すずりんの日記

動物好き&読書好き集まれ~!

便利な名前。

2020年04月09日 | ちょっとしたこと


皆さん、「非常勤特別職員」という
名前をご存知でしょうか?

実は、この、非常勤特別職員という
立場で仕事をしていた方が
うちの職場にいたんですよ。

特別職員なんて名前ですけど、
要は、1年の事務補助の契約職員。

その方、そもそも
1年契約だったんですけど、
先月の月初めから、職場の偉い人に、
契約の更新があるかどうか、
何度も確認をしていたんです。
偉い人は、3回目の更新だし
大丈夫だよ!!と言ってくれていました。

でも、雇い止めになったんです。

それも、先月の30日まで
普通に業務をこなして
偉い人も同僚も普段通り接していたのに
業務を終えて帰宅したら
さっきまで一緒に仕事をしていた
偉い人から「更新しないことに
決まったので」と電話があったんです。

契約期間満了の2日前ですよ?
電話一本で済ませられること?

ちょっとやり方が乱暴すぎませんか?

で、私は、前の職場で
ちょっと組合活動を
させていただいていたこともあり、
自治労北海道という組織に、
その同僚のことを相談したんです。

そしたら、「都道府県非常勤特別職員」
という立場は、簡単に言うと、
市長や議員と同じ立場で、
勤務時間や勤務期間、給料という
概念がなく、「労働者」では
無いそうなんですよ。

要は、そういう名前を
与えておいて、体良く
労働させてた、ってわけです。

よって法律上は、
急に期間満了で切られても
文句は言えないんだそうです。

ただ今回のやり方は悪質なため、
どういう経緯でこのように
急な雇止めになったかを
明らかにするための、相談に
乗ることはできる、とのこと。

似たようなもので、
「名ばかり管理職」とか
ありましたよね。
管理職にすると、残業代を
払わなくていいから、
名前だけの役職をつけて
めちゃくちゃ残業させるの。

自治労の担当者の話だと、
これが問題になるから、
非常勤特別職員から
会計年度任用職員に
名前を変えたらしいですよ。

日本中の「都道府県
非常勤特別職員」の皆さん、
もしこれを見ていたら、
皆さんで声を上げましょう。







コメント
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