音、弾丸ライナーで飛距離は大谷史上4番目。
一方、巨人は私の予感通り。
その裏、レフトがゴロを後逸する。
ツーアウト後に完全に打ち取った平凡なフライが強風でセンター前ヒットになる。
ここで私はトイレに立った。
戻って来て驚いた。
原は戸郷を変えていた。投手は今村、忽ち逆転ホームランを打たれた。
戸郷は普通の調子だっただけではなく、今は、実質的な巨人のエースである。
それを、こんな内容だったにも拘わらず、5回途中で交代させる。
*ここは3回途中の間違い。
今日の勝敗の結果は分からないが、今の所、「負けに不思議の負けなし」である。
巨人戦の興味が殆ど失せた私は、今朝、ネットのニュースでみた、大谷のトレード…等にまつわる話題をチェックした。
私は、このニュースに相当な可能性があると感じていた。
大谷の雰囲気が100%でなかったからである。
早ければ今年のトレード期限までに。
移籍先はドジャース?パドレス?ヤンキース?ブレーブス?アストロズ?1,2位を争っているチームに絞られる事は当然。
さっきベンチで、大谷凡退後のベンチでの、トラウトと大谷の会話には、ちょっと剣呑な空気が漂っていた。
しかもエンジェルスのオーナーの状況(経営状況)は芳しくないのである。
この稿続く。
これを書いている内に代打の中田が豪快なホームラン、ツーアウト後、丸がホームランで同点。
はてさて、結果は如何に?

*結果は11:10で巨人の負け…「負けに不思議の負けなし」
敗因は普通の調子だった、今、実質的には巨人のエースである戸郷を、まだ勝っていた3回途中で代えた事。
完全に打ち取った打球が強風で安打に成った。
代えた理由には、その前の回に、戸郷がスクイズを失敗した事もあったはずである。
原が動かなければ、巨人は強いチームだ。
MLBに比べたら経営力やファンサービスにおいて天と地ほどの差があるNPB。
NPBだけしか知らない解説者は、例えば、中田の打率の低さを問題にする。
先日、MLB.TVに加入した私は、以来、毎朝、MLBを観るという楽しみが増えた。
この楽しみは、かなり強烈である。
そこで初めて気が着いた事がある。
MLBには、中心打者も含めて、打率は低いが、いつも先発メンバーに名を連ねている選手が多い。
ドジャースのベリンジャーはその最たるものである。
先年の爆発的な活躍は、故障以来、打率は2割を切ろうかというところで影を潜めている。それで打順も8番に下がっている。
だが彼は、ここぞという時に打つ。
ベリンジャーの様な打者が8番にいるドジャースは、だから強いとも言えるだろう。
ベリンジャーにはチャンスに一発と好打を放つ怖さがある。



日本人留学生が中国で就労許可を受けるのは難しく片務的と小野田紀美自民議員が追及。選挙も頑張れ

2022年06月26日 14時38分14秒 | 全般
以下は今しがた発見した門田隆将氏のツイートからである。
日本国民全員、特に、岡山県民全員が必聴。
@KadotaRyusho
日本でアルバイトをする中国人留学生に適用の“給与免税措置”撤廃に向け政府が日中租税条約改正を検討中と産経スクープ。
同条約は1983年締結。
日本人留学生が中国で就労許可を受けるのは難しく片務的と小野田紀美自民議員が追及。
毅然とした小野田氏の活動に敬意。
選挙も頑張れ

sankei.com
<独自>中国人留学生のバイト給与の免税撤廃へ
日本でアルバイトをする中国人留学生に適用されている給与の免税措置の撤廃に向け、政府が日中租税条約の改正を検討していることが25







「反日」という感情論が法の支配に優先…日本では考えられないことが韓国でなぜまかり通るのか、進歩史観では説明がつかない

2022年06月26日 12時44分51秒 | 全般

以下は今日の産経新聞に、ロシアと韓国・・・「歴史は進歩する」のウソ、と題して掲載された、筑波大学名誉教授・古田博司の論文からである。
本論文も彼が戦後の世界で有数の学者であることを証明している。
日本国民のみならず世界中の人達が必読。 
見出し以外の文中強調は私。
いまだに多くの人が、歴史は進歩すると考えている。
人類は過ちを繰り返しながら一歩ずつ進歩してきたのであり、やがて理想の社会へと行き着くというわけだ。
戦争にしたって、第一次世界大戦、第二次世界大戦と多くの過ちから学んできたのだから、いつかは戦争も核兵器もない平和な世界を実現できるという理想を抱く。
こういうことを言う人は、特に新聞やテレビなどに出てくるインテリやマスコミ人に多い。
彼らは、社会がある発展段階を経つつ進歩し、どの国でも必ず近代化できるし、せざるを得ないという進歩史観で世の中を論じようとする。
しかし、ロシアによるウクライナ侵攻は、そういう人たちが、進歩という虚構(ウソ)をばらまいてきたことを証明してしまった。
2度の大戦を経て、冷戦の敗北・ソ連崩壊まで経験したロシアは、またも侵略戦争を始め、ウクライナのみならず、他国も核で恫喝している。
ウクライナでは、ロシアが略奪や暴行、惨殺、強姦、収容所送りをしていることが報道されているが、これなど、第二次大戦末期に日ソ中立条約を破って満洲に攻め込んだソ連軍が、日本人に対してやったことと同じである。
この前近代さながらの所業を見ると、ロシアは1917年のロシア革命から100年以上の歴史を経ても、なんの進歩もしていないと言わざるを得ない。
しかし、進歩史観にとらわれた人々は、そのことがよく理解できない。
だから日本の専門家と呼ばれている人は「まさか本当にウクライナ侵攻をするとは思わなかった」などと思ってしまうのだが、それが現実だのだから仕方がない。
プーチン大統領の言動は、近代的な国家の国際ルールでは説明がつかない。
侵攻を始めたときも、「ウクライナにいるネオナチを打倒し、ロシア人を解放する」などと理由をつけていたが、これなどは韓国が「日本の旭日旗は軍国主義だ。日本は悪だ」などというのと同じレベルのイチャモンである。
古代イスラエルのエフライム族が、ギレアデという土地の人々に、「他国が侵攻したときなぜエフライム族を援軍に呼ばなかったのか。だから今回は我々が攻め込むぞ」などと、理屈の通らないイチャモンをつけて攻め込んだ(旧約聖書の「土師記」)ことが思い起こされる。
プーチン大統領の発想は近代より古代に近いように思われる。
科学の発達は別としても、精神的な意味では、そもそもロシアが近代社会を望んでいるはずだという考え自体が、勝手な思い込みなのかもしれない。
ロシア人の6割以上が、ソ連の社会主義時代がもっともいい時代だと考えているという調査もあるが、社会主義というのは身分制、専制政治、農奴制(共同農場)など古代社会に通じる要素が多く、擬古代社会ともいえる。
土地の所有権も皇帝(ツァーリ)にあり、皇帝専制の下、農奴制が敷かれていたロシア帝国によく似ているのである。

「文在寅保護法」の制定
進歩史観の誤りは、韓国をみると、もっとはっきりしている。
韓国には、今も近代国家の大原則である法の支配が根付いていない。

近代国家の大原則は、条約など国と国との約束を守ることだが、この国は1965年の日韓請求権協定で決着済みの問題を何度も何度も蒸し返している。最近では戦時労働者いわゆる「徴用工」問題をめぐり、法の番人であるはずの韓国大法院(最高裁)が日本企業に賠償を命じている。
韓国では国民統合もいまだに法の支配ではなく、「反日」教育ではかられる。
日本から独立したばかりの黎明期ならば、それもやむを得ないかもしれないが、70年以上も経っているのに今も「反日」という感情論が法の支配に優先するのである。
近代的な国家指導者ならば、こうした現実を憂え、法の支配を根付かせようとするものだが、韓国では元首たる大統領が自ら法治を骨抜きにしようとする。
韓国には退任した大統領を次の政権が逮捕する「伝統」があるのは周知の通りだが、文在寅(ムンジェイン)前大統領は自分が逮捕されないように、在任中にいわゆる「文在寅保護法」ともいうべき法改正を行わせ、検察から独自の捜査権の大半を奪ってしまった。
このように日本では考えられないことが韓国でなぜまかり通るのか、進歩史観では説明がつかない。
新しい尹錫悦(ユンソンニョ)ル大統領になり、韓国は変わる、日韓関係も改善すると期待する人たちも少なくないようだが、果たして本当かと思う。
こう書くと、まるでロシアや韓国の悪口を書いているみたいに思われるかもしれないが、そうではない。
どんな国も進歩して近代化するのだという進歩史観で、ロシアや韓国を見ると、その史観のおかしさが露呈するということを言っているに過ぎない。
ロシアも韓国も、そういう国なのだから、そのまま受け止めるしかない。
むしろ進歩史観に照らして、「ロシアも韓国もこういう国になるに違いない」と思いこんで接すれば、自分たちの勝手な理想を押し付けることになるから、彼らにすれば迷惑なはずである。
マルクスどもが夢の跡
進歩史観はかつて、国家は歴史的な進歩の末に社会主義の理想にたどり着くというインテリたちのマルクス主義の土台となった。
日本では過去に「進歩的文化人」と呼ばれるインテリたちが朝日新聞などをにぎわし、自分たちにとって理想的と思われる海外の都合のいい事例を持ってきては「これに比べて日本は遅れている」と言っていたものだが、彼らの頭には、資本主義は社会主義に劣るもので、今の資本主義は社会主義という理想に進歩するのだ、しなければならない、それが「歴史的必然」だという考えがあった。
それは共産主義者や社会主義者を自称する者だけではない。
代表的な戦後知識人である丸山眞男も、その講義録でマルクス主義講座派(日本のマルクス主義者の一派)を受け継ぎ、ブルジョア革命からプロレタリア革命への歴史的必然を説いていた。(米原謙「丸山眞男と社会主義」『思想』第988号、2006年8月) 
社会主義の理想が日本のインテリを魅了したのは、戰後、資本主義の後進国として再スタートした日本人の劣等感を打ち消してくれたからではないかと思う。
日本は米国に戦争で負けた後、政治的にも経済的にも、その米国の後ろについて資本主義の道を歩むことになったが、そうすると後に続く自分たち日本のインテリも追随的で未熟ということになる。 
彼らはその劣等感から脱するために、米国とは違う、社会主義の理想を追ったのではないかと思うのだ。
敗戦コンプレックスから来るインテリの反米感情の裏返しである。 
さすがに、この頃は、老朽化した進歩的文化人のこのような社会主義も影響力を失ってきたが、それでも進歩史観そのものは生きているし、そのウソを信じ込んで、骨の髄までひたってきた老人たちの人生はもはや戻らない。
先日、日本赤軍の最高幹部だった重信房子さんが懲役20年の服役を終え、出所したが、マルクス主義を信仰し、社会主義革命のために銃を乱射して無辜(むこ)の民を殺傷したり、ハイジャック事件を起こしたりしてきた日本赤軍もまた進歩史観の申し子である。
夏草や、マルクスどもが夢の跡。
罪深きは進歩史観である。

 


進歩史観の誤りは、韓国をみると、もっとはっきりしている。韓国には、今も近代国家の大原則である法の支配が根付いていない。

2022年06月26日 12時40分05秒 | 全般

以下は今日の産経新聞に、ロシアと韓国・・・「歴史は進歩する」のウソ、と題して掲載された、筑波大学名誉教授・古田博司の論文からである。
本論文も彼が戦後の世界で有数の学者であることを証明している。
日本国民のみならず世界中の人達が必読。 
見出し以外の文中強調は私。
いまだに多くの人が、歴史は進歩すると考えている。
人類は過ちを繰り返しながら一歩ずつ進歩してきたのであり、やがて理想の社会へと行き着くというわけだ。
戦争にしたって、第一次世界大戦、第二次世界大戦と多くの過ちから学んできたのだから、いつかは戦争も核兵器もない平和な世界を実現できるという理想を抱く。
こういうことを言う人は、特に新聞やテレビなどに出てくるインテリやマスコミ人に多い。
彼らは、社会がある発展段階を経つつ進歩し、どの国でも必ず近代化できるし、せざるを得ないという進歩史観で世の中を論じようとする。
しかし、ロシアによるウクライナ侵攻は、そういう人たちが、進歩という虚構(ウソ)をばらまいてきたことを証明してしまった。
2度の大戦を経て、冷戦の敗北・ソ連崩壊まで経験したロシアは、またも侵略戦争を始め、ウクライナのみならず、他国も核で恫喝している。
ウクライナでは、ロシアが略奪や暴行、惨殺、強姦、収容所送りをしていることが報道されているが、これなど、第二次大戦末期に日ソ中立条約を破って満洲に攻め込んだソ連軍が、日本人に対してやったことと同じである。
この前近代さながらの所業を見ると、ロシアは1917年のロシア革命から100年以上の歴史を経ても、なんの進歩もしていないと言わざるを得ない。
しかし、進歩史観にとらわれた人々は、そのことがよく理解できない。
だから日本の専門家と呼ばれている人は「まさか本当にウクライナ侵攻をするとは思わなかった」などと思ってしまうのだが、それが現実だのだから仕方がない。
プーチン大統領の言動は、近代的な国家の国際ルールでは説明がつかない。
侵攻を始めたときも、「ウクライナにいるネオナチを打倒し、ロシア人を解放する」などと理由をつけていたが、これなどは韓国が「日本の旭日旗は軍国主義だ。日本は悪だ」などというのと同じレベルのイチャモンである。
古代イスラエルのエフライム族が、ギレアデという土地の人々に、「他国が侵攻したときなぜエフライム族を援軍に呼ばなかったのか。だから今回は我々が攻め込むぞ」などと、理屈の通らないイチャモンをつけて攻め込んだ(旧約聖書の「土師記」)ことが思い起こされる。
プーチン大統領の発想は近代より古代に近いように思われる。
科学の発達は別としても、精神的な意味では、そもそもロシアが近代社会を望んでいるはずだという考え自体が、勝手な思い込みなのかもしれない。
ロシア人の6割以上が、ソ連の社会主義時代がもっともいい時代だと考えているという調査もあるが、社会主義というのは身分制、専制政治、農奴制(共同農場)など古代社会に通じる要素が多く、擬古代社会ともいえる。
土地の所有権も皇帝(ツァーリ)にあり、皇帝専制の下、農奴制が敷かれていたロシア帝国によく似ているのである。

「文在寅保護法」の制定
進歩史観の誤りは、韓国をみると、もっとはっきりしている。
韓国には、今も近代国家の大原則である法の支配が根付いていない。

近代国家の大原則は、条約など国と国との約束を守ることだが、この国は1965年の日韓請求権協定で決着済みの問題を何度も何度も蒸し返している。最近では戦時労働者いわゆる「徴用工」問題をめぐり、法の番人であるはずの韓国大法院(最高裁)が日本企業に賠償を命じている。
韓国では国民統合もいまだに法の支配ではなく、「反日」教育ではかられる。
日本から独立したばかりの黎明期ならば、それもやむを得ないかもしれないが、70年以上も経っているのに今も「反日」という感情論が法の支配に優先するのである。
近代的な国家指導者ならば、こうした現実を憂え、法の支配を根付かせようとするものだが、韓国では元首たる大統領が自ら法治を骨抜きにしようとする。
韓国には退任した大統領を次の政権が逮捕する「伝統」があるのは周知の通りだが、文在寅(ムンジェイン)前大統領は自分が逮捕されないように、在任中にいわゆる「文在寅保護法」ともいうべき法改正を行わせ、検察から独自の捜査権の大半を奪ってしまった。
このように日本では考えられないことが韓国でなぜまかり通るのか、進歩史観では説明がつかない。
新しい尹錫悦(ユンソンニョ)ル大統領になり、韓国は変わる、日韓関係も改善すると期待する人たちも少なくないようだが、果たして本当かと思う。
こう書くと、まるでロシアや韓国の悪口を書いているみたいに思われるかもしれないが、そうではない。
どんな国も進歩して近代化するのだという進歩史観で、ロシアや韓国を見ると、その史観のおかしさが露呈するということを言っているに過ぎない。
ロシアも韓国も、そういう国なのだから、そのまま受け止めるしかない。
むしろ進歩史観に照らして、「ロシアも韓国もこういう国になるに違いない」と思いこんで接すれば、自分たちの勝手な理想を押し付けることになるから、彼らにすれば迷惑なはずである。
マルクスどもが夢の跡
進歩史観はかつて、国家は歴史的な進歩の末に社会主義の理想にたどり着くというインテリたちのマルクス主義の土台となった。
日本では過去に「進歩的文化人」と呼ばれるインテリたちが朝日新聞などをにぎわし、自分たちにとって理想的と思われる海外の都合のいい事例を持ってきては「これに比べて日本は遅れている」と言っていたものだが、彼らの頭には、資本主義は社会主義に劣るもので、今の資本主義は社会主義という理想に進歩するのだ、しなければならない、それが「歴史的必然」だという考えがあった。
それは共産主義者や社会主義者を自称する者だけではない。
代表的な戦後知識人である丸山眞男も、その講義録でマルクス主義講座派(日本のマルクス主義者の一派)を受け継ぎ、ブルジョア革命からプロレタリア革命への歴史的必然を説いていた。(米原謙「丸山眞男と社会主義」『思想』第988号、2006年8月) 
社会主義の理想が日本のインテリを魅了したのは、戰後、資本主義の後進国として再スタートした日本人の劣等感を打ち消してくれたからではないかと思う。
日本は米国に戦争で負けた後、政治的にも経済的にも、その米国の後ろについて資本主義の道を歩むことになったが、そうすると後に続く自分たち日本のインテリも追随的で未熟ということになる。 
彼らはその劣等感から脱するために、米国とは違う、社会主義の理想を追ったのではないかと思うのだ。
敗戦コンプレックスから来るインテリの反米感情の裏返しである。 
さすがに、この頃は、老朽化した進歩的文化人のこのような社会主義も影響力を失ってきたが、それでも進歩史観そのものは生きているし、そのウソを信じ込んで、骨の髄までひたってきた老人たちの人生はもはや戻らない。
先日、日本赤軍の最高幹部だった重信房子さんが懲役20年の服役を終え、出所したが、マルクス主義を信仰し、社会主義革命のために銃を乱射して無辜(むこ)の民を殺傷したり、ハイジャック事件を起こしたりしてきた日本赤軍もまた進歩史観の申し子である。
夏草や、マルクスどもが夢の跡。
罪深きは進歩史観である。

 


ロシアによるウクライナ侵攻は、そういう人たちが、進歩という虚構(ウソ)をばらまいてきたことを証明してしまった。

2022年06月26日 12時33分22秒 | 全般
以下は今日の産経新聞に、ロシアと韓国・・・「歴史は進歩する」のウソ、と題して掲載された、筑波大学名誉教授・古田博司の論文からである。
本論文も彼が戦後の世界で有数の学者であることを証明している。
日本国民のみならず世界中の人達が必読。 
見出し以外の文中強調は私。
いまだに多くの人が、歴史は進歩すると考えている。
人類は過ちを繰り返しながら一歩ずつ進歩してきたのであり、やがて理想の社会へと行き着くというわけだ。
戦争にしたって、第一次世界大戦、第二次世界大戦と多くの過ちから学んできたのだから、いつかは戦争も核兵器もない平和な世界を実現できるという理想を抱く。
こういうことを言う人は、特に新聞やテレビなどに出てくるインテリやマスコミ人に多い。
彼らは、社会がある発展段階を経つつ進歩し、どの国でも必ず近代化できるし、せざるを得ないという進歩史観で世の中を論じようとする。
しかし、ロシアによるウクライナ侵攻は、そういう人たちが、進歩という虚構(ウソ)をばらまいてきたことを証明してしまった。
2度の大戦を経て、冷戦の敗北・ソ連崩壊まで経験したロシアは、またも侵略戦争を始め、ウクライナのみならず、他国も核で恫喝している。
ウクライナでは、ロシアが略奪や暴行、惨殺、強姦、収容所送りをしていることが報道されているが、これなど、第二次大戦末期に日ソ中立条約を破って満洲に攻め込んだソ連軍が、日本人に対してやったことと同じである。

この前近代さながらの所業を見ると、ロシアは1917年のロシア革命から100年以上の歴史を経ても、なんの進歩もしていないと言わざるを得ない。
しかし、進歩史観にとらわれた人々は、そのことがよく理解できない。
だから日本の専門家と呼ばれている人は「まさか本当にウクライナ侵攻をするとは思わなかった」などと思ってしまうのだが、それが現実だのだから仕方がない。
プーチン大統領の言動は、近代的な国家の国際ルールでは説明がつかない。
侵攻を始めたときも、「ウクライナにいるネオナチを打倒し、ロシア人を解放する」などと理由をつけていたが、これなどは韓国が「日本の旭日旗は軍国主義だ。日本は悪だ」などというのと同じレベルのイチャモンである。
古代イスラエルのエフライム族が、ギレアデという土地の人々に、「他国が侵攻したときなぜエフライム族を援軍に呼ばなかったのか。だから今回は我々が攻め込むぞ」などと、理屈の通らないイチャモンをつけて攻め込んだ(旧約聖書の「土師記」)ことが思い起こされる。
プーチン大統領の発想は近代より古代に近いように思われる。
科学の発達は別としても、精神的な意味では、そもそもロシアが近代社会を望んでいるはずだという考え自体が、勝手な思い込みなのかもしれない。
ロシア人の6割以上が、ソ連の社会主義時代がもっともいい時代だと考えているという調査もあるが、社会主義というのは身分制、専制政治、農奴制(共同農場)など古代社会に通じる要素が多く、擬古代社会ともいえる。
土地の所有権も皇帝(ツァーリ)にあり、皇帝専制の下、農奴制が敷かれていたロシア帝国によく似ているのである。

「文在寅保護法」の制定
進歩史観の誤りは、韓国をみると、もっとはっきりしている。
韓国には、今も近代国家の大原則である法の支配が根付いていない。
近代国家の大原則は、条約など国と国との約束を守ることだが、この国は1965年の日韓請求権協定で決着済みの問題を何度も何度も蒸し返している。最近では戦時労働者いわゆる「徴用工」問題をめぐり、法の番人であるはずの韓国大法院(最高裁)が日本企業に賠償を命じている。
韓国では国民統合もいまだに法の支配ではなく、「反日」教育ではかられる。日本から独立したばかりの黎明期ならば、それもやむを得ないかもしれないが、70年以上も経っているのに今も「反日」という感情論が法の支配に優先するのである。
近代的な国家指導者ならば、こうした現実を憂え、法の支配を根付かせようとするものだが、韓国では元首たる大統領が自ら法治を骨抜きにしようとする。韓国には退任した大統領を次の政権が逮捕する「伝統」があるのは周知の通りだが、文在寅(ムンジェイン)前大統領は自分が逮捕されないように、在任中にいわゆる「文在寅保護法」ともいうべき法改正を行わせ、検察から独自の捜査権の大半を奪ってしまった。
このように日本では考えられないことが韓国でなぜまかり通るのか、進歩史観では説明かつかない。
新しい尹錫悦(ユンソンニョ)ル大統領になり、韓国は変わる、日韓関係も改善すると期待する人たちも少なくないようだが、果たして本当かと思う。
こう書くと、まるでロシアや韓国の悪口を書いているみたいに思われるかもしれないが、そうではない。
どんな国も進歩して近代化するのだという進歩史観で、ロシアや韓国を見ると、その史観のおかしさが露呈するということを言っているに過ぎない。
ロシアも韓国も、そういう国なのだから、そのまま受け止めるしかない。
むしろ進歩史観に照らして、「ロシアも韓国もこういう国になるに違いない」と思いこんで接すれば、自分たちの勝手な理想を押し付けることになるから、彼らにすれば迷惑なはずである。
マルクスどもが夢の跡
進歩史観はかつて、国家は歴史的な進歩の末に社会主義の理想にたどり着くというインテリたちのマルクス主義の土台となった。
日本では過去に「進歩的文化人」と呼ばれるインテリたちが朝日新聞などをにぎわし、自分たちにとって理想的と思われる海外の都合のいい事例を持ってきては「これに比べて日本は遅れている」と言っていたものだが、彼らの頭には、資本主義は社会主義に劣るもので、今の資本主義は社会主義という理想に進歩するのだ、しなければならない、それが「歴史的必然」だという考えがあった。
それは共産主義者や社会主義者を自称する者だけではない。
代表的な戦後知識人である丸山眞男も、その講義録でマルクス主義講座派(日本のマルクス主義者の一派)を受け継ぎ、ブルジョア革命からプロレタリア革命への歴史的必然を説いていた。(米原謙「丸山眞男と社会主義」『思想』第988号、2006年8月) 
社会主義の理想が日本のインテリを魅了したのは、戰後、資本主義の後進国として再スタートした日本人の劣等感を打ち消してくれたからではないかと思う。
日本は米国に戦争で負けた後、政治的にも経済的にも、その米国の後ろについて資本主義の道を歩むことになったが、そうすると後に続く自分たち日本のインテリも追随的で未熟ということになる。 
彼らはその劣等感から脱するために、米国とは違う、社会主義の理想を追ったのではないかと思うのだ。
敗戦コンプレックスから来るインテリの反米感情の裏返しである。 
さすがに、この頃は、老朽化した進歩的文化人のこのような社会主義も影響力を失ってきたが、それでも進歩史観そのものは生きているし、そのウソを信じ込んで、骨の髄までひたってきた老人たちの人生はもはや戻らない。
先日、日本赤軍の最高幹部だった重信房子さんが懲役20年の服役を終え、出所したが、マルクス主義を信仰し、社会主義革命のために銃を乱射して無辜(むこ)の民を殺傷したり、ハイジャック事件を起こしたりしてきた日本赤軍もまた進歩史観の申し子である。
夏草や、マルクスどもが夢の跡。
罪深きは進歩史観である。




WHOテドロス事務局長が新型コロナ研究所起源を信じていると漏らしたなど、大きな動きがあります

2022年06月26日 11時47分44秒 | 全般
以下は今しがた発見した掛谷英紀氏のツイートからである。
日本国民全員が必聴。
石平太郎さんがリツイート
Hideki Kakeya, Dr.Eng.
@hkakeya
今週木曜日、石平チャンネルにお邪魔します。
WHOテドロス事務局長が新型コロナ研究所起源を信じていると漏らしたなど、大きな動きがありますので、その辺りを紹介させていただく予定です。
この問題に対し中国がどう動くかなど、私から石平先生にお聞きしたいことも沢山あります。
宜しくお願いします。

引用ツイート
石平太郎
@liyonyon
【ゲスト:掛谷英紀】石平チャンネル〜参院選を斬る〜 第八回 https://nicochannel.jp/sekihei/live/smr3m2SigC2jEUYgy6mTpXLZ

##石平太郎 ##石平 ##中国




上海電力のステルス参入…政界全体に波及する問題の核心

2022年06月26日 11時42分43秒 | 全般
以下は今しがた発見した平井宏治氏のツイートからである。
@KojiHirai6
上海電力のステルス参入から始まったメガソーラーを巡る問題ですが、今回は、政界全体に波及する問題の核心に入り始めます。
強制労働や強制設置案の裏側にも言及します。
再生可能エネルギーについて目から鱗の話をします。
#拡散 #メガソーラー #SDGs
youtube.com
【平井宏治】中国「太陽光利権」に溺れる政治家たち【WiLL増刊号】
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★ウクライナ戦争丸わか
https://youtu.be/WWxCtuviLBM