すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

医師不足、本当に医師がいないの??

2008-03-19 20:12:03 | ひとりごと
 父の風邪は少しましになった。熱はまだ少しあるがご飯は食べられる。私も少しはましである。一人元気だったキヨちゃんがついでのように咳が出始め、家族揃っての風邪っぴきになった。
 本日父の通院。県立病院の「泌尿器科」と「糖尿外来(内科)」。父は他に「脳外科」と「循環器」と「呼吸器(内科)」と「耳鼻科」と「眼科」を受診している。眼科はもう異常がなければ受診不要だし、耳鼻科は半年に1回でよい。脳外科は3ヶ月に一度。循環器は近所の診療所に移ったので、残りの3つを着き1回のペースで受診している。
 今日糖尿外来に行くと、担当医が
 「実は私今月いっぱいで大学病院に戻るんです。他のドクターも何人かお辞めになるので、引き継ぐことが出来ません。紹介状を書くので、近所の診療所で診てもらってください。」
と言った。
 県立病院とは言え、医師不足は深刻である。脳外科は医師が減っててんてこ舞いしているし、耳鼻科は「パート医」しかいなくなり、医師が来る週3日以外は閉まっている。そこへ一番混む内科の医師が減るのである。これはゆゆしき事態ではなかろうか。
 医師も介護職もどこも人が足りない。かといって、レベルを下げて増やされたのではたまらない。優秀な医師がいても、需要と供給のバランスが取れていない。志の高い医師はいないのか?と叫んでみても、同じ免許を持っていたら、出来れば忙しくなくて訴訟とかのリスクがなくて・・・という科を望むのも仕方あるまい。
 そう考えれば救命救急や小児科産婦人科などの医師は本当に大変なのだろう。
 十分分かってはいるが、何とか医師が増えて欲しい。そうでなくても田舎は次々「じいちゃんドクター」が他界して、医師不足なのだから・・・。

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コメント (4)
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