ゆうべ遅くにキヨちゃんの姉から電話が入った。いつも通りの早口の鹿児島弁だ。すぐキヨちゃんに代わる。
キヨちゃんが電話に出る。しばらく
「ま~!ええ~!ほんま~?」
が続き、電話を切るとキヨちゃんは慌てて私に言った。
「名古屋の○○ちゃん家族が明日来るって。一晩泊まるって。」
○○ちゃんとはキヨちゃんの甥っ子である。一番上の姉の子供。齢61歳。母親が鹿児島で独居生活をしているので、いずれは同居するつもりらしいのでまずはお嫁さんが母親と住むための帰郷である。
名古屋を朝早くに出るというので、朝からキヨちゃんと買い物に。布団も干したかったが生憎の大雨。まあ、布団は夜出してから布団乾燥機にでもかけるか・・・ということになった。
ごちそうもないので、キヨちゃんはお寿司でも作ろうかと、具材の下ごしらえだけして出掛けた。入院中の叔母を見舞って、大急ぎで買い物をして戻ると電話。朝出ると言っていた一行は夕べ真夜中に出たらしく、そこまで来ているはずだ・・・との叔母からの電話だった。
慌てて部屋干ししていた洗濯物を乾燥機に。寄り道したのか、道が分からないのかなかなか着かない一行に、心配した叔母たちから繰り返し
「着いたねえ?」
の電話。携帯電話番号を知らないと言うから、こちらから連絡出来るわけでもない。ひっきりなしに電話がかかると、一行からかかっても繋がらないのだけどなあ・・・と思うがつっこめない。
そうこうするうちに、ようやく着いた。しかし、夕飯のつもりで準備していたので昼ご飯はない。とにかく何か出さなければとお茶やお饅頭を出しながら、お昼の段取りをキヨちゃんが思案していると
「いやいや、長居はできない。今から鹿児島だから。」
と言う。へ~?泊まるのではなかったの?しかも真夜中に名古屋を出て四国に寄って、今から鹿児島?
どうやら耳の遠いキヨちゃんシスターズの早とちり伝言ゲームだったようだ。誰一人泊まる話はしていないらしい。
同級生に電話して近いルートを聞いた。
「若いやつじゃないんやろう?フェリーがましやろう。てにゃわんぞ(手に負えない、大変)。鹿児島って、九州だけでも遠いし。」
とわざわざフェリーの時間まで調べてくれた。
キヨちゃんはキヨちゃんで福岡の甥っ子に電話をしてルートを聞いた。結局運転に慣れているのと、ETCが安いのと、フェリーの空きや時間が不安なのとで、車でそのまま本州経由で帰ることになった。
慌ただしく、父の墓参りもしてくれたが一体何時頃に着くのだろう。今夜は心配で着いたよの電話があるまで、キヨちゃんも落ち着かないだろう。
しかし・・・。何だか疲れた。なんとも慌ただしい一日だった。
キヨちゃんが電話に出る。しばらく
「ま~!ええ~!ほんま~?」
が続き、電話を切るとキヨちゃんは慌てて私に言った。
「名古屋の○○ちゃん家族が明日来るって。一晩泊まるって。」
○○ちゃんとはキヨちゃんの甥っ子である。一番上の姉の子供。齢61歳。母親が鹿児島で独居生活をしているので、いずれは同居するつもりらしいのでまずはお嫁さんが母親と住むための帰郷である。
名古屋を朝早くに出るというので、朝からキヨちゃんと買い物に。布団も干したかったが生憎の大雨。まあ、布団は夜出してから布団乾燥機にでもかけるか・・・ということになった。
ごちそうもないので、キヨちゃんはお寿司でも作ろうかと、具材の下ごしらえだけして出掛けた。入院中の叔母を見舞って、大急ぎで買い物をして戻ると電話。朝出ると言っていた一行は夕べ真夜中に出たらしく、そこまで来ているはずだ・・・との叔母からの電話だった。
慌てて部屋干ししていた洗濯物を乾燥機に。寄り道したのか、道が分からないのかなかなか着かない一行に、心配した叔母たちから繰り返し
「着いたねえ?」
の電話。携帯電話番号を知らないと言うから、こちらから連絡出来るわけでもない。ひっきりなしに電話がかかると、一行からかかっても繋がらないのだけどなあ・・・と思うがつっこめない。
そうこうするうちに、ようやく着いた。しかし、夕飯のつもりで準備していたので昼ご飯はない。とにかく何か出さなければとお茶やお饅頭を出しながら、お昼の段取りをキヨちゃんが思案していると
「いやいや、長居はできない。今から鹿児島だから。」
と言う。へ~?泊まるのではなかったの?しかも真夜中に名古屋を出て四国に寄って、今から鹿児島?
どうやら耳の遠いキヨちゃんシスターズの早とちり伝言ゲームだったようだ。誰一人泊まる話はしていないらしい。
同級生に電話して近いルートを聞いた。
「若いやつじゃないんやろう?フェリーがましやろう。てにゃわんぞ(手に負えない、大変)。鹿児島って、九州だけでも遠いし。」
とわざわざフェリーの時間まで調べてくれた。
キヨちゃんはキヨちゃんで福岡の甥っ子に電話をしてルートを聞いた。結局運転に慣れているのと、ETCが安いのと、フェリーの空きや時間が不安なのとで、車でそのまま本州経由で帰ることになった。
慌ただしく、父の墓参りもしてくれたが一体何時頃に着くのだろう。今夜は心配で着いたよの電話があるまで、キヨちゃんも落ち着かないだろう。
しかし・・・。何だか疲れた。なんとも慌ただしい一日だった。