すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

進化し続けるキヨちゃん

2007-04-03 11:14:33 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんの天然ぶりは、度々紹介しているので、もうみなさんも詳しくなったことだろう。しかし、進化を続ける彼女に、私はまだまだ付いていけない。
 以前、携帯電話に話しかけると、勝手に文字になって送信され、それが「メール」になると信じていた話を書いた(メール、参照)。
 これが彼女なりに進化すると、どういうことになるか分かるだろうか?
 ある日、私はキヨちゃんと買い物に出掛けた。途中から生憎の雨となる。そこで彼女はつぶやく。
 「まあ、お隣洗濯物干したままだった。大丈夫かな?」
それは、大変。電話してあげなくちゃ・・・と私は車を寄せ、携帯を取り出した。ところが、私の携帯にはお隣の電話が記憶されていなかった。
 「困ったなあ。電話番号わからんわ。」
 「どんな?洗濯物、取り込んだ?」
 「いや、ほなけん、電話番号がわからんのよ。」
 「え、これカメラ付きに変えたけん、見たらお隣の様子わかるんとちがうん?」
・・・・。すごすぎる!どんな未来の電話なのだ。
 また、買い物メモが解読不可能なものがある話も書いた(買い物メモ、参照)。さて、読んだ方、問題です。これは何でしょう?覚えてますか?
 1,乳牛
 2,タンコブ・・・さて、おわかりかな?
 
 今回の新作は「ベンババアー」である。
「便・・・婆ぁ???」私もかなり考えたが、どうしても分からなかった。もしお分かりの方がいたら、表彰状ものの名探偵です。たぶん、コナンくんでも分からないだろう。何故、「ベンババアー」なのか、その根拠がわからないのだから。
 さて、答えを聞くと彼女はこう答えた。
「テッシュペーパー。私が読めたらええの。」
・・・・。良くないと思うのだが・・・。買い物する私はいつまでこの推理とつきあうのだろうか・・・。恐るべし、うちの進化する母。


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コメント (4)
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