すずりんの日記

動物好き&読書好き集まれ~!

育てる力。

2024年09月09日 | 本・映画など


北海道日本ハムファイターズの
前監督の栗山英樹さんの本。

栗山さんは監督時代、選手一人一人に
「日本資本主義の父」と呼ばれる
渋沢栄一の著書『論語と算盤』を
渡していたそうですよ。

もちろん、あの、大谷翔平選手も
熟読しているはずです。

「論語は経営に役立つ」
「私心を捨てて組織のために動く」など、
『論語と算盤』の哲学を、
組織を作る上での基礎としていたらしいです。

『論語と算盤』を通じて
「勝てる組織、強い人材」を
作り上げるためにはどうしたらいいのかを、
栗山さん自身の経験を踏まえて
解き明かしていきます。

びっくりしたのは、巻末に、栗山さんと
渋沢栄一の子孫である、渋澤健氏との
対談が特別収録されていて、
渋澤健氏自身も若い頃に『論語と算盤』を
読むように言われて初めて読んだそうですよ。

興味のある方は、ぜひ一読を。





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