
村井実氏の本です。
教師として、子どもに対して
どういう人間観であるべきか、
また、どういう視点が必要か、
という本かと思って読んでましたが、
全く違ってましたね。
教師として、ではなく、
私たち、日本国民の全大人が、
日本という国が、よく生きようと
している人たちに対して寛容であるために、
どういう人間観が必要か、ということを
問うている本であると感じました。
筆者がペスタロッチについて
書いている本を、以前、
読んだことがありましたが、
この本では、福沢諭吉氏について
その人となりを書いてくれています。
興味のある方は、ぜひ一読を。