すずりんの日記

動物好き&読書好き集まれ~!

下流志向。

2023年01月26日 | 本・映画など


教育関係で気になる本を見ると、
内田樹氏が書いたものだった、
ということが最近、多いんですよね〜。

今回の本で、なるほど〜!と
思ったのは、「日本は、子どもの
家庭内労働の機会がなくなったために
子どもが、就学以前に消費主体として
すでに自己を確立している」という点。

そう考えると、子どもが教員に
向ける、「授業という苦役の時間を
金で買おうとする」態度にも
納得がいきます。

日本の格差社会が生んだ、
学力低下やニートの問題が、
子どもや若者が、「積極的に」
学びや労働から逃げていることに
原因がある、とした内田樹氏の
目から鱗の教育論です。

興味のある方は、ぜひ一読を。










コメント
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